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車で何分かかる?1キロ~15キロまで距離別の所要時間目安【早見表あり】車移動

車で何分かかる?1キロ~15キロまで距離別の所要時間目安【早見表あり】車移動 車・カーライフ

「これから車で出かけるけれど、目的地まで何分くらいかかるんだろう?」

移動の計画を立てるとき、距離と時間の感覚がつかめずに困ったことはありませんか。

結論から言うと、日本の一般的な道路事情では「一般道なら1キロあたり約2分」「高速道路なら1キロあたり約45秒〜1分」と見積もるのが基本です。

ただし、これはスムーズに流れている場合の話。信号待ちや混雑を含めると、一般道では「1キロ3分」見ておくのが最も安全です。

この記事では、1キロから15キロまでの移動時間の目安を、一般道と高速道路に分けて詳しく解説します。リアルな所要時間を把握して、ゆとりのあるドライブ計画にお役立てください。

車移動の平均速度と計算の目安

車での所要時間を計算するには、基準となる「平均速度」を知っておく必要があります。

Googleマップなどのナビアプリも便利ですが、大まかな感覚を持っておくと、パッと判断ができて便利ですよね。

国土交通省のデータや一般的な交通事情を鑑みると、以下の速度を基準に計算するのが現実的です。

  • 一般道(空いている・郊外):時速34km
  • 一般道(市街地・混雑):時速20km
  • 高速道路:時速80km

本記事では、一般道は国土交通省の「全国道路・街路交通情勢調査」(旧:道路交通センサス)等で用いられることの多い時速34km(1分間に約0.6km進む)、高速道路は計算しやすい時速80km(1分間に約1.3km進む)を基準に算出しています。

参考:道路関係データ(交通量・旅行速度・渋滞 等)|国土交通省

車で1キロ〜5キロの所要時間【近距離移動】

まずは、スーパーへの買い物や最寄り駅への送迎など、日常的によくある「1キロから5キロ」の距離です。

この距離感は、車に乗っている時間よりも、駐車場の出し入れや信号待ちの影響を強く受けます。

以下の表は、一般道(時速34km)と高速道路(時速80km)で走行した場合の単純な計算結果です。

距離一般道(時速34km)高速道路(時速80km)
1キロ約1.8分約0.8分
2キロ約3.5分約1.5分
3キロ約5.3分約2.3分
4キロ約7.1分約3.0分
5キロ約8.8分約3.8分
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近距離移動の落とし穴

表を見ると、1キロの移動は「2分弱」と出ます。 しかし、実際にはエンジンをかけて出発し、いくつか信号に引っかかり、目的地で駐車するまでの時間を含めると、5分〜10分を見ておくべきでしょう。

特に2キロ未満の移動の場合、道路状況によっては自転車の方が早いケースすらあります。 「車だからすぐ着く」と油断せず、「ドア to ドア」でプラス5分〜10分の余裕を持つのが賢明です。

車で6キロ〜10キロの所要時間【中距離・通勤】

次は、隣の町への移動や車通勤などでよくある「6キロから10キロ」の距離です。 この距離になると、信号の数や交差点での右折待ちなどが積み重なり、所要時間のブレが大きくなってきます。

距離一般道(時速34km)高速道路(時速80km)
6キロ約10.6分約4.5分
7キロ約12.4分約5.3分
8キロ約14.1分約6.0分
9キロ約15.9分約6.8分
10キロ約17.6分約7.5分
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10キロの壁は「20分〜30分」

計算上、10キロの移動は一般道で「約18分」ですが、これは一度も停止せずに走り続けた場合の数値です。 通勤ラッシュ時や市街地を抜けるルートの場合、実際には30分以上かかると想定しておくのが安全です。

タクシー業界や運送業の現場感覚でも、「一般道10キロ=30分」というのは一つの定説になっています。 約束の時間がある場合は、計算結果の倍近い時間を見積もっておくと遅刻のリスクを減らせるでしょう。

車で11キロ〜15キロの所要時間【長距離・郊外へ】

最後に、11キロから15キロの距離を見てみましょう。 ここまで距離が延びると、バイパスや高速道路を利用するかどうかで到着時間が大きく変わります。

距離一般道(時速34km)高速道路(時速80km)
11キロ約19.4分約8.3分
12キロ約21.2分約9.0分
13キロ約22.9分約9.8分
14キロ約24.7分約10.5分
15キロ約26.5分約11.3分
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高速道路を使うべきかの判断ライン

15キロを移動する場合、一般道ではスムーズにいっても約27分、混雑していれば45分〜1時間近くかかります。

一方で高速道路を使えば12分前後で到着可能です。

時間が半分以下に短縮できるため、15キロを超えてくると有料道路の利用価値がぐっと高まります。

特に初めて行く場所や、時間の制約が厳しい場合は、15キロを目安にルート検討をすることをおすすめします。

実際の所要時間が変わる3つの要因

ここまで距離ごとの目安時間を見てきましたが、実際の道路では計算通りにいかないことがほとんどです。

ナビの到着予想時刻よりも時間がかかってしまう主な原因は、以下の3つに集約されます。

信号機の頻度とタイミング

日本の市街地では、数百メートルおきに信号機が設置されています。

一度「赤信号のサイクル」にはまると、青になっても進める距離が短く、平均速度が時速15km〜20km程度まで低下することがあります。

特に駅周辺や繁華街を通過するルートでは、距離計算の1.5倍〜2倍の時間を見積もりましょう。

右折待ちと車線変更

幹線道路では、右折レーンのない交差点での「右折待ち渋滞」が大きなロスになります。

また、工事や駐停車車両による車線減少も、予期せぬタイムロスを生む原因です。

片側一車線の道路を通る場合は、万が一の詰まりを回避できないため、より多めの時間を確保する必要があります。

天候と視界

雨天時や夜間は、ドライバー全体の走行速度が自然と落ちます。

特に雨の日の通勤時間帯は、普段車に乗らない人も車を利用する傾向があるため、交通量が激増しがちです。

「雨の日はプラス15分」など、天候に合わせたマイルールを持っておくと焦らずに済みます。

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まとめ

車での移動時間は、距離だけでなく道路状況によって大きく変動します。

最後に、距離別の目安時間をざっくりと振り返りましょう。

  • 1キロ〜5キロ:目安は約5分〜15分。駐車の手間も考慮が必要。
  • 5キロ〜10キロ:目安は約15分〜30分。通勤時はさらに余裕を持って。
  • 10キロ〜15キロ:目安は約30分〜50分。高速道路の利用も検討する距離。

基本の計算式として「一般道は1キロ=約2分」「高速道路は1キロ=約1分」と覚えておけば、大きく予想を外すことはありません。

ただし、渋滞や信号待ちを考慮するなら、一般道は「1キロ=3分」と余裕を持って計算するのが、遅刻しないためのコツです。

大切な約束や仕事のアポイントメントがある際は、ナビアプリの予想時間に「プラス10分のバッファ」を持たせて、安全運転でお出かけください。

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