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+10032からの電話は詐欺?株取引の勧誘手口と着信拒否の設定方法

+10032からの電話は詐欺?株取引の勧誘手口と着信拒否の設定方法 生活の知恵

「スマホを見たら+10032という見慣れない番号から着信があった」「出ても大丈夫なの?」と不安に思っていませんか。

結論から言うと、その電話には絶対に出ないでください。折り返しも厳禁です。

「+10032」は、国際電話を偽装した詐欺電話である可能性が極めて高い番号です。最近では「株取引」や「投資」を持ちかける自動音声が流れる事例が急増しています。

この記事では、不審な番号の正体と、詐欺業者が狙っている手口、そして二度とかかってこないようにするための具体的な拒否設定について分かりやすく解説します。

+10032の正体とは?国際電話を装った詐欺番号の可能性

着信画面に表示される「+10032」という数字。日本の電話番号(090や03)とは明らかに違うため、海外からの電話だと直感する方が多いでしょう。実際に「+(プラス)」から始まる番号は国際電話を示しますが、実は「10032」という国番号は存在しません。

一般的にアメリカであれば「+1」、中国であれば「+86」といった国番号が割り振られていますが、「+10」から始まる国はないのです。これは、IP電話や特殊なアプリを使って、発信元の番号を偽装している「なりすまし」である可能性が濃厚です。

実在しない番号を表示させることで、着信を受けた人の「誰だろう?」「海外の知り合いかな?」という好奇心や不安を煽り、電話に出させようとする手口といえます。正規の企業や公的機関が、このようなデタラメな番号を使って連絡してくることは100%ありませんので、安心して無視してください。

参考:国際電話サービスの国番号一覧 | au

なぜ掛かってくる?「株取引」を名乗る投資詐欺の手口

この番号からの電話に出ると、どのようなことが起きるのでしょうか。SNSや口コミサイトで最も多く報告されているのが、「株取引」や「投資」に関する勧誘です。最近のトレンドとも言える詐欺の手口について、詳しく見ていきましょう。

多くのケースでは、人間ではなく「自動音声(ロボットボイス)」が流れます。「こちらは〇〇証券です」「株取引に興味はありますか?」といったアンケート形式で問いかけ、ボタン操作(プッシュ操作)を求めてくるのが典型的なパターンです。

自動音声や片言の日本語には要注意

以前は無言電話や、すぐ切れるワン切りが主流でしたが、最近はAIによる音声合成技術が悪用されています。日本語が少し不自然だったり、機械的なイントネーションだったりする場合は、国際的な詐欺グループが関与している可能性が高いでしょう。

「アンケートに答えると謝礼が出る」「未公開株の情報がある」などと甘い言葉を並べますが、これらはすべて罠です。興味本位でボタンを押してしまうと、犯罪者リスト(カモリスト)にあなたの番号が「反応あり」として登録され、さらに多くの迷惑電話がかかってくる原因になります。

LINEグループへの誘導は危険信号

最終的な彼らの目的は、LINEグループへの誘導です。「先生」と呼ばれる偽の投資家が登場し、嘘の投資実績を見せつけて信用させ、偽の投資サイトに入金させる詐欺(SNS型投資詐欺)へと発展します。

一度入金してしまうと、「出金するには手数料が必要」などと言われて追加送金を要求され、最終的には連絡が取れなくなります。電話口でLINE IDを聞かれたり、SMSでURLが送られてきたりしても、絶対にアクセスしてはいけません。

今すぐできる迷惑電話対策!アプリとキャリア設定の比較

不気味な「+10032」からの着信をシャットアウトするには、どうすればよいのでしょうか。着信拒否をする方法は大きく分けて3つあります。「スマホ本体の設定」「キャリアの無料サービス」「迷惑電話対策アプリ」です。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較表にまとめましたので、ご自身の環境に合った方法を選んでみてください。

対策方法費用メリットデメリット
スマホ本体で着信拒否無料すぐに設定可能番号を変えられると防げない
キャリアの迷惑電話ブロック無料/有料
(プランによる)
携帯会社側の回線で止めるため強力申し込みが必要な場合がある
迷惑電話対策アプリ
(Whoscallなど)
無料~データベースに基づき自動で識別・拒否高機能なものは有料版が必要

最も手軽なのはスマホ本体での着信拒否ですが、相手が番号を「+10033」「+1888」のように少し変えてくると防げません。いたちごっこを防ぐには、キャリア(docomo、au、SoftBankなど)が提供している「国際電話の着信を一括拒否する設定」を利用するのが一番の近道です。

My docomoやMy auなどのマイページから「国際電話着信拒否」の設定をオンにするだけで、海外(および海外を装った)番号からの着信をすべて遮断できます。普段、海外と電話をする機会がない方は、この設定をオンにしておくことを強くおすすめします。

また、警視庁が提供している防犯アプリ「デジポリス」で国際電話をブロックすることも可能です。

警視庁防犯アプリ「デジポリス」新機能|国際電話ブロックシステムの設定と仕組み【詐欺電話を遮断】

もしうっかり電話に出てしまった場合の対処法

この記事を読む前に、「うっかり電話に出てしまった」「折り返してしまった」という方もいるかもしれません。ですが、焦らなくても大丈夫です。通話しただけであれば、金銭的な被害が発生する可能性は低いです。

ただし、こちらの声や生活音を聞かれたり、電話に出る時間帯を知られたりしたリスクは残ります。「この番号は現在使われており、電話に出る人間がいる」という情報は、詐欺グループの間で共有される恐れがあります。

個人情報は絶対に漏らさない

もし会話をしてしまった場合でも、名前、住所、勤務先、資産状況などの個人情報は絶対に口外しないでください。相手が「警察です」「銀行協会です」と名乗っても、国際電話番号からかかってきている時点で100%詐欺です。

万が一、言葉巧みに誘導されて金銭を振り込んでしまった、あるいはクレジットカード番号を教えてしまったという場合は、直ちに最寄りの警察署または警察相談専用電話「#9110」へ相談してください。また、金融機関やカード会社にも連絡し、利用停止の手続きを行いましょう。

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まとめ

「+10032」からの電話は、国際電話番号を偽装した詐欺電話の可能性が非常に高いです。特に株取引や投資を勧誘する内容は、大規模な詐欺グループによる犯行が疑われます。

  • 「+10032」は実在しない国番号の偽装表示
  • 電話に出るとカモリストに載るリスクがある
  • 自動音声でのアンケートやLINE誘導は詐欺の常套手段
  • キャリアの「国際電話着信拒否」設定が最も有効

不審な番号からの着信は、無視するのが一番の安全策です。もし着信があっても動揺せず、そっと着信拒否リストに入れて、大切な資産と平穏な生活を守りましょう。

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