「この商品のサイズ、110mmって書いてあるけど何cmなの?」
「110mmと115mmって、具体的にどのくらい違うんだろう?」
ネットショッピングやDIYをしていると、mm(ミリメートル)表記に出会う機会は意外と多いですよね。
結論から言うと、110mmは11cmです。
この記事では、mmとcmの簡単な変換方法はもちろん、110mmや115mmが身近なもので言うとどのくらいの大きさなのか、具体的なイメージが掴めるように分かりやすく解説します。
110mmは11cm!ミリからセンチへの簡単な変換方法
まずは基本となる、mm(ミリメートル)からcm(センチメートル)への変換方法を確認しましょう。
とても簡単なので、この機会にぜひ覚えてみてください。
基本のルールは、たったこれだけです。
10mm = 1cm
このルールさえ覚えてしまえば、どんな数字でも簡単です。
mmの値をcmに変換するには、「数字の0を1つ取る」か「小数点を左に1つずらす」だけで計算できます。
今回のテーマである110mmで試してみましょう。
- 110mmの「0」を1つ取る → 11cm
とても簡単ですよね。
では、115mmのように0で終わらない数字の場合はどうでしょうか。
この場合は「小数点を左に1つずらす」方法を使います。
- 115mmの「5」の右にある小数点を左に1つずらす → 11.5cm
このように、ルールさえ分かっていれば暗算でもすぐに変換できます。
買い物の途中などでサイズを確認したくなったときも、スマートフォンを取り出すことなく、頭の中だけですぐに計算が完了しますよ。
【比較表】110mmや115mmのサイズ感を身近なものでイメージしよう
「110mmが11cmなのは分かったけど、いまいち大きさがピンとこない…」と感じる方もいるかもしれません。
そこで、110mmや115mmが、私たちの身の回りにあるものだとどのくらいのサイズ感なのかを比較表にまとめてみました。
長さ | センチメートル | 身近なものの例 |
---|---|---|
110mm | 11cm | ・一般的なはがきの短辺(10cm)より1cm長い ・iPhone 13 miniの高さ(131.5mm)より約2cm短い ・CDケースの短辺(約12.4cm)より少し短い |
115mm | 11.5cm | ・トイレットペーパーの幅(JIS規格は114mm±2mm)とほぼ同じ ・新書判コミックの短辺(約11.2cm)より少し長い ・一般的なボールペンの長さより2〜3cm短い |
いかがでしょうか。
110mmは、普段よく目にするはがきよりも少し長いくらい、とイメージすると分かりやすいかもしれません。
また、110mmと115mmの差はわずか5mmですが、これは1円玉の直径(20mm)の4分の1に相当します。
このように具体的なものと比較すると、数字だけでは分かりにくかったサイズ感が、よりはっきりとイメージできるようになったのではないでしょうか。
オンラインで家具や雑貨を購入する際は、メジャーを片手にこれらの例を思い浮かべると、サイズ選びの失敗を減らせます。
参考:歴代iPhoneのサイズ一覧!機種ごとの大きさ(高さ・幅・厚さ)&画面サイズ比較表
なぜ?サイズ表記でmmとcmが使い分けられる理由
ところで、なぜ商品や設計図などでは、cmだけでなくmmも使われるのでしょうか。
これには、それぞれの単位が持つ特性と、業界の慣習が関係しています。
mm(ミリメートル)が使われる主な理由は、精密さが求められるからです。
建築、機械設計、電子部品などの分野では、1mm以下の精度が品質を大きく左右します。
もしcmで表記すると「1.25cm」のように小数点を使わなければならず、計算ミスや読み間違いが起こりやすくなるかもしれません。
そのため、整数で扱えるmmを基準にすることで、正確性を高めているのです。
スマートフォンのスペック表や、DIYで使うネジのサイズがmmで表記されているのはこのためです。
一方、cm(センチメートル)が使われるのは、日常生活で長さを直感的に把握しやすいからです。
洋服のサイズや身長、家具の寸法など、ある程度の誤差が許容される場面では、mmよりも馴染みのあるcmが使われることが多くなっています。
つまり、求められる精度の高さによって、2つの単位が自然と使い分けられている、と考えると分かりやすいでしょう。
mmとcmの変換が必要になる具体的なシーン
最後に、日常生活の中でmmとcmの変換スキルが役立つ具体的なシーンをいくつかご紹介します。
この知識は、知っておくと意外な場面で役立つものです。
オンラインショッピングでのサイズ確認
最も活躍するのが、やはりネット通販でしょう。
特に海外の製品はmm単位で表記されていることがよくあります。
衣類や靴、家具などのサイズを正確に把握し、「思ったより小さかった…」という失敗を防ぐために、この変換スキルは必須といえます。
DIYやハンドメイド
DIYで木材をカットしたり、ハンドメイドでアクセサリーを作ったりする際、設計図や説明書はmm単位で書かれていることがほとんどです。
正確な寸法で作業を進めるために、mmとcmの変換は欠かせない知識となります。
書類や写真の印刷
「A4用紙のサイズは210mm × 297mm」というように、紙のサイズはJIS規格で定められています。
ポスターを作成したり、写真を特定のサイズで印刷したりするとき、mm単位の知識があると非常にスムーズです。
これらのシーンでさっと計算できると、作業がスムーズに進んだり、買い物の失敗が減ったりと、多くのメリットがありますよ。
120mm・125mmは何センチ?一目でわかる変換方法と身近なモノのサイズ感を解説
まとめ
今回は、110mmや115mmが何cmなのか、そしてその具体的なサイズ感について解説しました。
- 110mm = 11cm
- 115mm = 11.5cm
- mmからcmへの変換は「0を1つ取る」か「小数点を左に1つずらす」だけ
- 110mmははがきの短辺より少し長く、115mmはトイレットペーパーの幅とほぼ同じ
「10mm = 1cm」という基本さえ覚えておけば、もうmm表記に戸惑うことはありません。
ぜひ、これからの暮らしの中でお役立てください。
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