「昨日まで普通に遊べていたのに、急にLoLが起動しなくなった…」
「ランク戦の直前でエラーコードが出て弾かれる」
楽しくLeague of Legends(LoL)をプレイしようとした矢先、謎のエラーでログインすらできない状況は本当にストレスが溜まりますよね。特に2025年以降、Riot Gamesのセキュリティシステム「Vanguard」導入に伴い、「VAN 185」や「VAN 1067」といったエラーに悩まされるケースが増えています。
しかし、焦ってPCの設定をむやみに変えるのは危険です。エラーコードによって「ネットワークの問題」なのか「PCのセキュリティ設定の問題」なのか、対処法は全く異なります。
この記事では、エラーコードごとの正しい原因と、安全に復旧するための手順を解説します。
まずはエラーコードを確認!Vanguardエラーの正体
LoLが起動しない原因の多くは、不正ツール対策ソフト「Riot Vanguard」に関連しています。まずは表示されたエラーコードやメッセージを確認し、原因を特定しましょう。
| エラー表示 | 正しい意味と原因 |
|---|---|
| VAN 185 | 接続・セッション切れ クライアントを長時間起動しっぱなし、複数デバイスでのログイン、またはネット回線の瞬断などが原因です。 ※ハードウェア設定の不備ではありません。 |
| VAN 1067 / 9001 / 9003 | セキュリティ要件またはソフト競合 Windows 11のセキュリティ要件(TPM 2.0)を満たしていないか、特定の常駐ソフトがVanguardと競合している場合に発生します。 |
| Vanguardを稼働させておく必要があります | サービスの停止 Vanguardのプログラム自体がオフになっているか、クラッシュして終了してしまった状態です。 |
【症状別】原因と対処法の早見表
あなたのPCで起きている症状から、優先して試すべき対処法を特定しましょう。
| 症状・コード | 優先すべき対処法 |
|---|---|
| VAN 185 が出る | Step 1(再起動・ログアウト・ネットワーク確認) |
| VAN 1067 / 9001 が出る | Step 3 & Step 4(Win11設定・競合ソフト確認) |
| 起動ボタンを押すと即エラー | Step 2(サービスの再起動) |
| ロード画面や試合中に落ちる | Step 4(競合ソフトの確認) |
Step 1:【VAN 185対策】まずは再起動とネットワーク確認
「VAN 185」は主に通信やセッションのタイムアウトが原因です。難しい設定を触る前に、以下の基本操作を行ってください。
- LoLクライアントを完全に終了し、再起動する。
- タスクバーのRiotアイコンを右クリックし「Exit」を選択してください。
- 他のデバイスからログアウトする。
- TFTモバイル版やVALORANTなど、同じRiot IDで他の端末にログインしている場合はログアウトしてください。
- ルーターを再起動する。
- 一時的な回線不調の可能性があります。
これだけで直るケースが大半です。BIOS画面などを開く必要はありません。
Step 2:Vanguardサービスの状態を確認する
「Vanguardを稼働させておく必要があります」と出る場合、サービスが勝手に止まっていることが多いです。
Windowsキー+Rを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。services.mscと入力してEnterキーを押します。- 一覧から「vgc」を探します。
- 「状態」が空白や「停止」になっている場合、右クリックして「開始」を選択します。
- そのまま右クリック→プロパティで、スタートアップの種類を「自動」にしておくと安心です。
その後、PCを再起動してからLoLを起動してみてください。
Step 3:【VAN 1067/9001対策】OS別のセキュリティ設定(BIOS)
ここからは、「VAN 1067」「VAN 9001」などのエラーが出ている方向けの手順です。
お使いのOS(Windows 10 または 11)によって必要な設定が異なります。
注意:BIOS操作のリスクについて
BIOS(UEFI)の設定変更は、手順を間違えるとWindowsが起動しなくなるリスクがあります。自信がない場合は、PCに詳しい人に相談するか、メーカーのサポートページを参照してください。
参考:PC で TPM 2.0 を有効にする(Microsoftサポート)
Windows 11 の場合(必須要件)
Windows 11でVanguardを動作させるには、以下の2つが必須です。
- TPM 2.0 が有効であること
- Secure Boot(セキュアブート) が有効であること
BIOS画面(起動時にF2やDeleteキー連打)に入り、「Security」や「Boot」タブで上記が「Enabled」になっているか確認してください。
Windows 10 の場合
Windows 10では、要件が少し緩和されます。
- TPM 2.0:基本的には必須(Vanguardの仕様変更により重要度が増しています)。
- Secure Boot:必須ではありません。
- 無理に有効化しようとしてBIOS設定を誤り、PCが起動しなくなるトラブルが散見されます。Windows 10であれば、まずはTPMの確認だけで十分です。
Step 4:【重要】セキュリティソフトや常駐アプリの干渉を確認
Riot公式サポートでも言及されていますが、「VAN 1067」エラーは、TPMの問題ではなく特定のソフトウェアとの競合で発生するケースが非常に多いです。
ウイルスバスターなどのセキュリティソフトだけでなく、PCのLEDやファンを制御するツールも「Unusual Software(通常とは異なる動作をするソフト)」としてVanguardにブロックされることがあります。
特に競合しやすいソフトウェア例
以下のソフトを使用している場合は、一時的に停止またはアンインストールして動作を確認してください。
- Cooler Master MasterPlus+(ケースファン・LED制御)
- ASUS Armoury Crate
- MSI Dragon Center
- GIGABYTE APP Center / RGB Fusion
- IObit Start Menu 8
- その他、仮想マシンソフトやマクロツール
また、セキュリティソフト(Avast, Norton, ウイルスバスターなど)を使用している場合は、「リアルタイム保護」を一時的にオフにするか、以下のパスを除外設定に追加してください。
C:\Program Files\Riot Vanguard
Step 5:最終手段(Vanguardの再インストール)
上記を試しても改善しない場合、Vanguardのファイル破損が疑われます。
- 「設定」→「アプリ(プログラムと機能)」から「Riot Vanguard」をアンインストールします。
- 必ずPCを再起動します(これが重要です)。
- LoLクライアントを起動すると、自動的にVanguardが再インストールされます。
- インストール完了後、もう一度PCを再起動します。
まとめ
LoLの起動エラーは、エラーコードを正しく読み解くことが解決への近道です。
- VAN 185 → ネットワークやログイン状況を見直す(BIOSは関係なし)。
- VAN 1067 → Windows 11の設定(TPM)確認、または常駐ソフト(Cooler Master等)の競合を確認。
- サービスエラー →
vgcサービスを再起動。
誤った情報でPCの設定をいじりすぎないよう、まずは「再起動」と「ログアウト」から落ち着いて試してみてください。それでも解決しない場合は、Riot Gamesプレイヤーサポートへログファイル(Riot Client Logs)を添付して問い合わせましょう。

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