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あんずとびわの違いとは?見た目・味・旬の時期やおすすめの食べ方を徹底比較!

あんずとびわの違いとは?見た目・味・旬の時期やおすすめの食べ方を徹底比較! グルメ

スーパーの店頭や人からのいただき物で、「これってあんず?それともびわ?」と迷った経験はありませんか。どちらも初夏に並ぶオレンジ色のフルーツですが、実は味やおすすめの食べ方がまったく異なります。

あんずとびわの最大の違いは「甘みと酸味のバランス」と「適した食べ方」です。あんずは酸味が強いためジャムやシロップ漬けなど加工に向いており、びわは上品な甘さとみずみずしさがあるため生食に向いています。

この記事では、あんずとびわの違いを見分けるコツや、旬の時期、含まれる栄養素について分かりやすく解説します。

あんずとびわの違いを比較表で一目でチェック!

あんずとびわは、どちらも「バラ科」に属する植物ですが、属するグループや特徴には明確な違いがあります。まずは、それぞれの基本情報を比較表で確認してみましょう。

比較項目あんず(杏)びわ(枇杷)
植物の分類バラ科サクラ属バラ科ビワ属
旬の時期6月下旬〜7月中旬5月上旬〜6月下旬
見た目の特徴丸くてツルッとしている。濃いオレンジ色。卵型で表面に細かい産毛がある。薄いオレンジ〜黄色。
味の特徴酸味が強く、甘みは控えめ(一部例外あり)。酸味が少なく、上品な甘さとたっぷりの果汁がある。
主な食べ方ジャム、シロップ漬けなど加工中心。生食向け品種もある。そのまま皮を剥いて生食するのが一般的。

このように、似ているようで全く違うフルーツであることが分かります。好みの味や用途に合わせて選ぶのがポイントです。

あんず(杏)の特徴とは?味や旬の時期・おすすめの食べ方

あんずは、梅やスモモに近いサクラ属のフルーツです。鮮やかな濃いオレンジ色をしており、コロンとした丸い形が可愛らしい果物として知られています。

旬の時期は非常に短く、6月下旬から7月中旬頃のわずかな期間しか生鮮品は出回りません。そのため、スーパーで見かけたら早めに手に取ることをおすすめします。生のまま食べることも可能ですが、次に紹介するような特徴から、ひと手間加えるのが一般的です。

酸味が魅力!基本は加工向けだが生食できる品種も

あんずの最大の魅力は、その強烈で爽やかな「酸味」にあります。一般的な品種は生で食べると酸っぱさを強く感じやすく、果肉も少し硬めです。

そのため、たっぷりの砂糖と一緒に煮詰めてジャムにしたり、シロップ漬けや果実酒(杏露酒など)に加工したりするのが定番の楽しみ方となっています。加熱することで酸味がまろやかになり、あんず特有の甘酸っぱさと豊かな香りを存分に引き出すことができます。また、水分を飛ばしたドライフルーツ(干しあんず)も人気です。日持ちするうえに栄養がギュッと凝縮されるため、健康的なおやつとしても重宝されています。

ただし、すべてのあんずが生食に向かないわけではありません。近年では「ハーコット」など、酸味が少なく甘みの強い生食用の品種も登場しています。主に長野県(信州)などで栽培されており、旬の時期にはスーパーや直売所に並ぶこともあるので、見かけたらぜひ生のまま味わってみてください。

あんずに含まれる嬉しい栄養素

あんずには、美容や健康をサポートする栄養素が豊富に含まれています。特に注目したいのが、体内でビタミンAに変換される「β-カロテン」の多さです。生のあんず100gあたりに約1400μgものβ-カロテンが含まれており、フルーツの中でもトップクラスの含有量を誇ります。

カロリーは生の状態で100gあたり約36kcalと低めです。ただし、ドライフルーツやシロップ漬けに加工したものは糖分が高くなるため、食べすぎには注意しましょう。

参考:文部科学省 食品成分データベース(あんず/生)

びわ(枇杷)の特徴とは?味や旬の時期・おすすめの食べ方

びわは、初夏を告げる果物として古くから日本で親しまれてきました。あんずと同じバラ科ですが、こちらはビワ属に分類されます。

旬の時期はあんずよりも少し早く、5月上旬から6月下旬にかけて出回ります。形は少し縦に長い卵型をしており、皮の表面が産毛に覆われているのが大きな特徴です。この産毛は、鮮度を保つための重要な役割を果たしています。

みずみずしい甘さ!生食が一番美味しい

びわの果肉は非常に柔らかく、口に入れるとたっぷりの果汁が溢れ出します。酸味がほとんどなく、優しくて上品な甘さが口いっぱいに広がるのがたまりません。

そのため、びわは加工せずに生のまま食べるのが一番美味しく味わえる方法です。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる少し前に冷蔵庫で冷やす程度が適しています。

皮は手で簡単にスッと剥くことができます。中心には大きめの種がいくつか入っているので、種を取り除きながらみずみずしい果肉を堪能してください。ゼリーやコンポートにしても美味しいですが、まずは生で本来の味を楽しむのがおすすめです。

びわに含まれる嬉しい栄養素

びわもあんずと同様にβ-カロテンを含んでいますが、生100gあたりの含有量は約510μgと、あんずに比べると控えめです。カロリーは生100gあたり約40kcalとなっており、ヘルシーな果物と言えます。

また、びわにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸なども含まれており、健康維持をサポートしてくれます。美味しくて栄養もしっかり摂れる、初夏にぴったりのフルーツです。

参考:文部科学省 食品成分データベース(びわ/生)

見た目で簡単に見分ける方法(皮と色に注目)

スーパーに並んでいる果物を見て「どっちだろう?」と迷ったら、まずは「皮の表面」に注目してください。

表面に細かい産毛が生えていて、少し白っぽくくすんだ薄いオレンジ色(または黄色)をしているのが「びわ」です。形も少し縦長で、卵のようなシルエットをしています。

一方、産毛がなく表面がツルッとしており、トマトや柿のように濃く鮮やかなオレンジ色をしているのが「あんず」です。形は綺麗な丸型で、真ん中にくぼみの筋が入っていることが多いのも特徴です。

「産毛がある薄い色がびわ」「ツルッとした濃い色があんず」と覚えておけば、もう店頭で迷うことはありません。

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まとめ

あんずとびわは、どちらも初夏に出回るバラ科のフルーツですが、特徴や味わいは大きく異なります。

  • あんず:酸味が強く加工向き。β-カロテンが豊富。ツルッとした濃いオレンジ色。(※ハーコットなど一部の甘い品種は生食がおすすめ)
  • びわ:みずみずしく上品な甘さで生食向き。そのまま食べるのが一番。産毛が生えた薄いオレンジ色。

どちらも季節を感じられる素晴らしい果物です。それぞれの持ち味を活かした美味しい食べ方で、初夏の味覚を存分に楽しんでください。

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