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レクサス新車「安い順」ランキングTOP5!一番安いモデルは420万円から

レクサス
レクサスLBX公式

「レクサスに乗りたいけれど、高いから…」と諦めていませんか?

たしかにレクサスは高級車ブランドですが、実はモデルによっては「現実的に手が届く」価格帯の車種も存在します。

結論から言うと、2025年現在、レクサスの新車で最も価格が安いモデルは、コンパクトSUVの「LBX」(420万円〜)です。

この記事では、「レクサスを安い順に知りたい!」という方のために、新車価格をランキング形式で詳しく解説します。各モデルの特徴や、注意点である「乗り出し価格」の目安も紹介するので、あなたのレクサス選びの参考にしてくださいね。

※本記事の価格情報は2025年10月時点のものです。 レクサスISは2026年初頭に新型モデルの発売が予定されています。 最新情報は公式サイトまたはディーラーでご確認ください。

レクサス新車価格 安い順ランキングTOP5【2025年最新】

まずは、レクサスの現行ラインナップ(新車)を、車両本体価格(税込)が安い順にランキングで見ていきましょう。

ここで紹介する価格は、あくまでも各車種の「最も安いグレード」のものです。オプションなどを何も付けていない状態の価格なので、ご注意ください。

【比較表】レクサス エントリーモデル価格一覧

モデルチェンジや新グレードの追加で、エントリー価格も変動しています。まずは一覧で比較してみましょう。

順位車種名ボディタイプ最低価格(税込)燃費(WLTC)
1位LBXコンパクトSUV4,200,000円27.7km/L
2位UXコンパクトSUV4,550,000円26.3km/L
3位NXミドルSUV4,850,000円14.4km/L
4位ISセダン5,270,000円18.0km/L
5位ESセダン6,020,000円22.3km/L
※2025年10月現在の公式サイトおよび価格情報サイトを基に作成。燃費は最低価格グレード(または代表的なHEVグレード)の数値。

1位:LBX (420万円〜)

1位:LBX (420万円〜)
レクサスLBX公式

現在、レクサスで最も手が届きやすい価格設定なのが、コンパクトSUVの「LBX」です。

2024年10月に追加された「ELEGANT」グレードにより、最低価格が420万円からとなりました。これまでエントリーとされていた「Cool」や「Relax」(各460万円)よりもさらに価格を抑え、レクサスへの間口を広げています。

「高級車の常識を変える」というコンセプト通り、ヤリスクロスなどに使われるプラットフォーム(骨格)をベースにしつつも、内外装のデザインや乗り味は完全にレクサス品質。

1.5Lのハイブリッド専用モデルで、燃費性能が抜群に良いのも嬉しいポイントです。サイズも小さめなので、都市部の狭い道や駐車場でもストレスなく運転できます。「初めてレクサスに乗る」という方に、まさにうってつけの一台と言えるでしょう。

2位:UX (455万円〜)

2位:UX (455万円〜)
レクサスUX公式

ランキング2位は、LBXと同じくコンパクトSUVの「UX」です。

LBXが登場するまでは、レクサスのエントリーモデル(最安モデル)を担っていました。現在は「UX300h」というハイブリッドモデルのみの展開で、最低価格は455万円からスタートします。

LBXと比べると、ボディサイズが一回り大きく、後部座席や荷室も少し広くなっています。「都会派クロスオーバー」という名の通り、洗練されたエクステリアデザインが特徴です。

LBXでは少し小さいと感じる方、もう少しゆとりが欲しい方や、このシャープなデザインが気に入った方におすすめです。ハイブリッドならではの静かでスムーズな走りも魅力となっています。

3位:NX (485万円〜)

3位:NX (485万円〜)
レクサスNX公式

3位は、レクサスSUVラインナップの中核を担う大人気モデル「NX」です。

最低価格は485万円(NX250・ガソリンモデル)から。ランキング上位の2車種と比べると価格は上がりますが、そのぶんボディサイズも室内空間も格段に広くなります。

ただし、この最安グレード「NX250」は2025年6月で生産終了がアナウンスされています。そのため、実質的なエントリーモデルはハイブリッドの「NX350h」(525万円〜)になっていく見込みです。

NXの魅力は、なんといってもその先進性。大型のタッチディスプレイを中心とした内装は非常にモダンで、所有する満足感を高めてくれます。ファミリーユースにも対応できる実用性や、リセールバリュー(売却時の価格)の高さも重視する方におすすめです。

4位:IS (527万円〜)

4位:IS (527万円〜)

ランキング4位は、レクサス伝統のFR(後輪駆動)スポーツセダン「IS」です。

最低価格はハイブリッドモデルの「IS300h」(527万円〜、2WDのみ)から設定されています。レクサスの中で「運転する楽しさ」を味わえるモデルとして、根強い人気を誇ります。

【重要】2026年初頭に新型ISが発売予定
2025年9月に新型ISが世界初公開され、2026年初頭以降に順次各地域で発売される予定です。新型では、12.3インチの大型ディスプレイやフル液晶メーターの採用、走行性能のさらなる熟成など、大幅なアップデートが施されています。日本ではIS300h(FR)のみの導入となる見込みです。ISの購入を検討されている方は、新型の発売を待つのも一つの選択肢です。

FRならではの素直なハンドリングと、低く構えたスポーティなスタイルが魅力です。「やっぱりセダンが好き」「走りを楽しみたい」という方にとっては、SUVモデルにはない価値を提供してくれます。

スポーティな「F SPORT」や、パワフルなV8エンジンを搭載した「IS500」など、走りの選択肢が広いのもISならではの特徴です。

5位:ES (602万円〜)

5位:ES (602万円〜)
レクサスES公式

5位には、快適な乗り心地を追求したFF(前輪駆動)のラグジュアリーセダン「ES」が入りました。

最低価格は602万円からと、いよいよ600万円台に乗ってきます。ISが「走りのセダン」なら、ESは「快適さのセダン」です。

FFレイアウトの恩恵で後部座席の足元空間が非常に広く、ゆったりとくつろぐことができます。乗り心地も非常にしなやかで、静粛性も高いため、長距離ドライブや大切な人を乗せる送迎シーンなどで真価を発揮するモデルです。

「後部座席に人を乗せる機会が多い」「とにかく快適で静かなセダンが欲しい」という方には、ISよりもESが向いています。

レクサスの「安いモデル」って、実際どうなの?

「安い順って言っても、結局レクサスはレクサスでしょ?」

「安いモデルは、やっぱり安っぽいんじゃないの?」

そんな疑問を持つ方も多いかもしれません。

エントリーモデルでも「レクサス品質」は健在?

結論から言うと、たとえ一番安いLBXの「ELEGANT」グレード(420万円)であっても、「レクサス品質」は健在です。

安いからといって、目に見えて安っぽい作りになっているわけではありません。ドアを閉めた時の重厚な音、スイッチ類のクリック感、内装に使われる素材の質感、そして走行中の圧倒的な静粛性…。

こうした「五感に訴えかける上質さ」は、まさにレクサスならでは。フラッグシップモデルと比べれば、もちろん使われる素材や装備に差はありますが、同価格帯の他ブランド車と比べれば、その品質の高さは明らかです。

「おもてなし」の心を感じる乗り味は、エントリーモデルでもしっかり体験できますよ。

なぜLBXやUXは他のモデルより安いのか

では、なぜLBXやUXは、ISやNXよりも安い価格設定が実現できているのでしょうか。

大きな理由の一つは、車の土台となる「プラットフォーム(骨格)」を、トヨタのコンパクトカー(ヤリスクロスやカローラクロスなど)と共有している点にあります。

プラットフォームを共有化することで、開発コストや製造コストを大幅に抑えることができます。だからこそ、400万円台という価格が実現できるのです。

もちろん、プラットフォームは同じでも、デザインや内装、足回りのセッティング(乗り味)はレクサス専用に徹底的に作り込まれています。トヨタ車とはまったく別物の、上質な乗り味に仕上がっているので安心してくださいね。

注意!レクサスの「乗り出し価格」はいくらになる?

ランキングを見て「LBXなら420万円か、これなら買えるかも!」と思った方、ここで一つ大きな注意点があります。

それは、車の購入に必要な金額=「車両本体価格」ではない、ということです。

実際に車を手元に乗ってくるまでには、オプション費用や諸費用が加算された「乗り出し価格」を支払う必要があります。

車両本体価格+10%〜15%が目安

「レクサスの見積もりを取ったら、想像より80万円も高くなった…」というのは、よくある話です。

乗り出し価格には、主に以下の費用が含まれます。

  • 諸費用(必須):
    • 自動車税、環境性能割、重量税などの「税金」
    • 自賠責保険料
    • リサイクル料金
    • 登録代行費用(ディーラーに支払う手数料)
  • メーカーオプション(注文時のみ):
    • サンルーフ
    • マークレビンソン プレミアムサラウンドサウンドシステム(高級オーディオ)
    • デジタルキー、パノラミックビューモニターなど
  • ディーラーオプション(納車時まで):
    • フロアマット(必須級)
    • ドライブレコーダー
    • ボディコーティング など

すべて合計すると、車両本体価格の10%〜15%(50万円〜70万円程度)は、最低でも上乗せされると考えておくべきです。

例えば、420万円のLBX「ELEGANT」でも、フロアマットやドラレコを付け、諸費用を支払うと、乗り出し価格は480万円〜500万円程度になるケースが一般的です。

グレード選びの罠:「最安グレード」で満足できるか

もう一つの注意点が、グレード選びです。

ランキングで紹介したのは「最安グレード」の価格ですが、レクサスの場合、そのグレードで満足できるかは人によります。

例えば、LBXの最安「ELEGANT」は、シートがファブリック(布)素材です。「Cool」や「Relax」(460万円)になると、本革やセミアニリン本革といった上質な素材に変わります。

結局、「やっぱり革シートがいい」「こっちのホイールが格好いい」と上位グレードを選ぶと、価格はさらに数十万円アップします。

ただ、レクサスはリセールバリュー(売却時の価値)が非常に高いブランドでもあります。人気グレードは高く売れる傾向があるため、購入時は高くても、数年後のトータルコストで考えると、最安グレードよりお得になる可能性もありますよ。

【番外編】一番高いモデルや中古車はどう?

最後に、安い順ランキングとは逆の「一番高いモデル」と、「中古車」について少しだけ触れておきます。

ちなみに…レクサスで一番高い新車は?

2025年現在、レクサスの新車ラインナップで最も高額なモデルは、超高級ミニバンLMです。

LMには2つのグレードがあり、6人乗りの「バージョンL」が1,500万円、4人乗りの「走る応接室」とも言える「エグゼクティブ」が2,010万円となっています。

次点は、最上級SUVの「LX」(1,290万円〜)となります。このクラスになると、もはやエントリーモデルとは別世界の価格帯ですね。

「安さ」だけ求めるなら中古車や認定中古車(CPO)も

「乗り出し500万円でも厳しい…でもレクサスに乗りたい!」

もし新車にこだわらないのであれば、中古車に目を向けるのも一つの手です。

特に、レクサスが自ら展開する「認定中古車(CPO)」はおすすめです。

レクサスの基準をクリアした高品質な中古車のみを扱い、新車同様の手厚い保証やメンテナンスプログラムが受けられるため、中古車とはいえ安心感が違います。

以前の最安モデルだった「CT」(ハッチバック、生産終了)なども、CPOや一般の中古車市場なら100万円台から探すことも可能です。

レクサスのベース車はどれ?トヨタ車との関係性を車種ごとに一覧解説

まとめ:レクサス最安はLBX(420万円〜)だが、乗り出しは500万円近くを想定しよう

レクサスの新車価格を安い順に見てきましたが、いかがでしたか?

2025年現在の最安モデルは「LBX」の420万円から。次いで「UX」が455万円、「NX」が485万円と、SUVモデルがトップ3を占めました。

ただし、これはあくまでも車両本体価格。実際にはオプションや諸費用が加わり、乗り出し価格は最安のLBXでも500万円近くを見込むのが現実的です。

「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、あなたのライフスタイル(乗る人数、荷物の量、走りの好み)に合うかを基準に選ぶことが、満足できるレクサス選びのコツです。

気になるモデルが見つかったら、ぜひ一度レクサスディーラーに足を運んでみてください。試乗して、その上質な内装や静かな走りを体感すれば、きっと「この価格でも欲しい!」と思える魅力が分かるはずですよ。

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