「ポスカが欲しいけど、1本200円以上するのはちょっと高い…」「100均で似たようなペンはないの?」
発色が良く、黒い紙やプラ板にも書けるポスカは魅力的ですが、全色揃えるとなるとお財布への負担も大きいですよね。実は今、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、ポスカの代用品として「アクリルマーカー」というアイテムが注目を集めています。
結論から言うと、手帳デコやプラ板、石ころアートなどの日常使いなら、100均のアクリルマーカーで十分に代用可能です。
この記事では、2026年2月時点のダイソー・セリア・キャンドゥで見かける「ポスカ風マーカー」の傾向を検証し、失敗しない選び方と「ここだけは本家に負ける」という正直なデメリットまで解説します。
100均に本物の「ポスカ」は売ってる?
まず前提として、ダイソーやセリアなどの100円ショップの通常ラインナップにおいて、本家の「ポスカ(POSCA)」を見かけることはまずありません。ポスカは三菱鉛筆株式会社の登録商標であり、文具店やホームセンターなどで1本200円〜250円程度(メーカー希望小売価格)で販売されている高品質なマーカーだからです。
そのため、100円ショップで販売されているのは、ポスカと同じように「不透明で、乾くと耐水性になる」という特徴を持った、各社オリジナルのマーカーとなります。
これらが通称「100均ポスカ」と呼ばれており、プラスチックやガラス、金属、黒い紙など、普通のサインペンでは書けない素材にも鮮やかに発色するのが特徴です。
【ダイソー・セリア】ポスカ代用マーカーの売り場と種類
100均のマーカー売り場は種類が豊富すぎて、「どれがポスカの代用品なの?」と迷ってしまいがちです。ここでは、一般的に入手しやすい代表的なアイテムを紹介します。
売り場は基本的に「文房具コーナー」ですが、最近は画材コーナーに置かれていることもあります。パッケージの「水性顔料」や「アクリル」という文字を目印に探してみてください。
※店舗の規模や時期により、取り扱い商品は異なります。
ダイソー:話題の「アクリルマーカー」と「ポスティラ」
近年のダイソーでよく見かけるのが「アクリルマーカー(Acrylic Marker)」です。海外風のシンプルなデザインが特徴で、発色が良く、乾くと耐水性になります。3本セットや5本セットで販売されていることもあり、コスパは最強クラスです。
また、定番品としてセーラー万年筆製の「ポスティラ(Postila)」が並んでいることもあります。こちらは文具メーカー製という安心感があり、インクの出が安定していると評判です。
セリア:くすみカラーが神!「水性マーカー」
セリアは、とにかく「色」が可愛いです。「水性ペイントマーカー」や「アクリルマーカー」という名称で販売されており、特にパステルカラーやスモーキーカラー(くすみ色)のラインナップが充実している傾向があります。
ポスカの原色系にはない、手帳デコやイラスト作成にぴったりな「おしゃれな色」が100円で手に入るため、SNSでも頻繁に話題になります。
キャンドゥ:DIYに強い「不透明マーカー」
キャンドゥでも「ペイントマーカー」や、ブラックボード用のマーカーが販売されています。特に白(ホワイト)のマーカーはDIY需要が高く、在庫が豊富です。
店舗によっては2本セットで110円という掘り出し物が見つかることもあるので、消耗品として白や黒を買い足すのにおすすめです。
ポスカと100均マーカーの徹底比較表
本家ポスカと100均マーカーには具体的にどのような違いがあるのか、主なスペックを表にまとめました。
| 比較項目 | 本家ポスカ(三菱鉛筆) | 100均マーカー(アクリル等) |
|---|---|---|
| 価格(1本) | 約220円〜 | 110円(複数本セットもあり) |
| インクの濃さ | 非常に濃い(透けない) | やや薄い(重ね塗り推奨) |
| 書き心地 | 滑らかでインクボタ落ちなし | ペン先が硬め、引っかかりがある |
| カラー数 | 圧倒的に多い | 基本色+流行色のみ |
| 耐久性 | 乾くと水に強く落ちにくい | こすると剥がれやすい場合あり |
| ペン先交換 | 可能(別売り) | 不可(使い切り) |
表からわかるように、品質と耐久性はポスカが圧倒的に上ですが、コストパフォーマンスでは100均マーカーが勝ります。
実際に使ってわかった100均ポスカのメリット
私が実際に100均のアクリルマーカーを使ってみて感じた「良かった点」を正直にレビューします。
気兼ねなく使い倒せる安さ
最大のメリットはやはり価格です。全色揃えても1,000円〜2,000円程度で済むため、お子様のお絵描き用や、文化祭のポスター作りなど、インク残量を気にせずガシガシ使えます。
手帳やノートなら十分な発色
画用紙や手帳などの「紙」に書く分には、本家ポスカと比べても大きな遜色はありません。裏写りもしにくいため、勉強用ノートの強調や手帳のデコレーションには最適です。
トレンドカラーが手に入る
特にセリアのマーカーに言えることですが、流行の「ニュアンスカラー」がいち早く100円で手に入ります。ポスカにはない絶妙な「くすみピンク」や「ベージュ」を楽しめるのは、100均ならではの魅力です。
ここが惜しい!100均ポスカのデメリット
一方で、明確に「ここは本家に敵わない」と感じた点もありました。購入前に以下のポイントを押さえておきましょう。
黒い紙やプラ板では「透け」が気になる
ポスカの最大の強みである「濃い下地への隠蔽力(下の色を隠す力)」に関しては、100均マーカーはやや弱いです。黒い画用紙に白や黄色で書くと、一度塗りでは色が透けてしまい、何度か重ね書きをする必要があります。
ペン先の耐久性が低い
使い始めは問題ありませんが、長く使っているとペン先が潰れてきたり、ケバ立ってきたりすることがあります。実は私も、強く書きすぎてペン先をダメにしてしまったことがあります…。筆圧が強い方は注意が必要です。
インクの出方にムラがある
100均マーカーあるあるですが、インクがドバッと出すぎたり、逆にカスカスになったりと、個体差が激しいことがあります。「試し書き」ができないので、これは100均商品の宿命として割り切る必要があります。
失敗しない!用途別のおすすめ使い分けテクニック
「結局どっちを買えばいいの?」と迷う方のために、シーン別の最適な選び方をまとめました。
100均マーカーがおすすめな人
- 手帳、カレンダー、メッセージカードに使いたい
- 文化祭やイベントで大量のマーカーが必要
- プラ板遊びやお子様のお絵描き用
- 流行のくすみカラーを使いたい
本家ポスカがおすすめな人
- 店頭POPや看板など、人に見せる掲示物を作る
- 黒い紙やガラスにハッキリと文字を書きたい
- スニーカーやスマホケースのペイントDIY
- 長期保存したいイラスト作品を描く
日常のメモ書きや消耗品としては100均を選び、ここぞという作品作りにはポスカを選ぶ。この「二刀流」が最も賢い使い方です。
インクが出ない時は?100均マーカーの注意点
100均のポスカ風マーカーを使う際によくあるトラブルが「インクが出ない」問題です。これを防ぐためのポイントを紹介します。
使う前にしっかり振る(キャップは閉めて!)
ポスカ同様、中のボールが「カチカチ」と鳴るまでしっかりと振ってください。顔料が沈殿していると、色水のような薄い液しか出てきません。ただし、キャップを閉め忘れて振ると大惨事になるので要注意です(経験談)。
保管は必ず「横置き」で
ペン先を上に向けて保管すると顔料が下に沈み、逆に下に向けるとインク漏れの原因になります。ペンケースなどに入れて横向きに保管するのが、最後までキレイに使い切るコツです。
100均ポスカに関するよくある質問(FAQ)
最後に、100均のポスカ風マーカーを購入する前によくある疑問をまとめました。
- Qノートに書くと裏写りしますか?
- A
基本的に「水性顔料インク」は裏写りしにくいのが特徴ですが、紙の厚さによっては透けることがあります。特に100均マーカーはインクの出方が不安定で、ドバッと出た箇所が裏抜けすることがあるため、薄い紙に書く際は必ず試し書きをしましょう。
- Qガラスやプラスチックに書いた文字は消せますか?
- A
ツルツルした素材であれば、乾いた後でも水拭きや、落ちにくい場合はアルコールを含ませたティッシュでこすることで落とせることが多いです。書き直しができるので、季節のウィンドウデコレーションなどにも向いています。
- Q乾くまでにどれくらい時間がかかりますか?
- A
季節や湿度にもよりますが、紙なら1分程度、プラスチックやガラスなどの染み込まない素材なら5分〜10分程度は触らずに乾燥させるのが無難です。本家ポスカよりも若干乾きが遅い傾向があるため、焦らず待ちましょう。
まとめ|日常使いなら100均ポスカで十分代用できる
ダイソーやセリアで買える「ポスカ風アクリルマーカー」は、本家とまったく同じ性能ではありませんが、用途を選べば十分に代用できる優秀なアイテムです。
特に、紙への書き込みや手帳デコにはコスパ最強のツールと言えます。
「まずは100均で試してみて、よく使う色やこだわりたい色だけ本家のポスカを買い足す」というスタイルが、お財布にも優しくおすすめですよ。ぜひお近くの100均で、お気に入りのカラーを探してみてくださいね。

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