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なぜシトロエンは中古で安い?価格が下がる3つの理由と賢い選び方

なぜシトロエンは中古で安い?価格が下がる3つの理由と賢い選び方
シトロエン公式

なぜシトロエンは中古で安い?価格が下がる3つの理由と賢い選び方

この記事では2025年6月最新データをもとに、なぜシトロエンが“安いクルマ”と語られるのかを深掘りします。中古相場の下落要因、整備事情、日本での販売状況まで網羅したので、価格だけで判断する前にぜひご一読ください。

シトロエンが安いと言われる三つの要因

要因1:中古相場が半値まで下がりやすい

国内中古車サイトの集計では、シトロエン全体の平均価格は206.6万円、平均走行距離39,672km(2025年6月時点)。新車から3年で半額前後に落ちるケースも多く、プジョーやフィアットより値落ち幅が大きい傾向です。
参考:Goo‐net

要因2:部品納期とメンテナンス不安

最近は欧州倉庫から航空便を活用し、主要パーツは5〜15営業日程度で届くケースが増えました。それでも国産車の即納と比べると長く、独立系工場のOBD診断対応率も低いのが実情。「修理期間が読みにくい」という心理的不安が下取り価格に織り込まれがちです。

要因3:ブランド認知と低い市場シェア

2024年の登録台数は2,920台で外国メーカー車全体のわずか1.3%。需要が限られ、リセールを押し上げる“次の買い手”が見つかりにくいことが価格を引き下げる構造を生みます。
参考:MarkLines

Bセグメント主要モデルの新車・中古価格比較

価格比較表

モデル新車価格中古平均価格
Citroën C3(Shine)318万円112万円
Peugeot 208(Allure)318〜356万円210万円
Toyota Yaris(1.5 G)198万円155万円

※相場データは2025年6月26日現在の carview! 平均値。中古価格は年式・走行距離で大きく変動します。

C3販売終了と次世代 e‑C3 の行方

3代目C3は2025年4月で日本向け生産が終了し、在庫限りの販売となっています。2024年6月27日には最終記念車「C3 メルシー!」が70台限定で発売され、事実上のお別れモデルとなりました。

一方欧州では2024年に4代目e‑C3(EV)とハイブリッド版がデビュー。日本導入は未定ですが、ステランティスは「2026年までに手頃なEVを拡充する」と表明しており、上陸に期待が持てます。
参考:シトロエン公式 e‑C3

シトロエンを選ぶ三つの魅力

独創的なデザイン

丸みを帯びたボディと遊び心あるカラーパックは、SUVが飽和する街並みでも埋もれません。実車は写真より質感が高く、駐車場で「被りにくい」優越感も得られます。

アドバンストコンフォート+PHC

C4・C5 Xなどは高密度ウレタンとプログレッシブ・ハイドローリック・クッションを組み合わせたシートとサスを採用。長距離移動でも身体の揺さぶりが少なく“魔法のじゅうたん”と評されます。
参考:Stellantis プレスリリース

主要モデルで充実するADAS

Berlingo・C4・C5 XはACCやLKAを含む先進運転支援が全グレード標準。C3は衝突被害軽減ブレーキ標準で、上位グレードに追加オプション設定。装備差を理解して選べば、安全面でも不足はありません。

購入前チェックリスト

  • 延長保証:新車は最長7年、認定中古は最長2年。
  • 整備網:全国に正規ディーラーネットワークを展開。遠方ユーザーは輸送費を要確認。
  • リコール情報:国土交通省のVIN検索で未実施リコールを確認。

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まとめ:安さの裏側を知れば賢い選択肢になる

シトロエンが安く映るのは、中古相場の下落と市場規模の小ささが原因です。裏を返せば、独創的なデザインと快適性を割安で手に入れられるチャンスでもあります。修理体制と保証を確保し、装備差を把握して選べば、国産車にはない“フレンチシック”を日常で楽しめるはずです。

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