「街でよく見かけるあのカッコいいアルファード、なんていうグレードなんだろう?」
「中古でアルファードを探しているけど、グレードが多くて違いがよく分からない…」
そんな悩みをお持ちではありませんか?大人気の高級ミニバン・アルファードは、グレードによって見た目の迫力や内装の豪華さが大きく変わります。
実は、アルファードのグレードは外観の「メッキ加飾」と「ホイールデザイン」、そして内装の「シート」に注目すれば、意外なほど簡単に見分けられるんです。
この記事では、2024年12月の大幅改良で新グレードが追加された最新の40系アルファードを中心に、中古車市場で人気の30系まで、誰でも一目でグレードが分かる見分け方を徹底解説します。ぜひあなたのアルファード選びの参考にしてくださいね。
新型アルファード(40系)のグレード構成と価格
2023年6月に登場した新型アルファード(40系)ですが、2024年12月に大幅な一部改良が行われ、グレード構成が大きく変わりました。
従来の「Z」と「Executive Lounge」という2つの柱に加え、よりお求めやすいエントリーモデル「X」、環境性能に優れた「プラグインハイブリッド(PHEV)」、そして究極のショーファードリブンモデル「スペーシャスラウンジ(4人乗り仕様)」が新設定され、選択肢が大きく広がっています。
新型アルファード(40系)グレード別価格一覧
2025年1月改良後・税込
グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 乗車定員 | 価格(目安) |
---|---|---|---|---|
X | 2.5L ガソリン | 2WD / 4WD | 7人 / 8人 | 約510万円~ |
X | 2.5L ハイブリッド | 2WD / E-Four | 7人 / 8人 | 約580万円~ |
Z | 2.5L ガソリン | 2WD / 4WD | 7人 | 約550万円~ |
Z | 2.5L ハイブリッド | 2WD / E-Four | 7人 | 約650万円~ |
Z PHEV | 2.5L プラグインハイブリッド | E-Four | 6人 | 約850万円~ |
Executive Lounge | 2.5L ハイブリッド | 2WD / E-Four | 7人 | 約920万円~ |
Executive Lounge PHEV | 2.5L プラグインハイブリッド | E-Four | 6人 | 約1,050万円~ |
Spacious Lounge | 2.5L ハイブリッド | E-Four | 4人 | 約1,270万円~ |
Spacious Lounge PHEV | 2.5L プラグインハイブリッド | E-Four | 4人 | 約1,480万円~ |
注意事項
※上記は2025年9月現在の最新情報に基づく価格の目安です。2023年の発売当初から価格が大幅に改定されています。
※福祉車両「G(サイドリフトアップチルトシート装着車)」も別途設定されています。
※最新の正確な価格や装備詳細、購入時の諸費用については、必ずトヨタ公式サイトまたは正規ディーラーでご確認ください。
※北海道・沖縄地区は価格が異なる場合があります。
グレード体系のポイント
- X:エントリーモデル。8人乗りも選択可能
- Z:人気の中核グレード。充実装備でバランス良好
- PHEV:環境性能重視。ZとExecutive Loungeに設定
- Executive Lounge:最高級グレード(7人乗り)
- Spacious Lounge:究極の4人乗りVIP仕様
外観で一目瞭然!40系アルファードのグレード見分け方ポイント
新型アルファードは、グレードごとのキャラクターが明確になり、外観からも違いを見分けることができます。
【最重要】サイドマッドガードの「メッキ」の有無


一番分かりやすいのが、ボディ側面のドア下部にある「サイドマッドガード」(泥除け)です。
「X」および「Z」グレードは、この部分がボディと同じ色で塗装されています。
一方、最上級グレードの「Executive Lounge」と「Spacious Lounge」は、ボディ同色のパーツの上に、太いメッキのモール(加飾)が追加されています。横から見たときに、ドアの下が力強く光っていれば、最上級グレードの証です。
ホイールのデザインとタイヤサイズの違い
次に分かりやすいのがホイールです。
- Xグレード:17インチのアルミホイール(シルバーメタリック塗装)が標準装備となります。
- Zグレード:18インチの切削光輝+ブラック塗装のホイールが標準装備され、迫力ある足元を演出します。
- Executive Lounge:乗り心地を最優先した17インチのノイズリダクションアルミホイール(スパッタリング塗装)が標準です。さらに、デザイン性を重視する方向けに19インチのアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)もメーカーオプションで選択可能です。
新設定「PHEV」モデルの見分け方
2024年12月に追加されたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、外観にも明確な違いがあります。
最大の特徴は、ボディの左右に給油口と充電リッド(充電口のフタ)が設置されている点です。右側後方に給油口、左側後方に充電口があるのがPHEVの証です。また、バックドアには「PHEV」専用エンブレムが装着されます。
乗ればわかる高級感!内装・機能からグレードを見分ける
内装、特に後部座席の快適性はアルファードの真骨頂。グレードによる違いは歴然です。
シート素材とカラーの違い(ファブリック vs 合成皮革 vs 本革)
ドアを開けてまず目に入るシートの素材は、グレードを見分ける大きな手がかりです。
- Xグレード:上質なファブリック(合成皮革コンビ)シートが標準です。
- Zグレード:高級感のあるブラックの合成皮革が標準装備されます。
- Executive Lounge / Spacious Lounge:最高級のプレミアムナッパ本革が採用されます。カラーもブラックに加え、上品なニュートラルベージュを選択可能です。
究極の4人乗り仕様「Spacious Lounge」
最上位モデルとして新設定された「Spacious Lounge」は、後席を2席のみとした究極の4人乗り仕様です。7人乗りのExecutive Loungeとは一線を画す、広大な後席空間が特徴。専用の大型テーブルやリフレッシュ機能付きのシートなど、まさにファーストクラスのような空間が広がっています。
【中古車編】大人気の30系アルファードのグレード見分け方
新型が登場した今も、中古車市場では30系アルファードが絶大な人気を誇ります。30系はグレード体系が少し複雑ですが、基本のポイントを押さえれば簡単に見分けられます。
「エアロ系」か「標準ボディ」かを見分ける
30系アルファードは、大きく分けて2つの見た目に分類できます。
一つは、大型のフロントバンパーやサイドマッドガードが装着された、迫力満点の「エアロボディ」。グレード名に「S」がつくのが特徴です(例:S、S”Cパッケージ”、SC)。
もう一つは、比較的落ち着いたデザインで上品な印象の「標準ボディ(ノーマルボディ)」。グレード名に「G」や「X」がつくモデルが該当します(例:X、G、GF)。
まずは、このどちらのタイプなのかを外観で見分けるのが第一歩です。
人気No.1!「S”Cパッケージ”」の特徴
中古車市場で最も人気が高いと言われるのが「S”Cパッケージ”」です。エアロボディの「S」をベースに、内装の質感を大幅に向上させたグレードになります。見分けるポイントは、豪華なデザインの18インチホイールや、合成皮革のシート、そして2列目に採用された豪華な「エグゼクティブパワーシート」です。外観のカッコよさと内装の豪華さを両立した、まさに「いいとこ取り」のグレードとして、高いリセールバリューを維持しています。
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まとめ:あなたにピッタリのアルファードを見つけよう
アルファードのグレードの見分け方、いかがでしたでしょうか。最後にポイントをまとめます。
- 新型(40系)は2024年12月に大幅改良:エントリーの「X」、環境に優しい「PHEV」、4人乗り「Spacious Lounge」が追加。
- 外観の見分け方:サイドのメッキ加飾の有無とホイールデザインに注目!
- 「Executive Lounge」以上:サイドに太いメッキモール。乗り心地重視の17インチか、オプションの19インチホイール。
- 「PHEV」の見分け方:ボディ左右に給油口と充電口があるのが特徴。
- 中古(30系)で一番人気は「S”Cパッケージ”」:迫力あるエアロ仕様と豪華な内装を両立した、最も売れ筋のグレードです。
グレードごとの違いを知ることで、アルファード選びはもっと楽しくなります。ご自身の予算や使い方に合った、最高の一台を見つけてくださいね。
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