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アロマトリートメントとエステの違いとは?効果・選び方を徹底解説【初心者向け】

アロマトリートメントとエステの違いとは?効果・選び方を徹底解説【初心者向け】 美容・健康

「アロマトリートメントとエステって、何が違うの?」

サロンの予約サイトを見ていると、どちらにもオイルを使ったボディメニューやフェイシャルメニューが並んでいて、違いがよくわからないと感じる方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、アロマトリートメントは「香りと手技で心身をゆるめること」を、エステは「肌やボディラインなど、見た目を美しく整えること」を主な目的とした施術です。同じようにオイルを使う施術でも、目的が違えば、使うアイテムや施術の進め方、通い方まで変わってきます。

この記事では、アロマトリートメントとエステの違いを「目的・施術方法・使うもの・資格・料金」などの観点から、初心者の方にもわかりやすく解説します。自分に合った施術の選び方や、サロン選びで失敗しないためのチェックポイント、施術前に知っておきたい注意点もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【結論】アロマトリートメントとエステの違いを比較表でチェック
  2. アロマトリートメントとは?特徴と期待できること
    1. アロマテラピーとアロマトリートメントの違い
    2. 実はエステとルーツが近い?アロマトリートメントの歴史
    3. アロマトリートメントの主な特徴
    4. アロマトリートメントで期待できること
    5. サロンでよく使われる代表的な精油
  3. エステ(エステティック)とは?特徴と主なメニュー
    1. エステの主なメニュー
    2. エステで使われる主な美容機器
    3. エステと美容医療(美容クリニック)の違い
    4. エステの効果について知っておきたいこと
  4. アロマトリートメントとエステの違いを7つのポイントで解説
    1. 1. 目的:心のケアか、見た目のケアか
    2. 2. 施術方法:手技中心か、機器も使うか
    3. 3. 使うアイテム:精油か、化粧品か
    4. 4. 効果の感じ方と通い方
    5. 5. 資格:どちらも国家資格はなく、民間資格が中心
    6. 6. 施術空間・雰囲気
    7. 7. 料金相場
  5. 【目的別】アロマトリートメントとエステの選び方
    1. アロマトリートメントがおすすめな人
    2. エステがおすすめな人
    3. 迷ったときは「組み合わせ」や「使い分け」もあり
  6. 失敗しないサロン選びのチェックポイント
    1. 施術前のカウンセリングが丁寧か
    2. 料金体系がわかりやすいか
    3. 強引な勧誘がないか
    4. 衛生管理が行き届いているか
    5. 施術者の資格・経験や口コミ
  7. 施術を受ける前に知っておきたい注意点
    1. 施術を控えたほうがよいケース
    2. アロマトリートメントで気をつけたいこと
    3. エステで気をつけたいこと
  8. 初めてでも安心|施術当日の流れ
  9. アロマトリートメントとエステに関するよくある質問
    1. Q. アロマトリートメントでも痩せられますか?
    2. Q. アロマやエステで「マッサージ」ではなく「トリートメント」と呼ぶのはなぜですか?
    3. Q. 男性でも受けられますか?
    4. Q. 妊娠中でも受けられますか?
    5. Q. 自宅でもアロマトリートメントはできますか?
    6. Q. どのくらいの頻度で通うのがよいですか?
  10. まとめ|目的に合わせてアロマとエステを使い分けよう

【結論】アロマトリートメントとエステの違いを比較表でチェック

まずは、両者の違いを表で確認しましょう。それぞれの詳しい内容は、このあと順番に解説します。

比較項目アロマトリートメントエステ
主な目的心身のリラックス、ストレスケア肌のお手入れ、ボディラインの引き締め、脱毛など
施術方法セラピストの手技が中心手技に加えて、美容機器やパックなどを併用
主に使うもの精油(エッセンシャルオイル)+植物油(キャリアオイル)化粧品、専用ジェル、パック剤など
香りの位置づけ施術の主役のひとつ心地よさを高める演出として使われることがある
効果の感じ方施術直後のリラックス感を実感しやすい継続して通うことで変化を目指すメニューが多い
通い方疲れを感じたときに単発でも利用しやすい目的によっては回数券やコースで継続して通う
料金の目安(60分)5,000~10,000円前後フェイシャルで8,000~15,000円前後
主な資格民間資格(AEAJ認定アロマセラピストなど)民間資格(AJESTHE認定エステティシャンなど)

ひと言でまとめるなら、「心を整えたいならアロマトリートメント、見た目を整えたいならエステ」です。

ただし、エステサロンで精油を使ったメニューを提供していたり、アロマサロンにフェイシャルメニューがあったりと、実際には重なる部分もあります。店名やメニュー名だけで判断せず、「その施術が何を目的としているのか」を確認することが大切です。

アロマトリートメントとは?特徴と期待できること

アロマトリートメントとは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を植物油(キャリアオイル)で薄めたオイルを使い、手のひらや指で体をなでたり、やさしく圧をかけたりしながら行うボディトリートメントです。

精油の香りを楽しみながら、ゆったりとしたリズムの手技を受けることで、心と体の緊張をゆるめることを主な目的としています。施術中に眠ってしまう方も少なくないほど、リラックスを重視した施術です。

アロマテラピーとアロマトリートメントの違い

「アロマテラピー」は、精油の香りを暮らしや健康、美容に役立てる方法全体を指す言葉です。ディフューザーなどで香りを広げる芳香浴や、お湯に精油を加える沐浴法なども含まれます。

その中で、精油入りのオイルを肌に塗り、手技と組み合わせて行う方法が「アロマトリートメント」です。つまり、アロマトリートメントはアロマテラピーの楽しみ方のひとつといえます。

※「アロマテラピー」はフランス語、「アロマセラピー」は英語に由来する読み方で、意味は同じです。

実はエステとルーツが近い?アロマトリートメントの歴史

「アロマテラピー」という言葉は、20世紀前半にフランスの化学者ルネ=モーリス・ガットフォセが提唱したのが始まりとされています。

その後、生化学者のマルグリット・モーリーが、精油を植物油で薄めて肌に塗布する方法を、美容と健康に役立てる方法として広めました。アロマトリートメントは、もともと美容の分野とも深く関わりながら発展してきた技術なのです。アロマとエステの境界がわかりにくいと感じるのは、こうした成り立ちも関係しているのかもしれません。

アロマトリートメントの主な特徴

  • 精油は原液のまま使わず、植物油でごく低い濃度に薄めて使用する
  • カウンセリングで体調や香りの好みを聞き、その日の状態に合わせて精油を選ぶ(ブレンドする)サロンが多い
  • なでる・さする・ゆっくり圧をかけるなど、やわらかくリズミカルな手技が中心
  • 全身のほか、背中・脚・デコルテ・ヘッドなど、部位別のメニューもある
  • 照明や音楽、室温にも配慮した、くつろげる空間で施術を受けられる

精油は植物の成分が凝縮されたもので、肌への刺激となる成分を含むこともあるため、必ず植物油などで薄めてから肌に使います。濃度はサロンや体質、施術部位によって調整されますが、セルフケアの場合はボディ用で1%以下、顔用で0.5%以下がひとつの目安とされています。

アロマトリートメントで期待できること

アロマトリートメントでは、主に次のような心地よさが期待できます。

  • 香りと手技による、心身のリラックス感
  • 体のこわばりや疲労感がほぐれるような感覚
  • 脚などのむくみ感のケア
  • リラックスによる、心地よい眠りのサポート
  • オイルによる肌のうるおい

香りやタッチがリラックスにつながる可能性を示す研究もありますが、研究の規模や質にはばらつきがあり、医学的な効果が確立されているわけではありません。感じ方にも個人差があるため、アロマトリートメントは「病気を治すもの」ではなく、「心と体をいたわるセルフケアのひとつ」として取り入れるのがおすすめです。

サロンでよく使われる代表的な精油

アロマトリートメントでは、その日の気分や好みに合わせて精油を選びます。サロンでよく使われる代表的な精油を紹介します。

精油香りの特徴選ばれることが多いシーン
ラベンダーフローラルでやわらかな香りゆったりくつろぎたいとき、眠る前
スイートオレンジ甘く明るい柑橘系の香り気分を明るくしたいとき
ゼラニウムバラに似た華やかな香り気分を切り替えたいとき
ユーカリすっきりとした清涼感のある香りリフレッシュしたいとき
イランイラン甘く濃厚でエキゾチックな香り華やかな気分を味わいたいとき
フランキンセンス落ち着きのある樹脂系の香り深呼吸してゆったりしたいとき

香りの好みは人それぞれです。「どんな効果があるか」よりも「自分が心地よいと感じるかどうか」を基準に選ぶのが、アロマトリートメントを楽しむコツです。

エステ(エステティック)とは?特徴と主なメニュー

エステとは、フランス語で「美学」を意味する「エステティック(esthétique)」を略した言葉です。手技や化粧品、美容機器などを用いて、肌を美しく整えたり、ボディラインを整えたりする施術を指します。

総務省の「日本標準産業分類」でも、「エステティック業」と、手技で心身の緊張をゆるめる「リラクゼーション業」は別の業種として分けられています。興味深いのは、同じアロマオイルトリートメントでも、心身の緊張をゆるめるだけのものはリラクゼーション業、肌を美しくして体型を整えるものはエステティック業に分類されている点です。つまり、アロマとエステを分けるいちばんのポイントは「何を目的にしているか」だといえます。

エステの主なメニュー

  • フェイシャルエステ:クレンジングや角質ケア、保湿、パックなどで、肌のコンディションを整える
  • ボディエステ(痩身エステ):手技や美容機器を使い、ボディラインの引き締めやむくみ感のケアを目指す
  • 美容脱毛:光やワックスなどを使ってムダ毛をケアする
  • ブライダルエステ:結婚式に向けて、顔・デコルテ・背中などを集中的にケアする

エステで使われる主な美容機器

エステの大きな特徴は、手技だけでなく美容機器を組み合わせることです。代表的なものには、次のような機器があります。

  • 高周波(ラジオ波):体を内側から温めながら、顔やボディのケアに使われる
  • 超音波:細かな振動を与え、フェイシャルやボディのケアに使われる
  • EMS:微弱な電気刺激で筋肉を動かし、引き締めケアに使われる
  • 光脱毛機器:光を照射してムダ毛をケアする

同じ種類の機器でも、サロンによって使い方や出力はさまざまです。気になる機器がある場合は、どのような目的で使うのか、どんなリスクがあるのかを事前に説明してもらいましょう。

エステと美容医療(美容クリニック)の違い

エステと混同されやすいものに、美容皮膚科や美容外科などで受ける「美容医療」があります。美容医療は医師が医療機関で行う医療行為ですが、エステは医療ではないため、医療行為を行うことはできません。

たとえば、毛の組織を破壊して長期的な減毛を目指す医療脱毛や、医療用レーザー・注射による施術は、医療機関でしか受けられません。また、顔や体の引き締めを目的とした「HIFU(ハイフ/高密度焦点式超音波)」についても、エステサロンなどでの事故報告を受けて、2024年6月に厚生労働省が、医師免許を持たない人が業として行えば医師法違反にあたるとの見解を示しています。

「エステで医療並みの効果」「永久脱毛」といった宣伝文句を見かけたら、注意が必要です。

エステの効果について知っておきたいこと

エステは、施術直後に肌のうるおいやすっきり感を実感しやすい一方で、その状態がずっと続くわけではありません。特に痩身エステでは、むくみがとれて一時的にサイズが変わることはあっても、体脂肪を減らすには食事や運動など日々の生活習慣の見直しが欠かせません。

エステは「プロの力を借りて、キレイを目指す自分を後押ししてもらう場所」ととらえ、自宅でのスキンケアや生活習慣と組み合わせることで、満足度が高まりやすくなります。

アロマトリートメントとエステの違いを7つのポイントで解説

ここからは、両者の違いをもう少し詳しく見ていきましょう。

1. 目的:心のケアか、見た目のケアか

アロマトリートメントの主な目的は、香りと手技による心身のリラックスです。「疲れた心と体をいたわりたい」「張り詰めた気持ちをゆるめたい」というときに向いています。

一方、エステの主な目的は、肌やボディラインなど外見を美しく整えることです。「肌の乾燥やくすみが気になる」「結婚式までにボディラインを整えたい」など、見た目に関する具体的な悩みがあるときに向いています。

2. 施術方法:手技中心か、機器も使うか

アロマトリートメントは、セラピストの手による施術が基本です。ゆったりとしたリズムで、体全体をやさしく包み込むように行います。

エステは、手技に加えて美容機器やスチーマー、パックなどを組み合わせるのが一般的です。目的に合わせて複数の工程を組み立て、効率よくケアしていきます。

3. 使うアイテム:精油か、化粧品か

アロマトリートメントでは、精油と植物油(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)が主役です。香りそのものも、施術の大切な要素になります。

エステでは、クレンジング剤や化粧水、美容液、クリーム、パック剤、機器用のジェルなど、目的に合わせた化粧品類が中心です。エステサロンでも精油入りのオイルを使うことはありますが、香りは主役というより、心地よさを高める演出として取り入れられることが多いでしょう。

4. 効果の感じ方と通い方

アロマトリートメントは、施術を受けたその日のリラックス感や心地よさを重視するため、「頑張った自分へのご褒美」として単発でも利用しやすいのが特徴です。

エステは、肌やボディの変化を目指す場合、一定期間継続して通うことを前提としたメニューも少なくありません。そのため、回数券やコース契約を案内されることが多くなります。

5. 資格:どちらも国家資格はなく、民間資格が中心

アロマトリートメントもエステも、施術を行うための国家資格はなく、民間団体が認定する資格が中心です。

アロマ分野では、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマセラピスト」のほか、NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)や、イギリスに本部を置くIFA(国際アロマセラピスト連盟)などの資格があります。

エステ分野では、一般社団法人日本エステティック協会の「AJESTHE認定エステティシャン」や、国際資格のCIDESCO(シデスコ)などが知られています。また、光脱毛については、業界団体が安全講習や技術者の認定制度を設けています。

資格がなくても施術を行うこと自体は可能ですが、資格の有無は、施術者が体系的に知識や技術を学んでいるかどうかを知るひとつの判断材料になります。

6. 施術空間・雰囲気

アロマサロンは、間接照明や静かな音楽、植物のインテリアなど、五感でくつろげる空間づくりを大切にしているところが多い傾向にあります。自宅の一室を使ったプライベートサロンも多く、アットホームな雰囲気を楽しめるのも魅力です。

エステサロンは、美容機器をそろえた清潔感のある個室が中心です。高級感のある内装や、施術後に身支度を整えられるパウダールームなど、設備が充実しているサロンも多く見られます。

7. 料金相場

料金は地域やサロンのグレード、施術時間によって大きく異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。

メニュー料金の目安
アロマトリートメント(全身60分)5,000~10,000円前後
アロマトリートメント(全身90分)8,000~15,000円前後
フェイシャルエステ(60分)8,000~15,000円前後
痩身・脱毛などのコース回数や内容によって数万~数十万円になることも

多くのサロンでは、初回限定の体験価格を設けています。初めての場合は、体験メニューで施術内容やサロンの雰囲気を確かめてから、継続するかどうかを検討するとよいでしょう。

【目的別】アロマトリートメントとエステの選び方

施術選びで失敗しないための第一歩は、「今の自分がいちばん解消したい悩みは何か」をはっきりさせることです。次のチェックリストを参考にしてみてください。

アロマトリートメントがおすすめな人

  • 仕事や家事、育児などで、心身ともに疲れがたまっている
  • 張り詰めた気持ちをゆるめて、ゆっくり過ごす時間がほしい
  • 好きな香りに包まれて癒やされたい
  • デスクワークなどによる体のこわばりが気になる
  • 機器を使わない、やさしい施術を受けたい
  • コース契約ではなく、気が向いたときに気軽に通いたい

エステがおすすめな人

  • 乾燥やくすみ、毛穴など、肌の悩みをプロにケアしてほしい
  • 結婚式やイベントなど、目標の日までに見た目を整えたい
  • ボディラインの引き締めを目指したい
  • ムダ毛のケアをプロに任せたい
  • 自宅でのスキンケアについてもアドバイスがほしい
  • 継続的に通って、変化を楽しみたい

迷ったときは「組み合わせ」や「使い分け」もあり

どちらか決めきれない場合は、エステサロンの「アロマエステ」や、アロマサロンのフェイシャルメニューなど、両方の要素を取り入れたメニューを選ぶのもひとつの方法です。

また、「普段は月1回のフェイシャルエステで肌を整え、忙しい時期はアロマトリートメントで心身をリセットする」というように、目的に応じて使い分けるのもおすすめです。同じ日に両方受けたい場合は、肌への負担を考慮して、事前にサロンへ相談しましょう。

失敗しないサロン選びのチェックポイント

アロマトリートメントでもエステでも、満足度はサロン選びで大きく変わります。予約前や来店時に、次のポイントを確認しておきましょう。

施術前のカウンセリングが丁寧か

信頼できるサロンでは、施術前に体調や持病、服用中の薬、アレルギー、肌の状態などを確認します。こちらの希望や不安をしっかり聞いたうえで、施術内容をわかりやすく説明してくれるかどうかをチェックしましょう。

料金体系がわかりやすいか

ホームページやメニュー表に、施術時間と料金がはっきり記載されているかを確認しましょう。オプションや指名料などの追加料金の有無も、事前にわかっていると安心です。

強引な勧誘がないか

体験当日に高額なコース契約や化粧品の購入をしつこく勧められた場合は、その場で決めずに一度持ち帰って検討しましょう。前払いで高額な契約を結ぶ場合は、特に慎重な判断が必要です。

なお、エステの契約のうち、契約期間が1か月を超え、かつ金額が5万円を超えるものは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたります。契約書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができ、その後も契約期間中であれば、所定の解約料を支払って中途解約することが可能です。契約で困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談しましょう。

衛生管理が行き届いているか

タオルやシーツが清潔か、ベッドや機器、施術者の手指が清潔に保たれているかも大切なポイントです。店内の清潔感には、サロンの姿勢が表れます。

施術者の資格・経験や口コミ

施術者の資格や経験年数が公開されているかどうかも、判断材料のひとつになります。エステサロンの場合は、業界団体による第三者認証を受けているかどうかも参考になるでしょう。口コミはあくまで個人の感想なので、ひとつの意見をうのみにせず、複数の情報を比べて判断するのがおすすめです。

施術を受ける前に知っておきたい注意点

施術を控えたほうがよいケース

次のような場合は、施術を控えるか、予約前にサロンへ相談しましょう。持病がある方や通院中の方は、かかりつけ医に確認しておくと安心です。

  • 発熱しているときや、体調が優れないとき
  • 飲酒後や、食後すぐの満腹時
  • 施術部位に傷や炎症、湿疹、強い日焼けがあるとき
  • 妊娠中(特に妊娠初期)や、産後まもない時期
  • 高血圧や心臓の病気などで治療中のとき
  • 手術を受けて間もないとき
  • アレルギー体質や敏感肌で、施術に不安があるとき

アロマトリートメントで気をつけたいこと

精油は植物由来の天然成分ですが、天然だからといって必ずしも肌にやさしいとは限りません。肌に合わなかったり、香りで気分が悪くなったりすることもあるため、施術中に違和感があれば、我慢せずにすぐ伝えましょう。

また、ベルガモットやレモン、グレープフルーツなど一部の柑橘系精油には、肌に塗った状態で紫外線を浴びると、シミや炎症の原因になる「光毒性」をもつものがあります。施術を受けた日は、長時間の直射日光を避けるようにしましょう。

エステで気をつけたいこと

エステの施術による健康被害としては、かぶれ(接触皮膚炎)ややけど(熱傷)が多いことが報告されています。施術中に熱さや痛み、かゆみを感じたら、すぐにスタッフに伝えましょう。施術後に赤みやヒリヒリ感が続く場合は、自己判断せずに皮膚科を受診してください。

また、心臓ペースメーカーなどの体内植込み型医療機器を使用している方、体内に金属が入っている方、妊娠中の方などは、使用できない機器があります。カウンセリングの際に必ず申告しましょう。

初めてでも安心|施術当日の流れ

サロンによって多少の違いはありますが、アロマトリートメントやエステの一般的な流れは次のとおりです。

  1. 受付・カウンセリング:問診票に記入し、体調や悩み、希望を伝えます。アロマトリートメントでは、ここで香りを試しながら精油を選ぶことが多いです。
  2. 着替え:用意された施術着や紙ショーツに着替えます。施術しない部分はタオルで覆われるので安心です。フェイシャルのみの場合は、上半身だけ着替えることもあります。
  3. 施術:アロマトリートメントは手技でゆったりと、エステは手技や機器、パックなどを組み合わせて進めます。力加減や温度など、気になることは遠慮なく伝えましょう。
  4. アフターカウンセリング:施術後の状態を確認し、自宅でのケア方法や次回の目安などについてアドバイスを受けます。
  5. 身支度・お会計:着替えや身支度を整えて終了です。サロンによっては、お茶を飲みながら一息つける時間もあります。

施術の前後は、次のような点を意識すると、より心地よく過ごせます。

  • 施術の直前・直後の飲酒や、満腹の状態は避ける
  • 施術後は、水や白湯などでこまめに水分補給をする
  • 施術後の入浴やメイクのタイミングは、サロンの指示に従う
  • 施術当日は激しい運動を控え、ゆっくり過ごす

アロマトリートメントとエステに関するよくある質問

Q. アロマトリートメントでも痩せられますか?

アロマトリートメントは、リラクゼーションを主な目的とした施術のため、痩身効果を期待するものではありません。脚などのむくみ感がすっきりすることはありますが、体脂肪を減らすには、食事や運動といった生活習慣の見直しが基本です。ボディラインを整えたい場合は、痩身メニューのあるエステを検討しましょう。

Q. アロマやエステで「マッサージ」ではなく「トリートメント」と呼ぶのはなぜですか?

日本では、あん摩・マッサージ・指圧を仕事として行うには、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要です。アロマトリートメントやエステは、治療ではなくリラクゼーションや美容を目的としたサービスのため、多くのサロンでは「マッサージ」ではなく「トリートメント」「ボディケア」といった言葉が使われています。肩こりや腰痛などのつらい症状がある場合は、医療機関や国家資格をもつ施術者への相談も検討しましょう。

Q. 男性でも受けられますか?

男性の受け入れはサロンによって異なります。「男性歓迎」「メンズ対応」などと明記されているサロンを選ぶか、予約前に問い合わせましょう。最近は、ヒゲ脱毛やスキンケアなど、男性向けのエステメニューも増えています。

Q. 妊娠中でも受けられますか?

妊娠中は体調が変わりやすく、使える精油や施術中の姿勢にも配慮が必要です。妊娠初期は施術を受け付けていないサロンも多く、安定期以降も医師の許可を条件としている場合があります。受けたい場合は、かかりつけ医に相談したうえで、マタニティメニューのあるサロンを選びましょう。

Q. 自宅でもアロマトリートメントはできますか?

できます。植物油に精油を混ぜてトリートメントオイルを作り、腕や脚などをやさしくなでるように塗るだけでも、香りを楽しみながらセルフケアができます。精油1滴を約0.05mlとすると、植物油10mlに精油2滴で約1%の濃度になります。初めて使う精油は、まず低い濃度で試して、肌に合うかどうかを確かめましょう。

なお、雑貨店などで「アロマオイル」として売られている製品の中には、合成香料を含み、肌への使用を想定していないものもあります。肌に使う場合は、100%天然の精油と、肌用の植物油を選んでください。

Q. どのくらいの頻度で通うのがよいですか?

アロマトリートメントは、疲れやストレスを感じたときに、無理のない頻度で受けるのが基本です。まずは月1回程度から始め、体調や予算に合わせて調整するとよいでしょう。フェイシャルエステは、肌の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)を意識して、月1回程度を目安にしているサロンが多く見られます。痩身や脱毛は、メニューや機器によって推奨される間隔が異なるため、カウンセリングで確認しましょう。

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まとめ|目的に合わせてアロマとエステを使い分けよう

アロマトリートメントとエステは、どちらもサロンで受けられる心地よい施術ですが、目的や方法には次のような違いがあります。

  • アロマトリートメントは、精油の香りと手技で心身をリラックスさせることが主な目的
  • エステは、手技・化粧品・美容機器を使い、肌やボディラインなど外見を整えることが主な目的
  • どちらも国家資格はなく民間資格が中心で、エステでは医療行為は受けられない
  • 選ぶときは「心のケア」と「見た目のケア」のどちらを優先したいかをはっきりさせる
  • サロン選びでは、カウンセリングの丁寧さ、料金のわかりやすさ、衛生管理をチェックする

「最近疲れがたまっているな」と感じたらアロマトリートメントを、「肌やボディの悩みをケアしたい」と感じたらエステを選ぶのが、満足度の高い選び方です。まずは体験メニューやカウンセリングを利用して、自分にぴったりのサロンを見つけてみてください。

精油の薄め方や使うときの注意点については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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