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【2026年】夏至と冬至の昼の長さを徹底比較!約5時間の差が生まれる理由と地域別の違い

【2026年】夏至と冬至の昼の長さを徹底比較!約5時間の差が生まれる理由と地域別の違い 自然・宇宙・科学

「夏は日が長くて、冬はあっという間に暗くなる」なんとなく肌感覚で分かっていても、実際にどれくらいの時間の差があるかご存知でしょうか。

実は、夏至と冬至では、昼の長さに約5時間もの差があります。これだけ日照時間が違えば、生活リズムや気分まで変わるのも納得ですよね。

この記事では、夏至と冬至の具体的な「昼の長さ」の違いや、なぜこれほど差が生まれるのかという理由、そして地域ごとの変化について分かりやすく解説します。

夏至と冬至の昼の長さを徹底比較

一年の中で最も昼が長い「夏至」と、最も短い「冬至」。この二つの日の昼間の長さを比べると、季節による太陽の動きのダイナミックな変化が見えてきます。

東京を例に挙げると、夏至の日の昼間(日の出から日の入りまで)は約14時間35分もあります。一方で、冬至の日は約9時間45分しかありません。その差はおよそ4時間50分。約5時間もの違いがあるのです。

「夕方17時にはもう真っ暗」な冬と、「19時でもまだ明るい」夏。私たちが感じるこの感覚の正体は、この圧倒的な時間の差にあります。この差を数字で見ると、季節の移ろいがより具体的に感じられるのではないでしょうか。

日の出・日の入り時刻の具体的な違い

さらに詳しく、日の出と日の入りの時刻を見てみましょう。2026年の東京の予測データを参考にすると、夏至の日の出は4時25分頃、日の入りは19時00分頃です。朝は驚くほど早く明るくなり、夜も遅くまで太陽が残っています。

対して冬至の時期は、日の出が6時47分頃、日の入りは16時32分頃になります。夏至に比べて朝起きるのが辛く感じるのは、気温のせいだけでなく、太陽が昇ってくるのが2時間以上も遅いからなのですね。

ちなみに、日の出が最も早い日と夏至、日の入りが最も遅い日と夏至は、実は微妙にずれています。それでも、トータルの「昼の長さ」で言えば夏至がピークであることに変わりはありません。

参考:国立天文台 暦計算室

【一覧表】夏至と冬至のデータ比較

文章だけではイメージしにくい部分もあるため、東京を基準とした夏至と冬至の違いを表にまとめました。2026年の日付で算出しています。

項目夏至(6月21日頃)冬至(12月22日頃)
日の出時刻04:25頃06:47頃約2時間20分遅い
日の入り時刻19:00頃16:32頃約2時間30分早い
昼の長さ約14時間35分約9時間45分約4時間50分
太陽の南中高度約78度約31度約47度の差

なぜ季節によって昼の長さが変わるのか

毎日太陽は東から昇って西に沈みますが、なぜこれほどまでに昼の長さに変化が生まれるのでしょうか。その理由は、地球の「公転」と「地軸の傾き」という壮大な天体の動きに関係しています。

地球は独楽(こま)のように自転しながら、1年かけて太陽の周りを一周(公転)しています。このとき、地球は真っ直ぐに回っているわけではなく、公転面に対して約23.4度傾いた状態で回っているのです。

この「傾き」があるまま太陽の周りを移動するため、時期によって太陽の光が当たる角度が変わります。北半球が太陽の方にお辞儀をするように傾いている時期が「夏」、逆にのけぞるように太陽から遠ざかる方向に傾いている時期が「冬」になります。

太陽の通り道と高さの変化

地軸の傾きによって、私たちから見た太陽の通り道(天球上の軌道)も変化します。夏至の日は、太陽が高い空を通るため、空に滞在する時間が長くなります。これが昼が長い理由です。真昼の太陽を見上げると、ほぼ頭上に近い高い位置にありますよね。

反対に冬至の日は、太陽が低い空を横切るような軌道を描きます。空の低い位置を通過するため、すぐに地平線に沈んでしまうのです。冬の影が夏に比べて長く伸びるのは、この太陽の角度(南中高度)が低いためです。

もし地軸が傾いていなかったら、世界中どこでも毎日昼と夜は12時間ずつになり、四季の変化もこれほどはっきりとは起きなかったでしょう。

地域別で見る夏至と冬至の差

昼の長さの変化は、住んでいる場所の「緯度」によっても大きく異なります。緯度が高い(北極に近い)場所ほど、夏至と冬至の差が激しくなり、赤道に近づくほどその差は小さくなります。

日本国内でも、北の北海道と南の沖縄では大きな違いがあります。札幌の場合、夏至の昼の長さは約15時間20分もあるのに対し、冬至は約9時間しかありません。その差は6時間以上になり、東京よりも季節による変化をダイナミックに感じることになります。

一方、那覇(沖縄)では、夏至の昼は約13時間50分、冬至は約10時間30分です。差は約3時間20分程度に留まります。沖縄の冬が「本土より日が長い」と感じられるのは、緯度の影響で冬至でも極端に日が短くならないためです。

北半球と南半球の違い

視点を世界に向けると、さらに面白いことが分かります。日本がある北半球と、オーストラリアなどがある南半球では、季節が完全に逆転します。

私たちが夏至を迎える6月、南半球では冬至を迎えています。逆に、日本が寒さに震える12月の冬至の頃、南半球では真夏のクリスマスを迎えているのです。これは、地軸の傾きによって、太陽の光を多く浴びる半球が半年ごとに入れ替わるためです。

北極圏に近い地域では、夏至の頃には太陽が沈まない「白夜(びゃくや)」となり、冬至の頃には太陽が昇らない「極夜(きょくや)」となります。緯度による日照時間の変化は、地球規模で見ると非常にドラマチックな現象なのです。

おすすめ(外部リンク):バーチャル地球バーチャル太陽系

2026年の夏至と冬至はいつ?

最後に、直近のスケジュールを確認しておきましょう。これを知っておくと、季節のイベントや旅行の計画が立てやすくなります。

2026年の夏至は「6月21日(日)」です。この日は日曜日ですので、一年で一番長い夕暮れをゆっくり楽しむのに最適ですね。キャンドルナイトなどのイベントに参加してみるのも良いでしょう。

そして、2026年の冬至は「12月22日(火)」になります。平日ですので、仕事や学校が終わった後にゆず湯に浸かって温まり、カボチャを食べて栄養をつけるという、昔ながらの過ごし方がおすすめです。

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まとめ

夏至と冬至では、東京でおよそ5時間、北海道では6時間以上も昼の長さに違いがあることが分かりました。この大きな変化は、地球が傾きながら太陽の周りを回っている証拠でもあります。

「今日は一年で一番太陽と長く過ごせる日なんだな」「今日から少しずつ日が伸びていくんだな」と意識するだけで、何気ない日常の中に季節の節目を感じることができます。

ぜひ今年の夏至と冬至は、太陽の動きに思いを馳せながら、それぞれの季節らしい過ごし方を楽しんでみてください。

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