「ツーブロックにしたいけど、1000円カットで頼むのは少し不安…」
「どうやって注文すれば、イメージ通りに仕上げてくれるんだろう?」
スピーディーかつリーズナブルな1000円カット(格安カット専門店)は、とても魅力的ですよね。しかし、ツーブロックのような少しデザイン性のある髪型を頼むとなると、ためらってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、1000円カットでツーブロックにすることは十分可能です。
この記事では、1000円カットでツーブロックを頼む際の失敗しない注文のコツから、断られてしまうケース、美容室との違いまで、あなたの不安を解消するために分かりやすく解説していきます。
結論:1000円カットでツーブロックは問題なく可能!
多くの1000円カット店では、ツーブロックのカットに対応しています。バリカンを使った刈り上げは、むしろ短時間で仕上げられるため、歓迎されることさえあります。実際に、店内を見渡すとツーブロックにしているお客さんをよく見かけませんか。
ただし、一般的な美容室とはサービス形態が異なるため、いくつか押さえておくべきポイントがあるのも事実です。1000円カットは、短い時間で効率的にお客さんをカットすることに特化しています。そのため、美容室のような丁寧なカウンセリングに時間をかけることは難しいのです。
つまり、「どうなりたいか」というイメージを、いかに簡潔かつ正確に伝えられるかが、成功のカギを握っています。逆に言えば、その伝え方さえマスターすれば、料金を抑えながら理想のヘアスタイルを手に入れることができるでしょう。次の見出しから、その具体的な方法を詳しく見ていきましょう。
なぜ?1000円カットでツーブロックを断られる3つのケース
基本的にはツーブロックも対応可能ですが、ごく稀に断られてしまうケースも存在します。なぜ断られてしまうのか、事前に理由を知っておけば、お店選びの参考にもなりますし、当日がっかりすることもありません。主に考えられるのは、以下の3つのパターンです。
一つ目は、お店の方針やスタイリストさんの技術的な理由です。店舗によっては、デザイン性の高いカットは受け付けていないと最初から決めている場合があります。また、新人さんで複雑なスタイルにまだ慣れていないなど、スタイリストさん個人の判断で断ることも考えられます。
二つ目は、フェードカットのような高度な技術を要するスタイルを希望した場合です。ツーブロックの中でも、刈り上げ部分のグラデーションをミリ単位で滑らかにつなげるフェードカットは、特殊な技術と時間が必要です。1000円カットのサービス範囲を超えるため、断られる可能性が高いでしょう。
三つ目は、極端に奇抜なデザインや複雑なオーダーを要求したときです。例えば、ラインを入れたり、左右非対称なデザインにしたりといったスタイルは、施術時間が長くなるため、対応が難しいと判断されることがあります。お店のコンセプトを理解し、常識の範囲内でお願いすることが大切です。
これで完璧!1000円カットで失敗しないツーブロックの注文方法
ここが最も重要なポイントです。1000円カットで理想のツーブロックを手に入れるためには、「受け身」ではなく「自分から伝える」姿勢が大切になります。具体的な注文方法を3つのステップで解説します。
なりたい髪型の写真を見せるのが一番確実
口頭で「こんな感じで」と説明するのは、人によって捉え方が違うため、イメージのズレが生じやすいです。一番確実で簡単な方法は、スマホで理想のヘアスタイルの画像を見せること。これなら、スタイリストさんも一目で完成形を共有できます。
写真は、正面・サイド・後ろの3方向から撮られたものがあると、よりイメージが伝わりやすくなるのでおすすめです。「この写真みたいにしてください」と一言添えるだけで、細かいニュアンスまで伝わります。ヘアカタログアプリやSNSなどで、事前にいくつか候補を探しておくと安心ですね。
バリカンは何ミリ?具体的な数字で伝える
写真がない場合や、よりこだわりたい場合は、具体的な数字を使ってオーダーしましょう。特に刈り上げる部分は、「サイドとバックを、バリカンで6mmでお願いします」のように、ミリ単位で伝えるのがベストです。
もし何ミリが良いか分からなければ、「地肌がうっすら見えるくらい」「青くならない程度で、なるべく短く」といった表現でも構いません。また、刈り上げの高さも重要です。「耳が全部出るくらいまで」「こめかみの高さまで」など、どこまで刈り上げるのかを明確に伝えましょう。上の長い髪(かぶせる髪)についても、「眉毛にかかるくらい」「2cmくらい切ってください」と長さを指定すると、失敗が少なくなります。
「おまかせで」というオーダーは避けよう
親しい間柄の美容師さんならまだしも、1000円カットで「おまかせで」「似合うようにしてください」というオーダーは、失敗のもとになる可能性が高いので避けましょう。
前述の通り、1000円カットでは長時間のカウンセリングを行いません。お客さんの好みや髪のクセを短時間で完璧に把握するのは、どんなベテランのスタイリストさんでも至難の業です。お互いの認識がズレたままカットが進んでしまい、「こんなはずじゃなかった…」という結果になりかねません。あくまでも、自分のなりたいスタイルは自分で明確に伝えるという意識を持つことが、満足のいく仕上がりに繋がります。
どっちを選ぶ?1000円カットと美容室のツーブロック比較
結局、自分は1000円カットと美容室のどちらが合っているんだろう?と悩む方のために、両者のメリット・デメリットを比較表にまとめました。ご自身の目的や価値観に合わせて選んでみてください。
比較項目 | 1000円カット | 美容室 |
---|---|---|
料金 | ◎ 約1,200円〜1,500円 | △ 約4,000円〜6,000円 |
所要時間 | ◎ 約10分〜20分 | △ 約60分 |
仕上がりの再現性 | ○(伝え方次第) | ◎(イメージを汲み取ってくれる) |
カウンセリング | △(最低限) | ◎(丁寧) |
サービス | ×(カットのみが多い) | ○(シャンプー、マッサージ等) |
気軽に通えるか | ◎(予約不要、短時間) | △(予約が必要な場合が多い) |
1000円カットはこんな人におすすめ
- とにかく費用と時間を節約したい
- 髪型に強いこだわりがなく、シンプルなスタイルで満足
- すでに決まったスタイルがあり、それを維持したい
- 自分でなりたいイメージを明確に伝えられる
美容室はこんな人におすすめ
- 髪型の相談に乗ってほしい、提案してほしい
- 仕上がりのクオリティやデザイン性を重視する
- シャンプーやヘッドスパなど、リラックスもしたい
- スタイリストさんと会話を楽しみたい
1000円カットのツーブロックに関するQ&A
最後に、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
- Qバリカンを使わず、ハサミだけで刈り上げてもらえますか?
- A
対応可能なお店もありますが、追加料金がかかったり、断られたりする場合があります。ハサミでの刈り上げは、バリカンよりも時間と技術を要するためです。希望する場合は、カットを始める前に「ハサミだけでお願いできますか?」と確認してみましょう。自然で柔らかい仕上がりになるのがハサミのメリットですが、1000円カットの手軽さを活かすなら、バリカンでお願いするのがスムーズです。
- Qフェードカットのような特殊なスタイルも頼めますか?
- A
残念ながら、ほとんどの1000円カット店では対応が難しいでしょう。フェードカットは専門的な技術が必要なため、バーバーショップ(理容室)や、フェードカットを得意とする美容室でお願いするのが確実です。料金も通常のカットより高くなることが一般的です。
- Qもし仕上がりがイメージと違ったら、お直しは可能ですか?
- A
1000円カットでは、基本的にお直しに対応していないお店がほとんどです。低価格を実現するために、サービスを限定しているからです。だからこそ、最初のオーダーでいかに正確にイメージを伝えるかが重要になります。万が一、明らかにオーダーと違う髪型にされてしまった場合は、その場で丁寧に伝えてみましょう。常識の範囲内であれば、対応してもらえる可能性もゼロではありません。
まとめ:ポイントを押さえて1000円カットを活用しよう!
この記事では、1000円カットでツーブロックを成功させるためのコツを解説しました。
- 1000円カットでもツーブロックは問題なく可能
- 失敗しないためには「写真を見せる」「数字で伝える」ことが重要
- 「おまかせ」は避け、自分の意思をしっかり伝える
- 美容室との違いを理解し、自分に合ったお店を選ぶ
要点をしっかり押さえてオーダーすれば、1000円カットはあなたの強い味方になってくれます。この記事を参考に、ぜひ気軽にツーブロックスタイルに挑戦してみてください。
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