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Amazon購入履歴の見方完全ガイド!「非表示」廃止後の対策も解説

Amazon購入履歴の見方完全ガイド!「非表示」廃止後の対策も解説 生活の知恵

「Amazonで昔買った商品の名前、思い出せない…」
「家族とアカウントを共有しているから、購入履歴を見られると気まずい…」

そんなお悩み、ありませんか?
Amazonの購入履歴は、再注文や家計管理にとても便利ですが、仕様が頻繁に変わるため「あれ、ボタンがなくなった?」と戸惑うことも多いですよね。

実は、2025年の仕様変更で、これまで定番だった「注文履歴の非表示(アーカイブ)」機能が廃止されるなど、大きな動きがありました。

この記事では、PCやスマホでの基本的な履歴確認方法はもとより、「履歴を隠せなくなった今、どうやってプライバシーを守るか」という最新の対策まで、徹底的に調べ上げて解説します。

まずは基本!Amazon購入履歴の確認手順【スマホ・PC】

まずは、基本となる「購入履歴の出し方」をおさらいしましょう。デバイスによって操作が少し異なりますが、どれも手順は簡単です。

スマホアプリで見る方法

多くの人が利用しているスマホアプリ版。外出先でもサッと確認できるのが魅力です。

  1. Amazonアプリを開き、画面下部の「人型アイコン」(アカウント)をタップします。
  2. 画面上部に出てくる「注文履歴」というボタンをタップします。
  3. 直近の注文リストが表示されます。

商品画像をタップすれば、配送状況の確認や、「再度購入」ボタンからのリピート注文もスムーズに行えます。

パソコン・スマホブラウザで見る方法

領収書を印刷したい時や、数年前の履歴をじっくり探したい時は、パソコン(ブラウザ)が便利です。

  1. Amazon公式サイトにログインします。
  2. 画面右上にある「注文履歴」(または「返品もこちら 注文履歴」)をクリックします。
  3. 注文履歴の一覧が表示されます。

スマホのブラウザ(SafariやChrome)から見る場合も同様ですが、アプリが自動で起動してしまうことがあります。その場合は、ブラウザの新しいタブでAmazonを開くなど工夫してみてください。

【比較表】アプリとブラウザ、どっちが便利?

「どっちを使えばいいの?」と迷う方のために、機能の違いを表にまとめました。

機能・特徴スマホアプリPC / ブラウザ
手軽さ◎(最速)
過去の検索○(キーワード検索可)◎(一覧性が高い)
領収書の発行△(少し探しにくい)◎(ワンクリック)
非表示設定×(機能廃止)×(機能廃止)

普段の買い物チェックはアプリ、確定申告や家計簿つけで領収書が必要な時はPC、と使い分けるのが賢い方法ですね。

1年以上前の注文も!過去の履歴を検索・絞り込みするテクニック

「3年前に買ったあの家電、型番を知りたい!」
そんな時、スクロールして探すのは大変ですよね。Amazonには強力な検索・絞り込み機能があります。

「年別」フィルターで昔の買い物を振り返る

注文履歴ページには、デフォルトで「過去3ヶ月」などの期間が設定されています。ここを変更することで、アカウント開設当初まで遡ることができます。

【操作手順】
注文履歴ページの上部にある「過去3ヶ月」等のプルダウンメニュー(アプリでは「絞り込み」)をタップし、「2023年」「2020年」など見たい年を選択します。

これで、その年に購入した全商品が表示されます。「あの年はこんな物を買っていたのか」と振り返るのも面白いですよ。

商品名やキーワードで一発検索

購入した時期がまったく思い出せない場合は、「注文履歴を検索」という検索窓を使いましょう。

ここに「洗剤」「イヤホン」「Anker」などのキーワードを入力して検索すれば、過去の膨大な履歴から該当する商品だけをピックアップしてくれます。
この機能、意外と使っていない方が多いのですが、時短効果は抜群です。

【重要】「注文履歴を非表示(アーカイブ)」機能は廃止された?

さて、ここが今回の記事で最も重要なポイントです。
古いブログ記事などでは「注文履歴は非表示(アーカイブ)にできる」と書かれていることが多いですが、2025年現在、この情報は古くなっています。

2025年の仕様変更について(アーカイブ機能の終了)

以前は、ブラウザ版から特定の注文を選んで「注文を非表示にする(アーカイブ)」ことができました。
しかし、2025年5月15日(一部アカウントでは4月30日)をもって、この「非表示」ボタン自体が廃止されました。

多くのユーザーから「ボタンが見つからない」「隠せなくなった」という声が上がっていますが、これは不具合ではなくAmazon側の仕様変更によるものです。

過去に非表示にした注文はどうなる?

「昔、非表示にした注文はずっと隠れたまま?」と気になるところですが、ここにも注意が必要です。
2025年8月19日以降、過去に非表示(アーカイブ)設定していた注文履歴が、通常の注文履歴一覧に順次復活(再表示)される仕様に変更されています。

つまり、以前隠したはずの「見られたくない注文」も、現在は通常の履歴一覧に表示されている可能性が高いです。家族と共有している方は、念のため履歴を再確認することをおすすめします。

「完全に削除」はできない!その理由とは

「じゃあ、履歴を削除することはできないの?」
残念ながら、Amazonの購入履歴データそのものを削除することは、以前から不可能です。

これは、以下の理由によります。

  • 配送トラブルや返品対応の証拠として必要だから
  • 保証期間の確認に不可欠だから
  • 不正利用の防止やセキュリティ確保のため

つまり、Amazonのアカウントを持っている限り、購入履歴は「一生残る記録」として付き合っていく必要があるのです。

それでもバレたくない!家族と共有する際のプライバシー対策3選

非表示機能がなくなった今、家族と共有しているタブレットやPCで、どうやって「見られたくない買い物」を守ればいいのでしょうか?
現実的な対策を3つご紹介します。

対策1:こまめな「閲覧履歴」の削除

購入履歴は見に行かないとわかりませんが、トップページに堂々と表示される「閲覧履歴」や「おすすめ商品」は、家族にバレる最大の原因です。

「閲覧履歴」ページを開き、「履歴を管理」→「表示からすべての商品を削除」を行っておきましょう。
これをするだけで、「あなたへのオススメ」に怪しい商品が表示されるのを防げます。これは今でも有効な必須テクニックです。

対策2:家族でもアカウントは分ける(Amazonファミリーの活用)

最も確実な方法は、「アカウントの共有をやめる」ことです。
一つのアカウントを家族全員で使い回すのではなく、各自でアカウントを作成しましょう。

「Amazonプライム家族会員」機能を使えば、一人がプライム会員なら、同居家族(2人まで)も配送料無料などの特典を共有できます。
これなら、購入履歴はそれぞれのアカウントに紐づくため、お互いの買い物が見えることはありません。

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対策3:ギフト設定やコンビニ受け取りの活用

物理的に商品が届いた時にバレるのを防ぐテクニックです。

  • コンビニ受け取り・ロッカー受け取り: 自宅に届かないので、家族が不在票を見るリスクがありません。
  • ギフト設定: 納品書に金額が記載されなくなるため、もし中身を見られても値段まではバレません(商品名はわかってしまいますが…)。

「購入履歴が見れない・消えた」時の原因と対処法

「あるはずの注文履歴が出てこない!」というトラブルもよくあります。焦らず以下のポイントをチェックしてみてください。

アカウントの切り替えミス

一番多いのがこれです。家族のアカウントや、ビジネス用アカウントなど、別のアカウントでログインしていませんか?
一度ログアウトして、正しいメールアドレスで再ログインしてみましょう。

フィルター設定の落とし穴

先ほど紹介した「絞り込み」機能が悪さをしているケースです。
例えば「2020年」にフィルターしたまま忘れていると、最近の注文が表示されません。
フィルターを「過去3ヶ月」や「すべての期間」に戻すことで、あっさり解決することがあります。

領収書発行や再注文など便利な活用術

最後に、購入履歴をもっと活用するための小技を紹介します。

  • 領収書の発行: PC版の注文履歴で、各注文の右上の「領収書等」をクリックすると、宛名空欄の領収書や請求書をPDFでダウンロードできます。確定申告の強い味方です。
  • 配送状況の追跡: 「まだ届かないな」と思ったら、履歴から「配送状況を確認」へ。置き配の写真確認もここからできます。
  • 商品の返品・交換: 万が一不良品だった場合も、履歴画面から返品手続きをスタートできます。

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よくある質問(FAQ)

Q
アプリからログアウトするにはどうすればいいですか?
A

アプリ下部のメニュー(三本線または人型)→「設定」→一番下の「サインアウト」から行えます。共有端末を使った後は必ずログアウトしましょう。

Q
購入履歴をCSVで一括ダウンロードできますか?
A

以前は個人のアカウントでも簡単にできましたが、現在は公式機能としてはビジネスアカウント向けなどがメインとなっています。個人利用の場合は、領収書を都度保存するか、拡張機能などを自己責任で利用する必要があります。

Q
自分が削除した閲覧履歴を復活させることはできますか?
A

いいえ、一度削除した閲覧履歴は元に戻せません。

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まとめ

Amazonの購入履歴について、2025年の最新事情を含めて解説しました。

今回のポイント:

  • 購入履歴はスマホアプリやPCから簡単に確認・検索できる。
  • 「非表示(アーカイブ)」機能は2025年5月15日で廃止されたため、履歴を隠すのは難しくなった。
  • プライバシーを守るなら、「閲覧履歴の削除」「アカウントの使い分け」が最善策。
  • 履歴自体は削除できないが、フィルター機能などで便利に管理しよう。

「履歴を隠せなくなった」というのは少し不便に感じるかもしれませんが、逆に言えば「買ったものを一生忘れないで済む」という安心感でもあります。
この記事の対策を実践して、家族みんなが快適に、そして少しだけ秘密を守りながら(笑)、Amazonでのお買い物を楽しんでくださいね!

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