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+1 200から始まる電話番号はどこの国?入国管理局を騙る詐欺の正体と対処法

+1 200から始まる電話番号はどこの国?入国管理局を騙る詐欺の正体と対処法 生活の知恵

「スマホを見たら、+1 200 から始まる見慣れない番号から着信があった」

「留守電を聞いたら、入国管理局と名乗る自動音声が入っていた」

今、この記事にたどり着いたあなたは、このような不審な着信に不安を感じているのではないでしょうか。

結論からお伝えします。「+1 200」から始まる電話番号は、極めて高い確率で詐欺電話です。
実在する北米の国番号を悪用していますが、実は「200」という局番には大きな秘密があり、正規の電話ではないことが分かっています。

この記事では、なぜこの番号が危険なのか、電話の正体と、万が一出てしまった場合の対処法を分かりやすく解説します。

+1 200から始まる電話番号の正体は?

見覚えのない「+1 200」からの着信。まずは、この番号がどこからかかってきているのか、その仕組みを紐解いていきましょう。

「+1」は北米エリアの国番号

電話番号の先頭についている「+1」は、国際電話における国番号です。
これはアメリカ合衆国、カナダ、および一部のカリブ海諸国が含まれる「北米電話番号計画(NANP)」で使用されています。

通常であれば、アメリカやカナダからの国際電話ということになりますが、今回のケースは少し事情が異なります。

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「200」は実在しないエリアコードの可能性大

ここが重要なポイントです。「+1」の後に続く3桁の数字(200)は、本来であれば地域を特定する「エリアコード(市外局番のようなもの)」を表します。

しかし、北米の番号管理データを確認すると、「200」というエリアコードは、現時点では一般の加入者向けに割り当てられていません。
(※201はニュージャージー州、202はワシントンD.C.などで使われていますが、200そのものは使われていないのです)

つまり、正規の通信網を使って「+1 200」から発信することは物理的に不可能なのです。この事実から導き出される結論はひとつです。

この着信は、専用のアプリやソフトウェアを使って電話番号を偽装(スプーフィング)した、詐欺グループからの電話であると断定できます。

入国管理局を騙る詐欺の手口とは

2024年頃から急増し、現在も報告が相次いでいるのが、「入国管理局」や「出入国在留管理庁」を名乗るパターンです。
犯人グループはどのような手口であなたを騙そうとするのでしょうか。

中国語や自動音声での不安煽り

電話に出ると、多くの場合は人間ではなく自動音声(ロボットボイス)が流れます。
内容は日本語、または中国語で以下のようなメッセージが流れることが報告されています。

  • 「こちらは入国管理局です」
  • 「あなたに関する重要な書類が不足しています」
  • 「ビザ(査証)の期限が切れます」
  • 「パスポートが不正利用されました」
  • 「詳細を確認するには『1』を押してください」

突然「法的措置」や「身柄の拘束」といった強い言葉を使い、恐怖心を煽って冷静な判断力を奪うのが狙いです。

なぜ日本人にもかかってくるのか

「自分は日本人だから入管は関係ない」と思っていても、この電話は無差別にかかってきます。
犯人グループは、流出した電話番号リストを使っているか、あるいはランダムに数字を組み合わせて機械的に発信している(RDD:Random Digit Dialing)と考えられます。

「日本語が通じるか」「電話に出るアクティブな番号か」を確認する目的もあるため、日本人であってもターゲットにされるのです。

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もし電話に出てしまったら?正しい対処法

不審な電話には出ないことが一番ですが、うっかり出てしまったり、着信履歴を見てかけ直そうとしている場合は、以下の対応を徹底してください。

絶対に応答せず、かけ直さない

着信時に「+1 200」という表示が見えたら、応答せずに無視してください。
もし出てしまった場合も、何も話さず、ダイヤルボタン(数字キー)も押さずに、すぐに通話を切断しましょう。

興味本位でかけ直す(折り返し電話をする)のは絶対にNGです。

  • 高額な国際通話料が発生する可能性があります。
  • あなたの電話番号が「カモリスト(騙されやすい人の名簿)」に登録され、別の詐欺電話が増える原因になります。

着信拒否設定を活用する

iPhoneやAndroidには、特定の番号や、電話帳に登録していない番号からの着信を拒否・消音する機能があります。

iPhoneの場合

「設定」アプリ > 「電話」 > 「不明な発信者を消音」をオンにする。
これだけで、連絡先に登録のない番号からの着信音を鳴らさないようにできます。

【比較表】本物の入管と詐欺の見分け方

出入国在留管理庁(入管)も、公式に「電話で金銭を要求することは一切ない」と注意喚起を行っています。
本物の公的機関と、詐欺電話の違いを表にまとめました。

項目本物の出入国在留管理庁詐欺電話(+1 200など)
発信元の番号日本の固定電話(03や0570など)「+」から始まる国際電話
連絡手段原則は郵送による通知突然の電話、自動音声
金銭の要求電話で振込指示は一切ない口座振込、電子マネー要求あり
個人情報電話で暗証番号等は聞かない口座番号、パスポート番号を聞く

参考:入管を名乗る不審な電話、メール等にご注意ください(出入国在留管理庁)

+1 700から始まる電話番号はどこの国?入国管理局を名乗る詐欺の正体

まとめ

「+1 200」から始まる電話番号について解説しました。
この番号は、北米の国番号に見せかけた実在しないエリアコードを利用した詐欺電話です。

重要なポイントを振り返ります。

  • 「+1 200」は偽装された番号であり、北米からの正規の電話ではない。
  • 「入国管理局」を名乗り、書類不備などで不安を煽ってくる。
  • 公的機関が国際電話(+から始まる番号)を使って連絡してくることはない。
  • 電話には出ず、着信拒否設定をして無視するのが正解。

もし電話に出てしまっても、個人情報を伝えたり金銭を支払ったりしていなければ、過度に心配する必要はありません。
今後は怪しい国際電話には反応せず、「+1」が見えたら即警戒モードに切り替えましょう。

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