
アウディA6のサイズは大きすぎる?A4との比較や快適性も徹底解説
アウディA6は、そのサイズ感ゆえに「でかすぎる?」と感じるという声も少なくありません。本記事ではA4とのサイズ比較や走行性能、荷室・維持費・中古車選びのポイントまで、最新情報をもとにわかりやすく解説します。
アウディA6は本当に“でかい”のか?
2025年型A6 40 TDI quattro advancedは 4,940 × 1,885 × 1,430 mm(全長×全幅×全高)、 ホイールベース2,925 mm。
これだけの伸びやかさが高速直進安定性と室内余裕を生みますが、 日本の立体駐車場では幅制限(1,850 mm以下)がネックになる点は要注意です。
主要グレードと寸法早見
- 40 TDI / 45 TFSI:4.94 m(S lineは4.95 m)
- 55 TFSI:4.95 m
- 全幅:1.885 m(全グレード共通)
- 全高:1.430 m(エアサス車は+10 mm)
A4と並べてみる ― サイズ差はどのくらい?
兄弟車A4 35 TFSI セダンは 4,760 × 1,845 × 1,410 mm。 全長+18 cm・全幅+4 cmの差があり、 最小回転半径はA6=5.7 m / A4=5.5 mで差は0.2 mにとどまります。
A6は後席ニースペースがひとクラス上、 A4は都心部での取り回しと機械式駐車場適合率が高い—— 用途に合わせた選択が肝心です。
ワゴン派必見 ― A6 Avant の実力
ステーションワゴン版A6 Avantは 全長4.94 mのまま全高が1.465 mにアップ。 荷室は565 L、後席格納で1,680 Lまで拡大し、 自転車やキャンプ道具も難なく飲み込みます。
パワートレーン別ハイライト
40 TDI(2.0 L ディーゼル)
204 PS/400 Nm。WLTC実燃費は17 km/L前後。 アイドル静粛性はクラス屈指で、長距離ユーザー定番。
45 TFSI(2.0 L ガソリン)
265 PS/370 Nm。48 VマイルドHVで出足がなめらか。
55 TFSI(3.0 L V6)
340 PS/500 Nm。0-100 km/h 5秒台、余裕の高速加速。
RS 6 Avant performance
4.0 L V8ツインターボ630 PS/850 Nm、 0-100 km/h 3.4 秒。
2025年日本価格は1,933 万円から。 モンスター級の動力性能を求めるなら唯一無二です。
デジタル体験と快適装備
・12.3 inchバーチャルコックピット+10.1/8.6 inchデュアルMMIタッチ。
・Alexa Built-inは2022年モデル以降で日本語正式対応済み。
・ヴァルコナレザーやアンビエントライトなど、豪華オプション多数。
維持費をリアルに試算
排気量帯 | 自動車税(年額) |
---|---|
〜2.0 L(40 TDI/45 TFSI) | 39,500円 |
〜3.0 L(55 TFSI) | 51,000円 |
標準19インチ(245/45R19)のタイヤ交換は4本で約20万円、 V6モデルは追加で重量税+燃料費の負担増を覚悟しましょう。
中古車チェックポイント
- OLEDメーターパネル焼き付き ─ 交換目安40万円。
- 48 V MHEVバッテリー ─ 5年・10万km前後で15万円前後。
- 2.0 TDIのEGRクーラー、3.0 TFSIのオイルパンシールにオイル滲みがないか。
- ソフトウェアアップデート歴とディーラー整備簿を必ず確認。
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まとめ:A6はこんな人におすすめ
「家族での長距離移動も仕事の外回りも、1台で優雅にこなしたい」
そんなユーザーにA6は最適です。
都市中心ならA4の機動性が勝りますが、ゆとり・静粛性・高速安定性を重視するなら A6のボディサイズは“大きいからこそ価値がある”と感じられるはずです。
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