「Amazonフォトで整理中に、大切な写真をうっかり削除してしまった!」
そんな時、iPhoneアプリの画面を見ても「ゴミ箱」がどこにあるのか分かりにくく、焦ってしまうことがありますよね。
結論からお伝えすると、削除した写真は「アルバム」タブの中、または「Web版Amazonフォト」のゴミ箱機能から復元可能です。
Amazonフォトのゴミ箱は、削除後すぐに消えるわけではありません。一定期間は保存されているため、落ち着いて手順を踏めば元通りになります。
この記事では、iPhoneを使った最新の復元手順と、意外と知らない「保存期間の注意点」について分かりやすく解説します。
iPhoneアプリ版Amazonフォトでゴミ箱を探す手順
以前のAmazonフォトアプリはゴミ箱の場所が分かりづらかったものの、現在のバージョンではアプリ内から直接アクセスできるようになっています。
まずは、お手元のiPhoneでアプリを開き、以下の手順を試してみてください。
アルバムタブからゴミ箱へアクセスする
最も簡単な方法は、「アルバム」タブを確認することです。
1. Amazon Photosアプリを起動する。
2. 画面下部のメニューにある「アルバム」をタップ。
3. アルバム一覧の中に「ゴミ箱」というフォルダがあるのでタップする。
もしこの場所にない場合は、画面左上の「Amazonマーク(スマイルマーク)」、または設定アイコンをタップしてメニューを探してみてください。
※アプリのバージョンによっては、ゴミ箱の場所が異なる場合があります。
写真を選んで復元する
ゴミ箱フォルダを開くと、削除済みの写真や動画が一覧で表示されます。
復元したい写真を長押しして選択し、画面に表示される「復元」ボタンをタップしましょう。
これで、写真は元のフォルダやタイムラインに戻ります。間違えて消してしまっても、この操作さえ知っていれば安心ですね。
ブラウザ(Web版)からゴミ箱にアクセスする方法
「アプリの挙動がおかしい」「アプリ内でどうしてもゴミ箱が見つからない」
そんな時は、SafariやChromeなどのブラウザを使って、Web版のAmazonフォトにアクセスするのが確実です。
PC画面だけでなく、iPhoneのブラウザからでも操作できます。
Web版での復元ステップ
手順は非常にシンプルです。
1. ブラウザで「Amazon Photos(Web版)」にアクセスし、ログインする。
2. 左側のメニュー(スマホの場合はメニューアイコン)から「ゴミ箱」を選択。
3. 戻したい写真を選び、「復元」をクリック。
アプリのバージョンアップなどで操作に迷った際は、Web版を確認するクセをつけておくと良いでしょう。
要注意!ゴミ箱の保存期間は「90日間」
写真を復元する際に、絶対に覚えておきたいのが「保存期間」のルールです。
Amazonの公式ヘルプによると、ゴミ箱に移動したファイルは「90日間」保存されます。
90日を過ぎると完全削除される
ゴミ箱に入れた写真は、90日が経過するとサーバーから自動的に、かつ永久に削除されてしまいます。
この期限を過ぎてしまうと、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせても復元は不可能です。
「あとで整理しよう」と放置せず、誤って削除したことに気づいたら、なるべく早めに対処することをおすすめします。
参考:Amazon ヘルプ:ウェブブラウザを使用して削除した写真とビデオを復元する
【比較表】AmazonフォトとiCloud、ゴミ箱の仕様の違い
iPhoneユーザーの多くは、iCloud写真とAmazonフォトを併用しているかもしれません。
両者の「ゴミ箱」の仕様には大きな違いがあります。勘違いによるデータ消失を防ぐため、以下の比較表で確認しておきましょう。
| 項目 | Amazon Photos | iCloud写真 |
|---|---|---|
| ゴミ箱の保存期間 | 90日間 | 最大30日間 |
| 保存容量(写真) | 無制限(プライム会員) | 5GBまで無料(課金で増量) |
| 動画の保存 | 5GBまで(以後は有料) | 写真と共有で容量を消費 |
特筆すべきは、Amazonフォトの方がゴミ箱の保存期間が長い点です。
iCloudでは「最近削除した項目」から30日で消えてしまいますが、Amazonフォトなら約3ヶ月の猶予があります。バックアップ先としてAmazonフォトを利用しておくメリットは、ここにもあると言えるでしょう。
写真が復元できない?考えられる3つの原因
手順通りに操作しても写真が見当たらない場合、以下の3つのケースが考えられます。
ゴミ箱から手動で「完全に削除」してしまった
ゴミ箱の中でさらに「削除」操作を行うと、90日を待たずに即座にデータが消去されます。この操作を行った場合、復元する術はありません。
別のアカウントでログインしている
ご家族でAmazonプライムを利用している場合など、普段とは違うアカウントでログインしていないか確認してみてください。
ファミリーフォルダを利用している
「ファミリーフォルダ」内の写真を削除した場合、個人のゴミ箱ではなく、共有スペースの管理画面や別の場所に移動している可能性があります。
まとめ:焦らずまずは「アルバム」か「Web」を確認しよう
Amazonフォトで写真を消してしまっても、90日以内であれば復元できる可能性が高いです。
まずはiPhoneアプリの「アルバム」タブを確認し、見つからなければ「Web版」へアクセスしましょう。
- iPhoneアプリ:アルバム > ゴミ箱
- Webブラウザ:メニュー > ゴミ箱
- 保存期間:削除から90日間
大切な思い出を失わないためにも、Amazonフォトのゴミ箱機能を上手に活用してくださいね。

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