結論からお伝えすると、Audible(オーディブル)には学生向けの「学割」プランはありません。学生も社会人と同じ料金プランを利用します。
また、Amazonの学生向けプログラム「Prime Student」の特典にもAudibleは含まれていないため、Prime Student会員でもAudibleの料金は別にかかります。
ただし、Audibleには月額880円の「スタンダードプラン」と月額1,500円の「プレミアムプラン」の2つがあり、30日間の無料体験や休会の仕組みもあります。これらを上手に使えば、学割がなくても出費をかなり抑えられます。
この記事では、Audibleの料金プランの仕組みから、学生が安く使うための5つの方法、クレジットカードを持っていない場合の支払い方法、損しない退会のコツまで分かりやすく解説します。
Audible(オーディブル)に学割はあるのか?【結論:学割プランはなし】
「通学時間やスキマ時間に本を聴きたいけれど、毎月の固定費はなるべく抑えたい」と考える学生の方は多いはずです。まずは、Audibleの学割の有無と料金プランを整理しておきましょう。
学生も料金は同じ!選べる2つの料金プラン
Audibleには学生証の提示などで安くなる学割制度がなく、学生も社会人と同じ料金プランを利用します。Audible公式サイトでは、以下の2つの月額プランが案内されています。
| プラン名 | 月額料金 | プラン内容・特徴 | おすすめの学生 |
|---|---|---|---|
| スタンダードプラン | 880円 | ・すべての作品から毎月1冊を選んで聴ける ・選ばなかった月の分は持ち越せない ・聴き放題や会員割引はなし | ・月に1冊ペースでじっくり聴きたい人 ・毎月の出費を1,000円以下に抑えたい人 |
| プレミアムプラン | 1,500円 | ・数十万以上の対象作品が聴き放題 ・単品購入時の会員割引・会員限定セールあり ・休会ができる | ・月に2冊以上たくさん聴きたい人 ・通学やバイトの移動時間が長い人 |
どちらのプランも、新規の対象となる人は30日間の無料体験を利用できます。無料体験が終わると、選んだプランの月額料金で自動的に更新されます。プレミアムプランの無料体験は、AmazonのAudible会員プラン登録ページから申し込めます。
月に1冊だけ話題の本を聴きたいならスタンダードプラン、月に2冊以上聴くならプレミアムプランが目安です。ビジネス書や小説を書店で1冊買うと1,500円以上かかることも多いため、月に1〜2冊聴くなら十分に元が取れる価格といえます。
Amazonの学割「Prime Student」会員なら安くなる?
大学生や専門学生の多くが利用しているAmazonの学生向けプログラム「Prime Student」。6か月の無料体験があり、その後は月額300円(年額なら2,950円)でプライム会員の特典を使えるサービスです。「同じAmazonのサービスだから、Audibleも安くなるのでは?」と考える方も多いでしょう。
しかし、Prime Studentの特典にAudibleは含まれていません。Prime Studentに登録していても、Audibleを使う場合は別にAudibleの月額料金(880円または1,500円)がかかります。
なお、Audibleでは過去に、プライム会員向けに数か月間の料金を割り引くキャンペーンが行われたことがあります。Prime Student会員もプライム会員として対象になる場合があるので、キャンペーンが行われているときは条件を確認してみましょう。
高校生・中学生・浪人生でもAudibleは利用できる?
AudibleはAmazonアカウントで利用するサービスで、利用できる支払い方法(クレジットカードかデビットカード)を登録できれば、学校の種類に関係なく利用できます。Prime Studentのように「大学・専門学校などの学生だけ」という条件はありません。
Prime Studentの対象は大学・大学院・短大・専門学校・高専の学生のため、高校生や中学生は登録できません。一方、Audibleはもともと学割サービスではないため、学生の種類による違いはなく、誰でも同じ料金です。
未成年の方が利用する場合は、保護者の同意を得てから登録しましょう。自分名義のカードを持っていない場合の対処法は、後ほど詳しく解説します。
学割がなくてもOK!学生がAudibleを安く使う方法5選
学割プランがないとはいえ、毎月1,500円を払い続けるのは学生にとって少し負担が大きいですよね。ここでは、公式の仕組みを使って、学生がAudibleを安く利用する5つの方法を紹介します。
1. まずは「30日間の無料体験」から始める
Audibleを初めて利用する方は、30日間の無料体験を利用できます。無料体験はスタンダードプランとプレミアムプランのどちらにも用意されていて、体験中は有料会員と同じ特典を使えます。
まずは聴き放題の作品が豊富なプレミアムプランで無料体験を始め、自分の生活の中でどれくらい本を聴けるか試してみるのがおすすめです。無料体験中に退会すれば、月額料金はかかりません。
Audibleプレミアムプランの30日間無料体験はこちら(Amazon)
「春休みや夏休みに集中して本を聴きたい」という場合も、まずは無料体験で使い心地を確かめてから、続けるかどうかを決めると無駄がありません。なお、無料体験を使えるのは新規の対象となる人だけなので、過去に利用したことがある場合は対象外になることがあります。
2. 月1冊ペースなら月額880円の「スタンダードプラン」を選ぶ
無料体験のあとも続けたいけれど、月額1,500円は高いと感じる場合は、月額880円のスタンダードプランを検討しましょう。
スタンダードプランは聴き放題ではない代わりに、すべての作品の中から毎月好きな1冊を選んで聴けるプランです。プレミアムプランより毎月620円安く、1年間で7,440円の差になります。
授業やサークル、アルバイトで忙しく、「1か月に1冊聴けるかどうか」というペースの学生なら、スタンダードプランのほうが無駄がありません。ただし、選ばなかった月の分は翌月に持ち越せないので、更新日までに1冊選ぶのを忘れないようにしましょう。Webサイトから登録した場合は、アカウントサービスからプランを切り替えられます。
3. キャンペーンの時期を狙って登録する
すぐに始める必要がない場合は、キャンペーンの時期を狙うのもひとつの方法です。Audibleでは不定期に、一定期間の月額料金が安くなるキャンペーンが行われることがあります。過去には、プライム会員などを対象に、数か月間の料金を割り引くキャンペーンが行われたこともあります。
キャンペーンの内容や対象者、期間はその時によって違います。Amazonの大型セールの時期などにAudible公式サイトやAmazonのお知らせをチェックしておくと、お得に始められる可能性があります。
ただし、キャンペーンは「必ずある」ものではありません。待っている間に使いたい時期を逃してしまうのはもったいないので、使いたいときは30日間の無料体験から始めるのが確実です。
4. 聴かない月は「休会」で支払いを止める
「来月はテストとレポートで聴く時間がない」というときに便利なのが、プレミアムプランの休会です。休会中は月会費が請求されないため、聴かない月の出費を止められます。
休会は12か月に1回までで、期間は30日・60日・90日の中から選べます。手続きはAudibleのWebサイトにサインインし、アカウントサービスの退会手続きへのリンクから「休会する」を選ぶ流れです。手続きが終わるとすぐに休会が始まる点に注意しましょう。
ただし、スタンダードプランや、無料体験などの割引プランを利用している間は休会できません。会員登録から1か月たっていない場合も対象外です。また、休会中は聴き放題の作品を再生できなくなります。
5. 長く使わないときは退会して、必要なときに再入会する
「夏休みが終わったらしばらく聴かない」という場合は、休会ではなく一度退会しておくのもひとつの方法です。退会はいつでもでき、再入会もできます。
退会すると、プレミアムプランの聴き放題で追加した作品や、スタンダードプランで選んだ作品は聴けなくなります。ただし、単品購入した作品は退会後も聴けますし、再入会すればロックされた作品をもう一度利用できます。
聴く時期と聴かない時期がはっきりしている学生なら、使う時期だけ会員になることで、年間の出費を大きく減らせます。なお、iPhoneやAndroidのアプリから(App StoreやGoogle Play経由で)登録すると、表示価格がWebサイトと異なる場合があります。料金を確認しやすいWebサイトから登録するのがおすすめです。
サブスクや固定費をまとめて見直したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【2026年最新】賢い節約術20選|無理なくお金が貯まるコツを固定費・変動費・制度別に解説【シミュレーション】使い方次第で年間いくら変わる?
ここまで紹介した方法を使うと、1年間の支払額がどれくらい変わるのかを比べてみましょう。プレミアムプランを12か月そのまま使い続けると、年間の支払いは18,000円です。
| 使い方の例(12か月) | 計算 | 年間の支払額 |
|---|---|---|
| プレミアムプランを12か月続ける | 1,500円×12か月 | 18,000円 |
| プレミアムプラン(無料体験1か月+有料8か月+休会90日) | 0円+1,500円×8か月+0円 | 12,000円 |
| スタンダードプラン(無料体験1か月+有料11か月) | 0円+880円×11か月 | 9,680円 |
| スタンダードプラン(無料体験1か月+有料5か月、残りは退会) | 0円+880円×5か月 | 4,400円 |
このように、ただ契約し続けるのではなく、自分の予定に合わせてプランを選び、休会や退会を使い分けると、支払いを半分以下にすることもできます。どのくらいのペースで聴くかを最初に考えておくと、自分に合った使い方が見つけやすくなります。
クレカなしでも大丈夫?学生がAudibleに登録する際の支払い方法
学生がAudibleに登録するとき、つまずきやすいのが支払い方法です。Audibleは使える支払い方法が限られているため、事前に確認しておきましょう。
Audibleで使える支払い方法・使えない支払い方法
Audible公式ヘルプによると、Audibleで使える支払い方法はクレジットカードとデビットカード(請求先住所が日本国内のもの)だけです。
PayPayを含むそのほかの支払い方法には対応していません。Amazonでの買い物や、プライム会費の支払いで使っている支払い方法が、Audibleでは使えないこともあるので注意しましょう。
「Amazonでいつも買い物ができているから大丈夫」と思って登録画面に進むと、カード情報の入力を求められて戸惑うことがあります。カードが手元にない場合は、次の方法を検討してください。
参考:お支払い情報の管理について(Audibleヘルプセンター)
クレジットカードを持っていない学生の対処法3つ
クレジットカードを持っていない学生がAudibleに登録する場合は、以下の3つのいずれかの方法で解決できます。
1. 銀行口座と連動した「デビットカード」を作る
銀行口座を持っていれば、VisaデビットやJCBデビットなどのデビットカードを作れます。銀行によっては15歳以上(中学生を除く)から申し込めるものもあります。使ったその場で口座から引き落とされるため、使いすぎの心配が少ないのがメリットです。申し込める年齢や条件は銀行ごとに違うので、各銀行の公式サイトで確認しましょう。
2. 18歳以上なら学生向けのクレジットカードを作る
18歳以上の大学生や専門学生なら、年会費無料のクレジットカードを作る方法もあります。多くのクレジットカードは「18歳以上(高校生を除く)」が申し込みの条件なので、高校生は18歳になっていても作れないことがほとんどです。カードを作るときは、利用限度額や支払い日も確認しておきましょう。
3. 保護者のクレジットカードを登録してもらう
すぐにカードを作れない中学生・高校生の方は、保護者に相談して、保護者のカードを支払い方法として登録してもらう方法もあります。毎月の料金(880円や1,500円)をお小遣いから渡すなど、事前にルールを決めておくとトラブルを防げます。
学生こそAudibleを使うべき!勉強や就活に役立つ4つのメリット
「本は紙や電子書籍で読めばいいのでは?」と思うかもしれませんが、移動時間やスキマ時間が多い学生こそ、耳で聴くAudibleと相性が良いです。学生生活でAudibleがどう役立つのか、具体的なメリットを紹介します。
1. 通学時間やバイトの移動時間が「読書時間」に変わる
満員電車での通学中など、本を広げにくい場面でも、イヤホンがあれば耳だけで読書ができます。たとえば片道45分の通学なら、往復で1日1時間半、20日通えば1か月で約30時間の読書時間が生まれます。
家事や身支度をしながらでも聴けるので、これまで何もしていなかった時間がインプットの時間に変わります。徒歩や自転車で移動するときは、周りの音が聞こえるように音量に注意して、安全を優先しましょう。
2. 倍速再生で効率よくインプットできる
Audibleのアプリでは、再生速度を変えられます。最初は少し速めの速度から始めて、耳が慣れてきたらさらに速くすると、短い時間で1冊を聴き終えられます。
レポートのために何冊も目を通したいときや、試験前に内容を復習したいときにも、倍速再生は便利です。反対に、英語の作品をゆっくり再生して聞き取りの練習をするといった使い方もできます。
3. 語学や資格の勉強にも使える
Audibleには小説やビジネス書だけでなく、語学学習や資格試験に関する作品もあります。英語で朗読された洋書もあるため、英語に耳を慣らしたい学生にも向いています。
ただし、参考書のように図や表を見ながら学ぶ内容は、音声だけでは分かりにくいこともあります。図解が多い勉強は紙や電子書籍、移動中の聞き流しはAudibleというように、使い分けるのがおすすめです。
4. 就活の教養づくりや、目を休めたいときにも役立つ
就職活動では、日頃からどれだけ社会やビジネスの知識に触れているかが問われます。Audibleならビジネス書や教養書を移動中に聴けるので、面接でよく聞かれる「最近読んだ本」の話題づくりにも役立ちます。
また、オンライン授業やレポート作成、SNSなどで、学生は画面を見る時間が長くなりがちです。Audibleなら画面を見ずに本の内容を楽しめるため、目を休めながら読書ができます。寝る前に聴くときは、アプリのスリープタイマーを使うと、自動で再生を止められて便利です。
学生がAudibleを利用する際の注意点と損しない退会のコツ
最後に、「知らないうちにお金を払っていた」という失敗を防ぐための注意点と、確実な退会の手順を解説します。
1. 無料体験が終わると自動で有料に切り替わる
Audibleの無料体験は、期間が終わると自動的に有料会員に切り替わり、月額料金が請求されます。
「無料期間だけ試したい」という場合は、登録した日にスマホのカレンダーなどへ「Audible退会の期限」を入れておきましょう。退会したあとにいつまで聴けるかは、退会手続きの画面や届いたメールで確認できます。
2. iPhoneのアプリからは退会できない!Webサイトから手続きする
Audibleを退会するとき、つまずきやすいのがiPhone(iOS)のAudibleアプリからは退会できないという点です。また、アプリを削除(アンインストール)しただけでは退会にならず、料金の請求が続いてしまいます。
PCサイトから退会する手順は、以下の通りです(公式ヘルプの手順)。
- Audible.co.jpにサインインして「アカウントサービス」へ進む
- 「会員タイプ」の下にある「退会手続きへ」を選ぶ
- ページを下にスクロールして「このまま退会手続きを行う」を選ぶ
- 退会前の案内を確認し、「退会手続きを完了する」を選ぶ
スマホの場合は、ブラウザでAudibleのモバイルサイトにサインインし、メニューの「アカウント情報」から「退会手続きへ」を選んでも手続きできます。Androidのアプリでは、プロフィールの「アカウント」から「Audible会員プランの管理」へ進むと退会できます。AppleやGoogle Play経由で登録した場合は、それぞれのサブスクリプション設定から手続きが必要です。
参考:Audible会員の退会方法(Audibleヘルプセンター)
退会や休会で分からないことがあるときは、カスタマーサービスに問い合わせることもできます。電話やメールでの問い合わせ方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
Audible(オーディブル)の問い合わせ方法|電話・メールの手順3. 退会しても月の途中で返金されるわけではない
公式ヘルプによると、退会を申し込むと、前回の請求日から1か月たった時点で会員資格が終了します。つまり、月の途中で退会しても、残りの期間は会員特典を使えますが、その分の料金が返ってくるわけではありません。
そのため、「来月は使わない」と決めたら、更新日の直前まで待つ必要はなく、早めに退会手続きをしておけば安心です。更新日を過ぎると次の1か月分が請求されるので、更新日は必ず確認しておきましょう。
4. スマホのデータ通信量を抑えるならWi-Fiでダウンロードする
学生にとって、スマホのデータ通信量(ギガ)は気になるポイントですよね。外出先でストリーミング再生を続けると、そのぶんデータ通信量を使います。
通信量を節約するには、自宅などのWi-Fiにつながっているときに、アプリで作品をダウンロードしておくのが基本です。ダウンロードした作品はインターネットに接続していなくても聴けるので、通学中もギガを気にせず楽しめます。聴き終わった作品は端末から削除すれば、スマホの容量も節約できます。
まとめ:学割がなくても工夫次第でAudibleは安く使える
この記事のポイントをまとめます。
- Audibleに学割はなく、月額880円のスタンダードプランと月額1,500円のプレミアムプランから選ぶ
- Prime Studentの特典にAudibleは含まれていないため、料金は別にかかる
- 新規の対象者は、どちらのプランも30日間の無料体験を利用できる
- 月1冊ならスタンダードプラン、聴かない月はプレミアムプランの休会、長く使わないときは退会で出費を抑えられる
- 支払い方法はクレジットカードとデビットカードのみ。カードがない学生はデビットカードが便利
学生時代の通学時間やスキマ時間は、積み重なると大きな時間になります。その時間を耳からの読書にあてれば、知識や教養、語学力を身につけるきっかけになります。まずはAudibleの30日間無料体験で、自分に合うかどうか試してみてください。
