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【2026年版】ゲーミングPCおすすめの選び方|RTX 50シリーズ対応・予算別スペックを解説

【2026年版】ゲーミングPCおすすめの選び方|RTX 50シリーズ対応・予算別スペックを解説 ガジェット・家電

「最新のゲームを最高画質で遊びたい」

「カクカクしない滑らかな映像でFPSに勝ちたい」

そう思ってゲーミングPCを探し始めたものの、専門用語が多すぎて「結局どれを買えばいいの?」と迷子になっていませんか?

2026年は、ゲーミングPCにとって大きな転換点です。

待望の「GeForce RTX 50シリーズ」が登場し、グラフィック性能が飛躍的に向上する一方で、メモリやSSDの価格高騰という逆風も吹いています。

この記事では、そんな2026年の事情を踏まえた「今、絶対に失敗しないゲーミングPCの選び方」を徹底解説します。

無駄なスペックにお金を使わず、あなたのやりたいゲームを快適に動かすための「最適解」を見つけましょう。

本記事は2025年12月23日時点の市場予測に基づいた2026年モデルの解説記事です。
RTX 50シリーズなどの新製品情報や価格動向は、執筆時点でのリーク情報や市場予測を含みます。購入の際は必ず最新の販売ページで価格とスペックをご確認ください。

2026年のゲーミングPC市場は「GPU世代交代」がカギ

ゲーミングPCの性能、ひいてはゲームの快適さを決めるのは、なんといっても「グラフィックボード(GPU)」です。

CPUやメモリも大切ですが、GPUが弱ければどれだけ高いパソコンでもゲーム画面はカクつきます。

2026年の最大のトピックは、NVIDIAの新しいGPU「GeForce RTX 50シリーズ」の登場です。

AI性能を強化し、DLSS 4(AIによる高画質化・フレーム生成技術)に対応することで、前世代のRTX 40シリーズから大幅な性能アップを果たしています。

また、ライバルのAMDも「Radeon RX 9000シリーズ」を投入。こちらはコストパフォーマンスを重視しており、「安くて高性能」を求めるゲーマーの強い味方になります。

これから買うなら、これらの次世代GPUを搭載したモデルか、型落ちで安くなった現行モデルを狙うのが賢い戦略です。

【最重要】グラフィックボード(GPU)の選び方

では、具体的にどのGPUを選べばいいのでしょうか。

メーカーごとの特徴と、性能ランクを整理しました。

NVIDIA GeForce RTX 50シリーズの特徴

ゲーミングPC市場で圧倒的なシェアを持つのがNVIDIA(エヌビディア)のGeForceです。

迷ったらGeForceを選んでおけば、対応していないゲームはまずありません。

  • RTX 5090 / 5080: 4K解像度やVR、超高画質レイトレーシングを楽しみたい富裕層・プロ向け。価格は非常に高い(30万円〜)。
  • RTX 5070 / 5070 Ti: 多くのゲーマーにとっての「憧れの標準」。WQHD解像度で快適に遊べる。
  • RTX 5060: コスパ重視のエントリーモデル。フルHDなら十分な性能。

コスパのAMD Radeon RX 9000シリーズ

「レイトレーシング(リアルな光の表現)はそこまで重視しない」「とにかく安くフレームレートを出したい」という人には、AMDのRadeonがおすすめです。

  • 同ランクのGeForceよりも価格が安い傾向にあります。
  • RX 9070 XT: RTX 5070に近い性能を持ちながら、価格は一段安い高コスパモデルとして注目されています。

結局、どれを選べばいい?性能比較表

主要なゲームジャンルと解像度に合わせて、選ぶべきGPUをまとめました。

解像度・用途ターゲット層推奨GPU (NVIDIA)推奨GPU (AMD)
フルHD (1920×1080)APEX, Valorant, 一般的なRPGRTX 4060 / 5060RX 7600 / 9060 XT
WQHD (2560×1440)画質もフレームレートも欲張りたいRTX 4070 / 5070RX 7800 XT / 9070
4K (3840×2160)最高画質で没入したい、配信者RTX 4080 / 5080 以上RX 7900 XTX / 9070 XT

※注意:2026年中の新製品発売について
2026年中には、以下のような新製品が追加発売される可能性があります。

  • RTX 5060 Ti、RTX 5050などのエントリーモデル
  • RTX 50シリーズのSUPERリフレッシュモデル
  • RX 9050などの更なる下位モデル

購入を検討される際は、最新の製品ラインナップを必ずご確認ください。

予算を抑えたい場合は、型落ちとなるRTX 4060RTX 4070搭載モデルが狙い目です。これらは2026年でも現役で通用する十分なパワーを持っています。

RTX 4060またはRTX 4070搭載PCを見る

CPUとメモリは「足かせ」にならないものを選ぶ

GPUが決まったら、次はCPUとメモリです。これらが低いと、せっかくの良いGPUの性能を引き出せません(ボトルネック現象)。

CPUは「Intel Core i5」か「Ryzen 5」以上が鉄則

CPUはゲームの処理やDiscordなどの裏で動くアプリを制御します。

  • Intel: Core i5-13400 / 14400、または最新のCore Ultra 5以上。
  • AMD: Ryzen 5 7600 / 9600以上。

特におすすめなのが、AMDの「X3D」シリーズ(例:Ryzen 7 9800X3D)です。 ゲーム特化のキャッシュメモリを搭載しており、ゲームによっては最上位のIntel CPUをも凌駕する性能を発揮します。 「ゲーム性能最強」を目指すなら、Ryzen 7 X3Dモデルを選びましょう。

メモリは「16GB」では足りない?32GB標準時代へ

ここが2026年の大きな注意点です。 これまで「ゲームなら16GBで十分」と言われてきましたが、最新の超大作ゲーム(Unreal Engine 5採用タイトルなど)や、タルコフ(EFT)のような重いゲームでは、16GBだとカクつく事例が増えています。

さらに、配信をしたり、ブラウザで攻略サイトを大量に開いたりしながら遊ぶなら、メモリ消費はさらに増えます。 メモリ価格は高騰傾向にありますが、後から増設するのが不安な初心者は、最初から「32GB」搭載モデルを選ぶことを強く推奨します。

メモリ32GB搭載のゲーミングPCを探す

【予算・解像度別】おすすめスペック構成例

ここまでの話を総合して、予算と目的別の「失敗しない構成」を作りました。 BTOパソコン(受注生産)を買う際のカスタマイズの参考にしてください。

予算15万円〜:フルHDで快適に遊びたい(RTX 4060 / 5060)

初めてゲーミングPCを買う学生さんや、eスポーツタイトル(FPS/MOBA)メインの方へ。

  • CPU: Core i5-14400F / Ryzen 5 7500F
  • GPU: GeForce RTX 4060 (8GB)
  • メモリ: 16GB (できれば32GB)
  • SSD: 1TB
  • モニター: フルHD / 144Hz

この構成なら、PS5よりも高いフレームレートが出せます。Apex LegendsやValorantなら144fps張り付きも余裕です。

予算25万円〜:WQHD・高フレームレート狙い(RTX 4070 / 5070)

画質にもこだわりたい、長く使えるPCが欲しい社会人の方へ。

  • CPU: Core i7-14700F / Ryzen 7 7700
  • GPU: GeForce RTX 4070 SUPER / RTX 5070
  • メモリ: 32GB
  • SSD: 1TB (Gen4)
  • モニター: WQHD / 165Hz

「FF14」や「モンハンワイルズ」などのRPG系タイトルを、美しいグラフィックで楽しむのに最適なバランスです。

予算40万円〜:4K・最高画質で没入したい(RTX 5080 / 5090)

予算度外視で最強の環境を整えたいハードコアゲーマーへ。

  • CPU: Core Ultra 9 / Ryzen 7 9800X3D
  • GPU: GeForce RTX 4080 SUPER / RTX 5080 以上
  • メモリ: 64GB
  • SSD: 2TB (Gen5)
  • モニター: 4K / 144Hz または OLED(有機EL)

最新の重量級ゲームでも設定を落とすことなく、最高画質でヌルヌル動かせます。配信や動画編集もプロレベルでこなせるスペックです。

RTX 4070 / 5070以上搭載のハイスペックPCを見る

ゲーミングノート vs デスクトップ、どっちがいい?

「場所を取らないノートがいいな」と思うかもしれませんが、ゲーマーとしての結論は「置けるなら絶対にデスクトップ」です。

【デスクトップのメリット】

  • コスパが良い: 同じ性能ならノートより2〜3割安い。
  • 冷却性能が高い: ゲーム中のファンの音が静かで、熱暴走しにくい。
  • 寿命が長い: 壊れたパーツだけ交換したり、数年後にGPUだけ最新にしたりできる。

【ゲーミングノートのメリット】

  • 持ち運べる: 省スペースで、出張先や実家でもゲームができる。
  • モニター不要: 画面とキーボードがついているので、買ってすぐ使える。

特にRTX 50シリーズ世代はGPUの発熱が増える傾向にあるため、冷却に余裕のあるデスクトップの方が性能をフルに発揮しやすく、故障リスクも低いです。

【2026年最新】パソコン購入完全ガイド|価格高騰・Crucial撤退時代の「損しない」選び方

初心者におすすめのBTOメーカー3選

ゲーミングPCは、家電量販店のNECや富士通のPC売り場には売っていません。 専門店である「BTOメーカー」で買うのが一般的です。初心者におすすめの3社を紹介します。

メーカーブランド名特徴
マウスコンピューターG-Tune品質とサポートのバランスNo.1。24時間365日の電話サポートがあり、初心者でも安心。ケースのデザインもシンプルでかっこいい。
ドスパラGALLERIA納期が爆速。注文して最短翌日に届くモデルが多い。「今すぐ遊びたい」人におすすめ。ユーザー数が多く情報が豊富。
パソコン工房LEVEL∞コスパ最強クラス。同じスペックなら他社より安いことが多い。コラボモデルも豊富。実店舗が多く、持ち込み修理がしやすい。

まとめ|GPU中心に予算を配分しよう

2026年のゲーミングPC選びについて解説しました。

最後に重要ポイントをおさらいします。

  • GPUが全て: 予算の許す限り、良いGPU(RTX 4070/5070以上)を選ぼう。
    ※2026年中に新モデルが追加される可能性があるため、購入前に最新ラインナップを確認すること。
  • メモリは32GB: 最新ゲームを快適に遊ぶための新常識。ここをケチると後悔する。
  • 基本はデスクトップ: 冷却とコスパで有利。持ち運び必須でなければノートは避ける。

ゲーミングPCがあれば、ゲームの世界への没入感が劇的に変わります。

家庭用ゲーム機では体験できない高画質・高フレームレートの世界へ、ぜひ飛び込んでみてください。

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