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「東京ドーム何個分」はうざいし分かりにくい?実際の広さや別の例えを解説

「東京ドーム何個分」はうざいし分かりにくい?実際の広さや別の例えを解説 生活の知恵

「今回の山火事の被害は、東京ドーム約100個分です」

ニュースやバラエティ番組でこのような表現を聞いて、「全然ピンとこないからうざい!」とイライラした経験はありませんか?

結論からお伝えすると、この表現が嫌われる最大の理由は、私たちにとって東京ドームが「日常的なスケール」を大きく超えており、直感的に広さをイメージできないからです。

本記事では、「東京ドーム何個分」という例えが分かりにくい理由や、実際の正確な面積について詳しく解説していきます。

メディアがこの決まり文句を使い続ける背景や、もっとイメージしやすい別の例えも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「東京ドーム何個分」という表現が「うざい」と言われる理由

テレビやネットのニュースで頻繁に使われるこの表現ですが、SNSなどでも「分かりにくい」「いい加減やめてほしい」という不満の声がよく見られます。

なぜこれほどまでに「うざい」と煙たがられてしまうのでしょうか。

その理由は、大きく分けて2つあります。

そもそも行ったことがない人には想像できない

一番の理由は、東京ドームに足を運んだ経験がない人にとって、完全に未知の空間だということです。

関東近郊に住んでいて野球観戦やコンサートによく行く人なら、ある程度の広さをイメージできるかもしれません。

しかし、地方に住んでいる方やイベントに興味がない方からすれば、「東京ドーム」と言われても頭にハテナが浮かぶだけですよね。

日常的に触れていない建物を基準にされても、共感できないのは当然だと言えるでしょう。

数が大きすぎるとスケール感が麻痺する

「東京ドーム2個分」くらいなら、なんとなく「すごく広いんだな」と想像できるかもしれません。

ところが、「東京ドーム500個分」や「1000個分」といった天文学的な数字を出されると、一気にスケール感が崩壊します。

人間の脳は、あまりにも巨大なものを掛け算されても、正確な広さを処理しきれません。

結果として「結局どれくらい広いの?」という疑問だけが残り、モヤモヤしたストレスを感じてしまうわけです。

実際のところ東京ドーム1個分の広さ・面積はどれくらい?

では、基準として使われている東京ドームは、実際のところどれくらいの大きさなのでしょうか。

株式会社東京ドームの公式サイトによると、よく面積の基準として用いられる「建築面積」は46,755平方メートル(約4.7ヘクタール)とされています。

これは、グラウンドだけでなく、スタンドや通路などを含めた建物全体の広さです。

とはいえ、「約4.7万平米」と言われても、やはりパッとは思い浮かびませんよね。

試しに、身近な別の単位に換算してみると以下のようになります。

  • 坪数:約14,143坪
  • 畳(江戸間):約30,358畳

「3万畳」と言われると途方もない広さであることは分かりますが、逆に広すぎて想像を絶してしまいます。

結局のところ、数字や単位を細かく並べても、私たちの日常生活からはかけ離れたスケールであることがよく分かりますね。

参考:東京ドームの概要(株式会社東京ドーム)

なぜテレビやメディアは「東京ドーム何個分」を使い続けるのか?

視聴者からは「うざい」と不評を買うことも多い表現ですが、なぜメディアは頑なに使い続けるのでしょうか。

一つ目の理由は、「全国的に名前が知られている巨大建築物」として、これ以上便利な基準が他に少ないからです。

たとえ行ったことがなくても、「東京ドーム=めちゃくちゃ大きい場所」というふんわりとした共通認識は、多くの人が持っています。

二つ目の理由は、インパクトを伝えるための演出効果です。

「約500ヘクタールの森林が焼けました」と客観的な数字を伝えるよりも、「東京ドーム約100個分の森林が〜」と伝えた方が、なんだか規模のヤバさが際立つ気がしませんか。

メディア側は「正確な面積を伝えること」よりも、「どれだけ広大であるかというインパクトを視聴者に植え付けること」を優先しているのです。

これが、分かりにくさを生む根本的な原因と言えるでしょう。

【比較表】東京ドームより分かりやすい?身近な広さの例え

東京ドームの他にも、広さを例える際によく使われる施設や基準があります。

どれが一番イメージしやすいか、有名な施設や身近な場所の面積を比較表にまとめてみました。

施設・場所おおよその面積東京ドーム換算
東京ドーム約4.7万㎡1個分
東京ディズニーランド約51万㎡約11個分
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)約54万㎡(※敷地全体)約11.5個分
皇居約115万㎡約25個分
サッカーコート(国際基準)約7,140㎡約0.15個分

※USJの「約54万㎡」は駐車場などを含めた総敷地面積です。ゲストが遊べるパーク部分のみの面積は、約45万㎡(東京ドーム約9.6個分)と言われています。

こうして比較してみると、テーマパークの広さは東京ドームの10倍以上あることが分かります。

「ディズニーランド1個分」と言われた方が、園内を歩き回った疲労感とともに、なんとなく広さを実感できるという人も多いはずです。

また、もっと小さな規模であれば「サッカーコート」や「学校の体育館」などで例えてくれた方が、スッと頭に入ってきやすいですよね。

まとめ:「東京ドーム何個分」がうざいのは実感が湧かないから

最後に、本記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

  • 「うざい」と感じるのは、日常とかけ離れた広さで想像できないから
  • 数字が「100個分」など大きすぎるとスケール感が麻痺してしまう
  • 実際の建築面積は約4.7万平方メートル(約1.4万坪)
  • メディアは正確さよりも「規模のインパクト」を優先して使っている
  • ディズニーランドや身近なスポーツコートで例える方が分かりやすい場合も多い

「東京ドーム何個分」という例えは、たしかに規模の大きさを強調するには便利です。

しかし、聞き手への配慮という点では、必ずしもベストな表現とは言えません。

次にニュースでこの言葉を耳にしたときは、「約4.7万平米が何個分か…」と冷静に計算してみるのも、ひとつの楽しみ方かもしれませんね。

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