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【2025年最新】Apple製品が故障?修理・交換サポート完全ガイド

【2025年最新】Apple製品が故障?修理・交換サポート完全ガイド ガジェット・家電

「iPhoneの画面が割れた!」「Macが起動しない…」

毎日使うApple製品が突然故障すると、本当に焦りますよね。どこに相談すればいいのか、修理にいくらかかるのか、データは消えてしまうのか、不安なことも多いはず。

でも、ご安心ください。

この記事では、Apple製品の故障時に最適な対処法がわかるように、修理や交換の選択肢、費用、手続きの流れをどこよりも分かりやすく解説します。いざという時に慌てないよう、この記事を読んで備えておきましょう。

【まず確認】故障かな?と思ったら最初に試すこと

「動かない!」と慌てて修理に出す前に、試してほしいことがいくつかあります。簡単な操作で直るケースも少なくありません。

ソフトウェアの問題か切り分ける

まずは再起動を試しましょう。一時的なソフトウェアの不具合であれば、これだけで解決することがよくあります。

  • iPhone/iPad: 機種によって操作が異なります。詳しくはApple公式サイトで確認してください。
  • Mac: 電源ボタンを10秒ほど長押しして強制的に終了させ、再度電源を入れます。

再起動しても改善しない場合は、Apple Diagnostics(Mac)や、「Appleサポート」アプリを使った診断を実行してみるのがおすすめです。ハードウェアに問題があるのか、ソフトウェアの問題なのかをある程度切り分けることができます。この結果を修理窓口で伝えると、その後の手続きがスムーズに進みますよ。

何よりも大切な「バックアップ」

修理や交換の内容によっては、デバイスのデータが初期化されてしまう可能性があります。大切な写真や連絡先を守るためにも、故障が疑われる段階で必ずバックアップを取りましょう。

  • iCloudでバックアップ: Wi-Fiに接続されていれば自動でバックアップしてくれますが、念のため手動で最新の状態にしておくと安心です。
  • PC(Mac/Windows)でバックアップ: MacならFinder、WindowsならiTunesを使って、デバイスのデータを丸ごとPCに保存できます。

日頃からバックアップを習慣にしておくことが、万が一の事態に備える最も有効な対策といえるでしょう。

参考:iPhone、iPad、iPod touchをバックアップする方法 – Apple サポート (日本)

Appleの修理サポートは3種類!それぞれの特徴と選び方

Appleの正規修理サービスには、主に3つの窓口があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

修理方法おすすめな人メリットデメリット
Apple Store・都市部在住
・対面で相談したい
・その場で解決したい
・専門スタッフ(Genius)に直接相談できる
・その場で修理・本体交換が完了する場合がある
・店舗が都市部に集中している
・事前予約(Genius Bar)が必須で、予約が取りにくいことがある
正規サービスプロバイダ・地方在住
・近くの店舗で済ませたい
・全国各地に店舗がある
・Apple Storeと同品質のサービスを受けられる
・店舗によっては予約なしでも対応可能な場合がある
・店舗によって修理できる製品や部品の在庫が異なる
・本体交換には対応できず、預かり修理になることが多い
配送修理・店舗に行く時間がない
・近くに店舗がない
・自宅にいながら修理を申し込める
・Appleが指定した配送業者が集荷に来てくれる
・修理完了までに数日〜1週間程度かかる
・対面で相談できないため、症状を正確に伝える必要がある

Apple Storeは、専門知識が豊富なスタッフに直接相談しながら進めたい方に最適です。故障の原因や修理内容について、納得いくまで説明を受けられます。

お住まいの地域にApple Storeがない場合は、Apple正規サービスプロバイダが頼りになります。カメラのキタムラビックカメラなどが代表的で、Appleのトレーニングを受けた技術者が純正部品を使って修理を行うため、品質面でも安心です。

忙しくて店舗に行く時間がない、という方には配送修理が便利です。Appleの公式サイトから申し込み、デバイスを梱包して配送業者に渡すだけで手続きが完了します。

【重要】保証の話|AppleCare+は入るべき?

修理費用を大きく左右するのが「保証」の有無です。特に、任意加入の保証サービス「AppleCare+」に加入しているかどうかで、数万円単位の違いが出ることがあります。

標準の「製品限定保証」と「AppleCare+」の違い

すべてのApple製品には、購入後1年間の「Appleハードウェア製品限定保証」と、90日間の無償テクニカルサポートが付いています。これは、製品の製造上の欠陥(自然故障)が対象で、落下や水没など、ユーザーの過失による故障は保証されません。

一方、「AppleCare+」は、この標準保証を延長し、さらに手厚いサポートを提供する有料サービスです。最大のメリットは、過失や事故による損傷(画面割れや水没など)の修理を、格安のサービス料金で受けられる点です。しかも、その修理回数に制限はありません。

例えば、iPhoneの画面が割れた場合、保証対象外だと5万円以上かかることもありますが、AppleCare+に加入していれば一律3,700円(2025年8月時点の見積料金)で修理できます。この差は大きいですよね。

AppleCare+はこんな人におすすめ

  • iPhoneやMacBookなどをよく持ち運ぶ人
  • 「うっかり落としてしまった…」という経験がある人
  • 高価な製品を長く安心して使いたい人
  • 万が一の出費を抑えたい人

AppleCare+は、製品の購入時または購入後30日以内に加入できます。もしもの時のお守りとして、特に高価なデバイスを購入する際には、加入を検討する価値は十分にあるでしょう。

参考:AppleCare製品 – iPhone – Apple(日本)

【料金一覧】iPhoneの修理代はいくら?モデル別の費用を比較

気になるのが修理費用です。ここでは、特に依頼の多いiPhoneの画面修理とバッテリー交換にかかる料金の目安を、AppleCare+加入時と保証対象外の場合で比較しました。

ただし、表示されているのはあくまで見積もり料金であり、Appleの料金は予告なく変更されることがあります。最終的な金額は、製品を預けた後の実機検査を経て確定される点にご注意ください。

【iPhoneの画面修理料金(税込)】

モデルAppleCare+加入時保証対象外(見積もり)
iPhone 16 Pro Max3,700円75,800円
iPhone 16 Pro3,700円68,800円
iPhone 15 Pro Max3,700円68,800円
iPhone 15 Pro3,700円56,800円
iPhone 143,700円42,800円
iPhone SE (第3世代)3,700円20,800円

【iPhoneのバッテリー交換料金(税込)】

モデルAppleCare+加入時保証対象外(見積もり)
iPhone 16シリーズ0円17,800円
iPhone 15シリーズ0円15,800円
iPhone 14シリーズ0円15,800円
iPhone 13シリーズ0円14,500円
iPhone SE (第3世代)0円11,200円

※上記は2025年8月時点の見積もり料金です。ご自身のデバイスの正確な修理料金は、必ずApple公式サイトの見積もりツールや、サポートへの問い合わせでご確認ください。
※AppleCare+加入者で、バッテリーの蓄電容量が本来の80%未満に低下した場合、無償でバッテリーを交換できます。

ご覧の通り、保証対象外の修理はかなり高額になることが分かります。特に画面の損傷は、AppleCare+の有無で費用が劇的に変わるため、加入のメリットは大きいと言えるでしょう。

参考:iPhone の修理サービス – Apple サポート (日本)

修理か本体交換か?判断基準と知っておきたいポイント

故障の状態によっては、部品の修理ではなく、デバイス本体を交換する対応になることがあります。

一般的に、画面割れやバッテリーの劣化、カメラの不具合など、特定の部品(モジュール)の交換で対応できる場合は「修理」となります。

一方、水没による基板の損傷や、本体が大きく歪んでしまうような深刻なダメージ、原因不明の起動不良など、修理が困難な場合は「本体交換」となる可能性が高いです。

便利な「エクスプレス交換サービス」

AppleCare+に加入していると、エクスプレス交換サービスという非常に便利なオプションを利用できます。これは、Appleから交換用のデバイスを先に送ってもらい、故障したデバイスと入れ替える形で返送するサービスです。

修理のためにデバイスが手元から離れる期間をなくせるため、「仕事で毎日使うから1日も手放せない!」という方には特におすすめです。このサービスを利用する際も、データのバックアップは忘れずに行いましょう。

参考:iPhoneをエクスプレス交換サービスに出す方法 – Apple サポート (日本)

よくある質問(FAQ)

Q
予約なしでApple Storeに行っても大丈夫?
A

基本的には事前予約が必須です。予約なしで来店しても、当日の予約枠に空きがない限り、対応してもらえない可能性が高いです。必ず「Appleサポート」アプリや公式サイトからGenius Barの予約を取ってから向かいましょう。

Q
修理に出すとデータは消えちゃう?
A

本体交換の場合は、データはすべて初期化されます。交換機は新品同様のまっさらな状態だからです。そのため、事前のバックアップが絶対に必要になります。

画面修理やバッテリー交換など、部品の修理で済む場合はデータが残ることがほとんどですが、作業中に予期せぬトラブルが起こる可能性もゼロではありません。どんな修理であっても、バックアップを取っておくのが鉄則です。

Q
Apple以外の修理店(非正規店)は安いの?
A

街中には、Appleの正規店ではない修理業者がたくさんあります。料金は正規店より安いことが多いですが、利用には注意が必要です。非正規店で修理を行うと、純正品ではない部品が使われたり、その後のAppleによる保証やサポートが一切受けられなくなったりするリスクがあります。安さだけで選ばず、メリットとデメリットをよく理解した上で判断することが重要です。

まとめ:故障時は慌てず、最適なサポートを選ぼう

Apple製品が故障した際の対処法について解説しました。

  • まずは再起動とバックアップを試す
  • サポート窓口は「店舗(Apple Store/正規店)」か「配送」の3択
  • 「AppleCare+」に加入していると修理費用を大幅に抑えられる
  • 修理か交換かは故障の状態で決まる。データ保護のためバックアップは必須

突然のトラブルは誰にでも起こり得ます。大切なのは、慌てずに正しい手順を踏むことです。この記事を参考に、ご自身の状況に合った最適なサポートを選んで、大切なデバイスを一日も早く快適な状態に戻してあげてくださいね。

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