レシピに「砂糖30g」や「60g」とあっても、わざわざスケールを出すのが面倒だったり、手元になかったりすることってありますよね。
結論から言うと、一般的な上白糖30gは「大さじ3杯+小さじ1杯」、60gは「大さじ6杯+小さじ2杯」が目安です。
ただし、使っている砂糖の種類(グラニュー糖など)によって重さが変わるため、分量を間違えると味付けや仕上がりに失敗してしまうことも。この記事では、砂糖の種類ごとの正確な換算表と、計量スプーンがないときの代用テクニックまで、パッと見てわかるように解説します。
まずは以下のツールで換算してみよう!
※上記は一般的な砂糖(上白糖)の場合の目安です。
砂糖30g・60gは大さじ何杯?【種類別・換算早見表】
一口に砂糖といっても、しっとりした「上白糖」とサラサラした「グラニュー糖」では、同じ大さじ1杯でも重さが異なります。ここを混同するのが、失敗の大きな原因です。
まずは、家庭でよく使われる砂糖の種類別に、30gと60gが大さじ・小さじでどれくらいになるのかを表にまとめました。
上白糖(普通の白い砂糖)の場合
日本で最も一般的な、しっとりとした白い砂糖です。水分を含んで空気を含みやすいため、他の砂糖より軽めなのが特徴です。
| グラム数 | 大さじ換算 (15ml) | 組み合わせ目安 |
|---|---|---|
| 30g | 約3.3杯 | 大さじ3 + 小さじ1 |
| 60g | 約6.7杯 | 大さじ6 + 小さじ2 |
上白糖の大さじ1杯は約9gです。計算上、60gは大さじ約6.6〜6.7杯になります。「0.7杯」を目分量で測るのは難しいので、「大さじ6杯入れてから、小さじ2杯足す」と覚えるとスムーズですよ。
グラニュー糖・三温糖・ザラメの場合
お菓子作りによく使われるグラニュー糖や、粒の大きいザラメは、粒子が詰まっているため上白糖よりも重くなります。
※三温糖について:製品によって水分量や粒の大きさが異なり、上白糖と同じ約9gのものから、グラニュー糖に近い約12gのものまで幅があります。お使いの三温糖がしっとりしている場合は「上白糖」、サラッとしている場合はこちらの表を目安に微調整してください。
| グラム数 | 大さじ換算 (15ml) | 組み合わせ目安 |
|---|---|---|
| 30g | 約2.5杯 | 大さじ2 + 小さじ1.5 |
| 60g | 5杯 | 大さじ5(ぴったり) |
グラニュー糖やザラメは大さじ1杯が約12g〜13gあります。そのため、60gの場合はキリよく「大さじ5杯」で済みます。上白糖の感覚で6杯以上入れてしまうと、甘くなりすぎてしまうので注意が必要ですね。
なぜ重さが違う?大さじ1杯のグラム数を知ろう
「同じスプーン1杯なのに、なんで重さが違うの?」と疑問に思うかもしれません。これは、砂糖の粒子の大きさと水分量が関係しています。
上白糖とグラニュー糖の密度の違い
上白糖は水分を含んでおり、結晶が不揃いでふわっとしています。スプーンに入れたときに空気の隙間ができやすいため、見た目のカサのわりに軽くなるのです。
一方、グラニュー糖やザラメは結晶が硬く整っているため、隙間なくスプーンに入り込みます。その分、密度が高くなり重くなります。
三温糖に関しては、糖蜜を含んでしっとりしている点は上白糖に似ていますが、製品によってはグラニュー糖に近い重さ(12g前後)になることもあれば、上白糖と同じくらい(9g前後)の場合もあり、最もバラつきが出やすい砂糖と言えます。
基本の「大さじ1・小さじ1」の重さリスト
レシピを見ながら暗算したいときのために、基本の数値を覚えておくと便利です。
- 上白糖:大さじ1=約9g / 小さじ1=約3g
- グラニュー糖:大さじ1=約12g / 小さじ1=約4g
- 三温糖:大さじ1=約9g〜12g(製品による)
砂糖以外の60gは大さじ何杯?【小麦粉・油・塩】
料理をしていると、砂糖以外にも「小麦粉60g」「サラダ油60g」といった表記に出くわします。調味料によって比重(重さ)は全く異なるため、砂糖と同じ感覚で測ると失敗のもとです。
よく使われる食材の60g換算も合わせてチェックしておきましょう。
| 食材 | 大さじ1の重さ | 60gの大さじ換算 |
|---|---|---|
| 薄力粉 | 約9g | 約6杯半(6杯+小2) |
| 片栗粉 | 約9g | 約6杯半(6杯+小2) |
| サラダ油 | 約12g | 約5杯 |
| 醤油・みりん | 約18g | 約3杯強 |
| 塩 | 約18g | 約3杯強 |
| マヨネーズ | 約12g | 約5杯 |
※メーカーや計り方によって多少前後します。
特に注意したいのが「塩」や「醤油」などの液体・液状調味料です。これらは砂糖よりもずっと重いため、60gは大さじ3杯ちょっとで達してしまいます。「だいたい同じだろう」で入れると、味が濃すぎて食べられなくなってしまうので気をつけてください。
塩30gは大さじ何杯?「グラム↔計量器換算」ツールと種類別換算早見表【測り方のコツも】
計量スプーンがない!身近なもので代用する裏技
「そもそも計量スプーンが見当たらない」「外出先で料理をする」という緊急事態には、身近なアイテムを目安にすることができます。あくまで簡易的な方法ですが、知っておくと便利です。
ペットボトルのキャップを活用
一般的な500mlペットボトルのキャップは、規格が統一されており、すり切りで約7.5cc(7.5ml)入るものが多いです。
- キャップ2杯 ≒ 大さじ1杯(15cc)
- キャップ2/3杯 ≒ 小さじ1杯(5cc)
つまり、上白糖60g(大さじ約6.7杯)を測りたいときは、ペットボトルのキャップで約13〜14杯入れれば、おおよその分量になります。
カレースプーン(テーブルスプーン)
家庭にある大きめのカレースプーンは、すりきりで約15cc(大さじ1)に近い容量のものが多いです。ただし、デザインによって深さがまちまちなので、一度水を入れてペットボトルキャップ2杯分が入るか確認してみると安心ですね。
失敗しない!正確に測るためのコツ
「大さじ換算で料理したら味が変になった」という場合、測り方に原因があることが多いです。特に砂糖は、スプーンへの入れ方ひとつで重さが数グラム変わってしまいます。
基本は「すり切り」で測る
レシピに「大さじ1」とある場合、それは山盛りではなく「すり切り」の状態を指します。別のスプーンの柄やヘラを使って、盛り上がった部分を平らに削ぎ落としましょう。
山盛りのままだと、1杯で1.5倍〜2倍の量が入ってしまうこともあり、60g測るつもりが100g近く入ってしまった…なんてことになりかねません。
上白糖は「押し付けない」
上白糖はしっとりしていて固まりやすいため、袋の中にスプーンを押し付けてギュウギュウに詰めてしまうことがあります。圧縮された砂糖は、通常よりも重くなってしまいます。
袋の中で軽くほぐしてから、ふわっとすくい、表面をすり切るのが正解です。逆にお菓子作り(特にシビアなケーキなど)では、数グラムの誤差が膨らみに影響するため、できればデジタルスケールの購入をおすすめします。
100mlはどれくらい?計量カップなしで測る身近な代用品と重さの目安
まとめ
砂糖30g・60gを大さじで測る方法について解説しました。最後に要点を振り返ってみましょう。
- 上白糖30g = 大さじ3杯 + 小さじ1杯(約3.3杯)
- 上白糖60g = 大さじ6杯 + 小さじ2杯(約6.7杯)
- グラニュー糖60g = 大さじ5杯(ぴったり)
- 三温糖60g = 製品により大さじ5〜6.5杯と幅があるため注意
- 測り方 = 必ず「すり切り」にするのが鉄則
料理の味付けにおいて、砂糖の分量はバランスの要です。「なんとなくこれくらい」で入れるよりも、大さじ換算の目安を知っておくことで、いつでも安定した美味しい味を作れるようになります。
このページをブックマークしておくと、キッチンで「あれ?何杯だっけ?」と思ったときにすぐ確認できて便利ですよ。

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