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無塩バターしかない時に!自宅でできる有塩バターへの代用方法と黄金比率

無塩バターしかない時に!自宅でできる有塩バターへの代用方法と黄金比率 グルメ

「カレーや炒め物を作ろうと思ったら、冷蔵庫に無塩バターしかなかった!」

「お菓子作り用の無塩バター、普通の料理に使っても大丈夫かな?」

料理の途中でこんな状況に直面し、手を止めてしまった経験はありませんか?スーパーに買いに走る前に、ぜひこの記事を読んでみてください。

結論から言うと、無塩バターに「ある一定量の塩」を加えるだけで、有塩バターの代わりとして問題なく使えます。

この記事では、無塩バターを有塩バターとして使うための「塩の黄金比率」や、失敗しない混ぜ方のコツを分かりやすく解説します。これを読めば、バターの種類に左右されず、いつでも美味しい料理が作れるようになりますよ。

無塩バターを有塩バターとして代用する「魔法の比率」

無塩バターを有塩バターの代用品として使う場合、最も重要なのは「どれくらいの塩を足せばいいのか」という点です。適当に塩を振ってしまうと、しょっぱすぎたり味がぼやけたりする原因になります。

市販されている有塩バター(加塩バター)の塩分濃度はメーカーによって幅があり、おおよそ1.5%〜1.9%です。日本食品標準成分表(八訂)では1.9%とされていますが、主要メーカーの商品には1.5%前後のものも多くあります。

失敗を防ぐため、まずは「1.5%」を目安に塩を加え、味見をして足りなければ足す方法がおすすめです。家庭で再現しやすい分量換算は以下の通りです。

  • 無塩バター 100g + 塩 小さじ1/4(約1.5g)
  • 無塩バター 200g(1箱) + 塩 小さじ1/2(約3g)

「ひとつまみ」で計量する際の注意点

「小さじ1/4も量れない!」という場合は、手計りで代用することになりますが、ここには少し注意が必要です。

一般的に「ひとつまみ(親指・人差指・中指の3本でつまんだ量)」は「約1g」と言われることが多いですが、指の大きさや力加減による個人差が大きく、実際には0.5g〜1g程度とばらつきが出やすいです。

そのため、ひとつまみで入れる場合は、「3本指でしっかりめにつまむ」か、「2回に分けて入れて味を見る」のが確実です。最初から入れすぎるとリカバリーが難しいので、「少なめから足す」を鉄則にしましょう。

参考:
雪印北海道バター|雪印メグミルク
有塩バターの塩分濃度はどれくらい?|DELISH KITCHEN
「少々」や「ひとつまみ」の量はどのくらいですか。|味の素株式会社

失敗しない!塩の混ぜ方と分量早見表

分量が分かったところで、次は実践です。冷えてカチカチの無塩バターに塩を振りかけても、表面に付着するだけで均一には混ざりません。料理全体に塩味を行き渡らせるためには、ちょっとしたコツが必要です。

ここでは、バターの量に応じた塩の目安を一覧表にまとめました。料理中にパッと確認したい時に活用してください。

バター量別:追加する塩の目安(1.5%計算)

無塩バターの量加える塩の量(グラム)計量スプーン・手計りの目安
10g(トースト約1枚分)約 0.15g指2本で軽くひとつまみ(塩少々)
50g約 0.75g小さじ 1/8 程度
100g約 1.5g小さじ 1/4 強
150g約 2.3g小さじ 1/3 強
200g(丸ごと1箱)約 3.0g小さじ 1/2

※数値は目安です。メーカーによっては塩分が1.9%程度(100gあたり塩1.9g)の場合もあるため、お好みで微調整してください。

ムラなく混ぜるためのステップ

最も失敗しない方法は、「バターを室温に戻して柔らかくしてから練り混ぜる」ことです。

  1. 使う分の無塩バターを耐熱容器に入れ、室温に戻すか、電子レンジ(200Wや解凍モード)で数秒ずつ加熱して柔らかくします(溶かしバターにしないよう注意)。
  2. 計量した塩を加えます。この時、粒の粗い岩塩ではなく、溶けやすい「精製塩(食卓塩)」を使うのがポイントです。
  3. スプーンやゴムベラで、塩のジャリジャリ感がなくなるまでよく練り混ぜます。

もし、炒め物やスープに使うのであれば、事前に混ぜ合わせる必要はありません。フライパンに無塩バターを入れ、料理の味付け段階で塩を少し多めに振るだけで十分対応できます。事前に混ぜる工程が必要なのは、「トーストに塗る」や「バターの塩気が重要な焼き菓子を作る」といったケースです。

料理・お菓子作り別:代用時の注意点と向き不向き

「無塩バター+塩」の代用テクニックは万能ですが、作るメニューによっては注意が必要です。料理とお菓子作り、それぞれのシーンでの使い分けを見ていきましょう。

一般的な料理(カレー、炒め物、グラタンなど)

これらは代用に最適です。むしろ、無塩バターを使うことで、全体の塩分量を自分でコントロールできるというメリットさえあります。

例えば、市販のカレールーやパスタソースは元々塩分がしっかり含まれています。そこに有塩バターを加えると塩辛くなりすぎることがありますが、無塩バターならコクだけをプラスできます。有塩バター指定のレシピであっても、最後に味見をして塩を足せば良いだけなので、神経質になる必要はありません。

お菓子作り(クッキー、ケーキ、スコーン)

お菓子作りの場合は少し慎重になる必要があります。レシピ本に「有塩バター」と指定がある場合、その塩分は味の引き締め役や、甘みを引き立てる対比効果を狙っていることが多いです。

この場合、先ほど紹介した「1.5%の塩」を混ぜた代用バターを使えば、概ね問題なく作れます。ただし、塩の粒が残っていると、食べた時に「ガリッ」と塩辛さを感じてしまうことがあります。お菓子作りに使う場合は、特に念入りに塩をバターに溶かし込むか、生地に混ぜる粉類と一緒に塩をふるって入れる方法がおすすめです。

逆に、繊細な風味を重視するバタークリームや、塩分が膨らみに影響するパン作りの一部では、代用バターだと風味が変わってしまう可能性もゼロではありません。家庭で楽しむ分には許容範囲ですが、プロのような仕上がりを目指すなら専用の材料を用意するのが無難でしょう。

そもそも「無塩バター」と「有塩バター」は何が違う?

ここまで代用方法をお伝えしましたが、そもそもなぜバターには2つの種類があるのでしょうか。「全部有塩にすれば便利なのに」と思ったことはありませんか?

実は、この2つは製造工程の最後で「塩を加えるか否か」の違いしかありませんが、その役割は大きく異なります。違いを理解しておくと、レシピ選びがもっと楽しくなります。

特徴と使い分けの比較表

項目有塩バター(加塩バター)無塩バター(食塩不使用バター)
主な用途トースト、一般的な料理全般お菓子作り、パン作り、減塩料理
賞味期限比較的長い(塩が保存性を高める)比較的短い
メリット程よい塩味でそのままでも美味しい乳本来の純粋な風味、塩分調整が自在
価格一般的やや高価な場合が多い(生産流通量が少ないため)

スーパーで無塩バターが少し高く売られているのは、有塩バターに比べて生産量が少なく、流通コストがかかるためと言われています。また、塩という保存料が入っていないため、賞味期限も短めです。

「賞味期限が短いから早く使い切らなきゃ!」と焦って無理に使う必要はありません。無塩バターは小分けにして冷凍保存すれば、風味を保ったまま1ヶ月程度は持ちます。有塩バターの代わりに料理にどんどん活用していきましょう。

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まとめ:無塩バターは塩を足せば万能に使える!

冷蔵庫に無塩バターしかなくても、焦る必要は全くありません。以下のポイントを押さえておけば、美味しい料理やお菓子が作れます。

  • 基本の比率は「無塩バター100gに塩1.5g(小さじ1/4強)」
  • 料理に使うなら、フライパンの中で塩を足せばOK(アバウトで大丈夫)
  • トーストやお菓子に使うなら、常温に戻してしっかり練り混ぜる
  • 塩は溶けやすい「精製塩」を使うのがおすすめ

無塩バターは、自分で塩加減を自在に操れる「プロ仕様の食材」とも言えます。今回ご紹介した方法を試して、有塩バターがないピンチを、むしろ「自分好みの味」を作るチャンスに変えてみてくださいね。

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