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中古アルファードで後悔する理由と対策|30系の維持費と選び方

トヨタ アルファード アルファード
TOYOTAアルファード公式

中古のアルファード購入で後悔したくないなら、リアルな維持費の把握と車両状態の入念なチェックが不可欠です。

「広くて快適そう」「一度は乗ってみたい」と憧れる一方で、「維持費が高くて手放した」「装備が多すぎて使いこなせない」といった後悔の声も少なくありません。

先に結論をお伝えすると、中古アルファードの後悔は次の3つを購入前に済ませておけば、ほとんど防げます。

  • 年間の維持費を計算する:駐車場代を除いて、2.5Lガソリン車で年間約40万円、ハイブリッド車で約33万円が目安
  • サイズと使い方が生活に合うか確かめる:自宅やよく行く施設の駐車場に入るか、豪華な装備を本当に使うか
  • 年式・状態・保証を見極める:前期と後期の違い、整備記録、保証の範囲を確認する

この記事では、中古車市場で特に人気の高い30系アルファード(2015年〜2023年式)を中心に、よくある後悔パターンと失敗しないための購入ポイント、そして気になる年間の維持費まで、分かりやすく解説していきます。税金やガソリン価格は2026年10月時点の情報をもとにしています。

  1. 中古アルファードでよくある6つの後悔パターン
    1. 後悔①:想像以上にかさむ「維持費」
    2. 後悔②:車体の大きさによる「使い勝手」
    3. 後悔③:ボディカラー選びでの「メンテナンス」
    4. 後悔④:グレード・装備選びの「ミスマッチ」
    5. 後悔⑤:前期と後期の違いを知らずに「年式」を選んだ
    6. 後悔⑥:盗難リスクと保険料を見落としていた
  2. 中古の30系アルファードの基礎知識【前期・後期とエンジンの違い】
    1. 前期(2015年〜)と後期(2018年〜)の違い
    2. 2.5Lガソリン・3.5Lガソリン・ハイブリッドの違い
    3. 【30系】グレードごとの特徴を理解する
  3. 後悔しない中古アルファードの選び方!【7つのチェックポイント】
    1. ①修復歴の有無と走行距離
    2. ②メンテナンス履歴の確認
    3. ③試乗でのフィーリングと電装品の動作チェック
    4. ④保証の有無と内容
    5. ⑤ハイブリッド車は駆動用バッテリーの状態と保証
    6. ⑥リコールの対応状況
    7. ⑦車両本体価格ではなく「支払総額」で比べる
  4. 中古アルファードの維持費は年間いくら?【モデル別シミュレーション】
    1. 車検のたびに必ずかかる「法定費用」の内訳
    2. 登録から13年を超えると税金が上がる点に注意
    3. ガソリン車とハイブリッド車、維持費で得なのはどっち?
  5. 中古アルファードが向いている人・後悔しやすい人
  6. 中古アルファードの購入でよくある質問
    1. 走行距離10万kmを超えた中古アルファードは買っても大丈夫?
    2. 30系の前期と後期、買うならどっち?
    3. アルファードのガソリンはレギュラー?ハイオク?
    4. 中古の30系と現行の40系、どちらを選ぶべき?
  7. まとめ:入念な準備で、最高のアルファードライフを!

中古アルファードでよくある6つの後悔パターン

まずは、購入後に「こんなはずじゃなかった…」となりがちな、代表的な後悔のパターンを見ていきましょう。自分に当てはまる可能性がないか、チェックしてみてください。

後悔①:想像以上にかさむ「維持費」

最も多い後悔が、維持費の見積もりの甘さです。アルファードは車両重量が重く、排気量も大きいため、各種税金や燃料代、メンテナンス費用が一般的な乗用車より高額になります。

  • 自動車税: 税額は「初めて登録された時期」で変わります。2.5Lモデルは2019年10月以降の登録車で年間43,500円、2019年9月以前の登録車で45,000円。3.5Lモデルは2019年10月以降の登録車で57,000円、2019年9月以前の登録車で58,000円です。中古車をいつ買ったかは関係ありません。
  • 燃料代: 車体が重いため燃費は伸びにくく、特に街乗り中心だと実燃費はガソリン車で8.5〜9.5km/L、ハイブリッド車でも12.0〜14.0km/L程度になることがあります。燃費は運転スタイルや道路状況によって大きく変動することも覚えておきましょう。
  • メンテナンス費用: タイヤはサイズが大きく、交換費用は4本で10万円を超えることも。その他、オイル交換や車検代も高めの設定です。

「ローンは払えるけど、維持費でカツカツ…」という状況を避けるためにも、購入前に年間の維持費をシミュレーションしておくことが重要になります。具体的な金額は、記事の後半でモデル別に計算しています。

後悔②:車体の大きさによる「使い勝手」

30系アルファードの全長は約4.9〜4.95m、全幅は1.85m、全高は年式や駆動方式によって約1.88〜1.95mと、かなりの大きさです。最小回転半径も5.6〜5.8mあり、コンパクトカーから乗り換えると小回りの違いに驚くかもしれません。このサイズが、日常生活での思わぬストレスになることがあります。

特に都市部では、「スーパーの駐車場で隣の車に気を使う」「狭い路地でのすれ違いが怖い」と感じる方が多いようです。また、機械式の立体駐車場では、高さや幅、重量の制限で利用できないケースも少なくありません。全高1,550mmまでの一般的なパレットにはまず入りませんし、ハイルーフ対応のパレットでも全幅1,850mmや重量の制限に引っかかることがあります。寸法は収まっていても「アルファード・ヴェルファイア不可」と車名で断っている駐車場もあります。

購入前には、必ず自宅の駐車場や、普段よく利用する施設の駐車スペースを確認しておきましょう。マンションの機械式駐車場を使う予定の方は、管理会社に「全長・全幅・全高・重量」の上限を聞き、検討している車両の車検証の数値と照らし合わせるのが確実です。試乗の際に、駐車のしやすさを試してみるのもおすすめです。

後悔③:ボディカラー選びでの「メンテナンス」

高級感があり人気の「ブラック」ですが、実は手入れが最も大変なカラーです。洗車キズや雨ジミ、ホコリなどが目立ちやすく、キレイな状態を保つにはこまめな洗車が欠かせません。コーティングを施工するとしても、初期費用がかかります。

「黒はカッコいいけど、汚れが気になって洗車ばかりしている」という声も聞かれます。手入れの手間を少しでも減らしたい方は、汚れが目立ちにくいホワイトパールやシルバー系のカラーを検討するのも一つの手です。

中古車の場合は、前のオーナーがどう扱っていたかで塗装の状態に差が出ます。黒系の車両は、晴れた日の屋外か明るい照明の下で、ボンネットやルーフの細かなキズ、雨ジミの跡を斜めから見て確認しておきましょう。

後悔しない!アルファードの人気色とリセールバリューを意識した色選びの完全ガイド

後悔④:グレード・装備選びの「ミスマッチ」

アルファードはグレードや装備が非常に豊富です。それゆえに、「あの装備は付けておけばよかった」「豪華な機能だけど全く使っていない」といったミスマッチが起こりがちです。

特に人気の「S”Cパッケージ”」は、豪華な2列目シートが魅力ですが、「普段は子どもが乗るだけで、宝の持ち腐れになっている」というケースも。電動シートなどの豪華装備は、万が一故障した際の修理費用が高額になるリスクも考慮する必要があります。

中古車は新車と違い、メーカーオプションを後から追加できません。サンルーフ、後席モニター、デジタルインナーミラーなど「これだけは欲しい」という装備があるなら、最初からその装備が付いた車両に絞って探す必要があります。逆に、使わない装備が多い上位グレードを選ぶと、車両価格だけでなく故障時の出費も増えやすくなります。

自分のライフスタイルや家族構成をよく考え、本当に必要な装備を見極めることが、満足度の高い買い物につながります。

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後悔⑤:前期と後期の違いを知らずに「年式」を選んだ

30系アルファードは、2018年1月のマイナーチェンジを境に「前期」と「後期」に分かれます。見た目が似ているため価格の安さだけで前期を選び、あとから「安全装備が思っていたものと違った」と気づくケースがあります。

大きな違いは安全装備です。後期は、夜間の歩行者や昼間の自転車も検知できる自動ブレーキを含む「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されました。前期は安全装備の内容が異なり、付いていない車両もあります。家族を乗せる機会が多い方ほど、ここは妥協しないほうがよいポイントです。前期と後期の違いは、このあとの章で表にまとめています。

後悔⑥:盗難リスクと保険料を見落としていた

意外と見落とされがちなのが、盗難のリスクです。アルファードは海外でも人気が高く、盗難被害の多い車種として知られています。日本損害保険協会が2026年3月に公表した自動車盗難事故実態調査(2025年分)でも、車名別の盗難件数でランドクルーザーに次ぐ2位でした。現行モデルだけでなく、30系のような旧型も狙われています。

そのため、車両保険を付けるかどうかで任意保険料が大きく変わります。「保険料を見積もったら想定より高かった」という後悔を避けるために、契約前に保険会社の見積もりを取っておきましょう。あわせて、次のような対策も検討してください。

  • ハンドルロックやタイヤロックなど、目に見える物理的な対策をする
  • 後付けのカーセキュリティや追跡装置を取り付ける
  • 自宅の駐車場にセンサーライトや防犯カメラを設置する
  • スマートキーは電波を遮断するケースに入れて保管する

中古の30系アルファードの基礎知識【前期・後期とエンジンの違い】

後悔しない一台を選ぶには、「どの年式の」「どのエンジンの」「どのグレードか」を整理しておくことが近道です。ここでは、中古車選びで押さえておきたい30系の基本をまとめます。

前期(2015年〜)と後期(2018年〜)の違い

項目前期(2015年1月〜2018年1月)後期(2018年1月〜2023年6月)
安全装備年式・グレードによって内容が異なる。付いていない車両もあるToyota Safety Senseを全車に標準装備。夜間の歩行者・昼間の自転車も検知
外観落ち着いたフロントマスクグリルやライトのデザインを変更し、より押し出しの強い顔つきに
3.5Lエンジン6速AT新しいエンジンと8速ATの組み合わせに変更
自動車税2019年9月以前の登録車の税額2019年10月以降の登録車は引き下げ後の税額
価格の傾向年式が古いぶん手が届きやすい人気が高く、前期より高値になりやすい

予算に余裕があれば、安全装備が充実した後期がおすすめです。前期を選ぶ場合は、検討している車両にどんな安全装備が付いているかを、販売店で1つずつ確認しましょう。同じ前期でも、車両によって内容が違います。

2.5Lガソリン・3.5Lガソリン・ハイブリッドの違い

30系には3種類のパワートレインがあります。維持費に直結する部分なので、違いを押さえておきましょう。

項目2.5L ガソリン3.5L ガソリン2.5L ハイブリッド
使用燃料レギュラーハイオクレギュラー
駆動方式2WD/4WD2WD/4WDE-Four(電気式4WD)のみ
カタログ燃費(後期・WLTCモード)10.6〜10.8km/L(2WD)10km/L前後14.8km/L
自動車税(2019年10月以降の登録車)43,500円57,000円43,500円
向いている人購入価格を抑えたい人余裕のある加速を求める人走行距離が多く、静かさを重視する人

3.5Lは燃料がハイオク指定で、自動車税も高くなります。「相場より安い」と飛びつく前に、燃料代と税金を含めた年間の負担を計算しておきましょう。なお、前期のカタログ燃費は「JC08モード」という古い測定方法の数値(2.5Lガソリン2WDで11.6km/L、ハイブリッドで18.4〜19.4km/Lなど)で、後期のWLTCモードとは単純に比較できません。前期の数字のほうが良く見えますが、実際の燃費が大きく違うわけではない点に注意してください。

【30系】グレードごとの特徴を理解する

自分に合った一台を選ぶには、グレードごとの特徴を知ることが近道です。ここでは中古市場の主流である30系後期モデルの主なグレードを紹介します。2023年6月に登場した現行の40系とはグレード構成が異なるため注意が必要です。

グレード主な特徴こんな人におすすめ
X基本装備が揃った標準グレード。費用を抑えつつアルファードに乗りたい人。
Sエアロパーツを装着したスポーティな外観。スタイリッシュな見た目を重視する人。
S”Cパッケージ”Sをベースに豪華な2列目シートなどを追加。後席の快適性を最優先したい人。
Executive Lounge最上級グレード。後席の快適性は別格。VIPの送迎など、最高のおもてなしを求める人。

このほかにも「G」「GF」「SC」などのグレードがあり、年式によって設定の有無や装備が変わります。同じグレード名でも、オプションの有無で装備は1台ごとに違うため、グレード名だけで判断せず、装備の一覧を見て比べるのがコツです。

ちなみに、現行モデル(40系)は「Z」や「Executive Lounge」などのグレードが設定されています。2026年6月に一部改良が行われ、グレード構成と価格が見直されているため、新車と比較したい方はトヨタ公式サイトで最新の情報を確認してください。

後悔しない中古アルファードの選び方!【7つのチェックポイント】

ここからは、実際に中古車を選ぶ際に後悔しないための具体的なチェックポイントを7つご紹介します。

①修復歴の有無と走行距離

基本中の基本ですが、車の骨格部分を修理・交換した「修復歴あり」の車両は避けましょう。安全性に問題があったり、後々不具合が出たりするリスクが高まります。

走行距離は、一般的に「1年1万km」が目安とされますが、アルファードは耐久性が高い車です。重要なのは距離そのものよりも、適切なメンテナンスがされてきたかどうか。走行距離が多めでも、整備記録がしっかりしている車両を選ぶのが賢明です。

反対に、年式のわりに走行距離が極端に少ない車両は、短距離の移動ばかりだったり、長く動かしていなかったりする可能性があります。距離が少ないから安心と決めつけず、使われ方を販売店に聞いてみましょう。

②メンテナンス履歴の確認

整備記録簿(メンテナンスノート)は、人間でいう「健康診断書」のようなもの。いつ、どこで、どんな整備がされてきたかを確認できる非常に重要な書類です。

特に、エンジンオイルやブレーキフルードなどが、メーカー推奨のタイミングで定期的に交換されているかをチェックしましょう。記録簿がしっかり残っている車は、前のオーナーが大切に乗っていた証拠とも言えます。

③試乗でのフィーリングと電装品の動作チェック

エンジンをかけた時の異音や、走行中の不自然な振動、ハンドルのブレがないかなど、実際に運転して確かめることが大切です。エアコンの効き具合や、パワーウィンドウ、電動スライドドアなどの電装系の動作も一つひとつ確認しましょう。

アルファードは電動で動く装備が多い車です。次の項目は、実際にスイッチを操作して確かめておくと安心です。

  • 左右の電動スライドドアが、引っかかりや異音なく開閉するか
  • パワーバックドアが最後までスムーズに開閉するか
  • 2列目シートの電動リクライニングやオットマンが動くか
  • エアコンが前席・後席ともに効くか
  • ナビ、バックカメラ、後席モニターが正常に映るか
  • スマートキーが2本そろっているか

少しでも違和感があれば、遠慮なく販売店のスタッフに質問してください。納得できる説明が得られない場合は、その車両の購入は見送った方が無難です。

④保証の有無と内容

中古車は、購入後に予期せぬトラブルが発生する可能性もゼロではありません。万が一に備え、保証付きの車両を選ぶと安心です。

ただし、「保証付き」と一言で言っても、保証期間や対象となる部品は販売店によって様々。エンジンやトランスミッションといった主要部品だけでなく、エアコンやパワーウィンドウなどの電装系までカバーしているかなど、保証内容は契約前にしっかり確認することが重要です。

一例として、トヨタの販売店で購入する中古車には、1年間・走行距離無制限の「ロングラン保証」が付き、全国のトヨタ販売店で保証修理を受けられます。有料で保証期間を延ばせるプランもあります(一部対象外の車両や、取り扱いのない販売店もあります)。一般の中古車販売店で買う場合は、この内容をひとつの基準にして、期間・対象部品・修理を受けられる場所を比べてみてください。

⑤ハイブリッド車は駆動用バッテリーの状態と保証

ハイブリッド車を選ぶなら、走行用の大きなバッテリー(駆動用バッテリー)のことも頭に入れておきましょう。長く使ううちに少しずつ劣化していく部品で、交換が必要になると高額な出費になります。

年式が古い車両や走行距離が多い車両を検討するときは、ハイブリッドシステムの点検を受けているか、ハイブリッド機構が保証の対象に入っているかを販売店に確認してください。保証の対象や期間は販売店や車両によって違うため、口頭だけでなく保証書の記載で確かめるのが確実です。

⑥リコールの対応状況

中古車は、前のオーナーがリコールの修理を受けないまま手放している場合があります。トヨタ公式サイトの「リコール等情報」では、車検証に書かれている車台番号を入力すると、その車がリコールの対象か、修理が済んでいるかを調べられます。

気になる車両が見つかったら、販売店に車台番号を教えてもらうか、未実施のリコールがないかを確認してもらいましょう。未実施のものがあれば、納車前に対応してもらえるかも聞いておくと安心です。

⑦車両本体価格ではなく「支払総額」で比べる

中古車は、車両本体価格のほかに税金や登録の手数料などの諸費用がかかります。複数の車両を比べるときは、必ず「支払総額」で比べましょう。本体価格が安くても、諸費用を足すと逆転することがあります。

見積書では、次の点をチェックしてください。

  • 車検の残り期間(残りが短いと、購入後すぐに車検費用がかかる)
  • 納車前の整備の内容と、交換される消耗品(タイヤ、バッテリー、ブレーキパッドなど)
  • 内容がよく分からない費用や、不要なオプションが含まれていないか
  • 保証が支払総額に含まれているか、別料金か

なお、車の購入時にかかっていた「環境性能割」という税金は、2026年3月31日で廃止されました。2026年4月1日以降に登録される車は、中古車でもこの税金がかかりません。古い情報をもとにした記事や見積もりの例には環境性能割が含まれていることがあるので、比較するときは注意してください。

中古アルファードの維持費は年間いくら?【モデル別シミュレーション】

アルファードの年間維持費は、グレードや乗り方によって変わりますが、一つの目安としてシミュレーションをしてみましょう。

【前提条件】

  • 年間走行距離:10,000km
  • ガソリン価格:レギュラー170.2円/L(資源エネルギー庁の調査による2026年10月5日時点の全国平均価格)
  • 自動車税:2019年10月以降に登録された車両の税額
  • 駐車場代:含めない
  • 任意保険:20等級、車両保険あり(年間約8万円と仮定)
    ※保険料は年齢、等級、補償内容、保険会社によって大きく変動します。
項目2.5L ガソリン車2.5L ハイブリッド車
自動車税43,500円43,500円
車検代(2年毎)約60,000円(1年あたり)約50,000円(1年あたり・減税考慮)
燃料代約189,000円(実燃費9.0km/Lで計算)約131,000円(実燃費13.0km/Lで計算)
任意保険約80,000円約80,000円
メンテナンス代約30,000円約30,000円
年間合計(目安)約402,500円約334,500円
参考:トヨタ アルファード スペック・価格・装備(現行モデル)

※上記の金額はあくまで目安です。車検代やメンテナンス代は車両の状態や整備内容によって、燃料代は実燃費によって大きく変動します。

月あたりに直すと、ガソリン車で約33,500円、ハイブリッド車で約27,900円です。ここに駐車場代とローンの返済が加わります。たとえば駐車場代が月15,000円なら、ガソリン車の維持費は月に約48,500円。この金額を毎月無理なく払えるかどうかが、購入を判断するひとつの目安になります。

2019年9月以前に登録された車両の場合は、自動車税が2.5Lで45,000円になるため、年間の合計は上の表より1,500円高くなります。

車検のたびに必ずかかる「法定費用」の内訳

車検代のうち、どこで受けても金額が変わらないのが「法定費用」です。アルファードは車両重量が重いため、自動車重量税が高めになります。

  • 自動車重量税(2年分):車両重量2.0t以下で32,800円、2.0t超〜2.5t以下で41,000円(エコカー減税の対象外で、登録から13年未満の場合)。30系は2.0tの前後にまたがるため、車検証の「車両重量」で確認しましょう。
  • 自賠責保険料(24か月):17,650円。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約からは18,560円に上がります。
  • 検査手数料(印紙代):数千円程度。

これに点検・整備の費用と、交換した部品の代金が加わります。年式が古くなるほど交換する部品が増え、車検代は高くなる傾向があります。

登録から13年を超えると税金が上がる点に注意

前期モデルを長く乗るつもりの方は、「13年超の重課」を知っておきましょう。ガソリン車は、初めての登録から13年を超えると税金が上がります。

  • 自動車税:おおむね15%上がります。2.5L(2019年9月以前の登録車)なら45,000円から51,700円に。ハイブリッド車はこの重課の対象外です。
  • 自動車重量税:車両重量2.0t超〜2.5t以下の場合、2年分で41,000円から57,000円に上がります。

30系で最も古い2015年登録の車両は、2028年ごろから13年超にあたります。「あと何年乗るつもりか」を考えたうえで、年式を選ぶのがおすすめです。

ガソリン車とハイブリッド車、維持費で得なのはどっち?

上のシミュレーションでは、ハイブリッド車のほうが年間で約68,000円安くなりました。ただし、中古車でもハイブリッド車はガソリン車より車両価格が高いのが一般的です。

元が取れるかどうかは、「車両価格の差 ÷ 年間の維持費の差」で計算できます。たとえば、同じくらいの年式・走行距離でハイブリッド車が50万円高い場合、50万円 ÷ 6.8万円 = 約7年。7年以上乗るならハイブリッド車、それより短いならガソリン車のほうが、費用の面では有利という計算です。

年間の走行距離が2万kmの方なら、燃料代の差が倍になるので、元が取れるまでの期間は短くなります。反対に、週末にしか乗らない方は差が縮まります。金額だけでなく、ハイブリッド車ならではの静かさや、ガソリン車の購入しやすさも含めて考えてみてください。

中古アルファードが向いている人・後悔しやすい人

ここまでの内容をふまえて、中古アルファードが向いている人と、後悔しやすい人の特徴を整理します。

【向いている人】

  • 家族や友人など、大人数で長距離を移動する機会が多い
  • 両親の送迎など、2列目の快適さを活かせる場面がある
  • 自宅に、サイズに余裕のある平置きの駐車場がある
  • ローンとは別に、月3万円前後の維持費を無理なく払える

【後悔しやすい人】

  • ほとんど1人か2人でしか乗らず、近所の買い物が中心
  • 自宅や職場の駐車場が、機械式や幅の狭い区画
  • 大きな車の運転や駐車に苦手意識がある
  • 車両価格だけで予算を組み、維持費を計算していない

後悔しやすい人の特徴に多く当てはまる場合は、ひと回り小さいミニバンと乗り比べてから決めても遅くありません。

中古アルファードの購入でよくある質問

走行距離10万kmを超えた中古アルファードは買っても大丈夫?

走行距離だけで「ダメ」と決める必要はありません。整備記録がしっかり残り、消耗品がきちんと交換されている車両なら、十分に選択肢になります。ただし、距離が伸びるほど足回りや電装品などの交換時期が近づくため、購入後の整備費用を多めに見込んでおきましょう。保証の対象から外れる車両もあるので、保証が付くかどうかも確認してください。

30系の前期と後期、買うならどっち?

安全装備を重視するなら後期、購入価格を抑えたいなら前期が候補になります。前期を選ぶ場合は、安全装備の内容を車両ごとに確認することと、ガソリン車は13年超の重課が近いことを計算に入れておきましょう。

アルファードのガソリンはレギュラー?ハイオク?

30系の場合、2.5Lガソリン車とハイブリッド車はレギュラー、3.5Lガソリン車はハイオクが指定されています。購入前に、給油口のフタの裏にあるラベルか取扱説明書で確認しておくと確実です。

中古の30系と現行の40系、どちらを選ぶべき?

予算が最優先なら30系、新しい装備や安全性能を重視するなら40系です。30系は販売されていた期間が長く、中古車の台数や価格帯の幅が広いため、予算に合わせて選びやすいのが強みです。一方で、年式が古い車両は保証が短かったり、近いうちに消耗品の交換が必要になったりします。車両価格の差だけでなく、数年間の維持費まで含めて比べるのがおすすめです。

まとめ:入念な準備で、最高のアルファードライフを!

中古アルファードは、確かに維持費やサイズの問題で後悔する可能性がある車です。しかし、その一方で、他の車では味わえないほどの快適性や満足感を与えてくれる魅力的な一台でもあります。

後悔を避けるためのポイントは、「①自分のライフスタイルに合うか見極める」「②年間の維持費をしっかり計算する」「③信頼できる車両と販売店を選ぶ」という3点です。

この記事で紹介したチェックポイントを参考に、ぜひ焦らずじっくりと、あなたにとって最高のパートナーとなる一台を見つけてください。

アルファードとヴェルファイアどっちが買い?価格・維持費・リセールまで徹底比較