「子どもの運動会、明日だった!ゼッケンを準備しなきゃ…」
「マラソン大会のゼッケン、手書きは嫌だけどプリンターがない…」
そんなふうに、急なゼッケンの準備で困った経験はありませんか?
実は、自宅にプリンターがなくても大丈夫。今の時代、スマホとコンビニさえあれば、誰でも簡単・キレイにゼッケンを印刷できるんです。
この記事では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった主要コンビニでゼッケンを印刷する方法を、手順や料金、便利な小ワザまで含めて分かりやすく解説していきます。
コンビニでのゼッケン印刷はこんなに便利!3つのメリット
「わざわざコンビニで印刷するのって、面倒じゃない?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、コンビニのネットプリントサービスには、それを上回る大きなメリットがあります。特に、忙しい方やプリンターを持っていない方にとっては、まさに救世主のような存在です。
第一に、スマホ一つでデータ入稿から印刷まで完結する手軽さが魅力です。昔のように、USBメモリにデータを入れて持ち運ぶ必要はありません。専用アプリやWebサイトにデータをアップロードしておけば、あとはお店のマルチコピー機で番号を入力するだけ。思い立ったときに、すぐ準備を始められます。
第二に、24時間365日、いつでも対応可能な点も大きな強みです。深夜や早朝、「明日の朝までに必要!」という緊急事態でも、近所のコンビニが開いていれば問題ありません。仕事や家事で日中忙しい方でも、自分の都合の良いタイミングで印刷できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
そして第三に、1枚数十円からというリーズナブルな料金もメリットです。自宅で印刷する場合、インク代や用紙代、プリンター本体の維持費もかかります。その点、コンビニなら必要な枚数だけを低コストで印刷可能。たまにしか印刷しない方にとっては、総合的に見て経済的といえるでしょう。
【比較表】セブン・ファミマ・ローソン ゼッケン印刷サービスまとめ
どのコンビニで印刷するのが自分に合っているのか、一目でわかるように比較表を作成しました。サービス内容や料金をチェックして、最適なコンビニを選んでみてください。
項目 | セブン-イレブン | ファミリーマート・ローソン |
---|---|---|
サービス名 | かんたんnetprint / netprint | ネットワークプリントサービス |
会員登録 | 不要(かんたんnetprint) / 必要(netprint) | 不要(ファイル登録) / 必要(会員登録) |
A4普通紙(白黒) | 20円/枚 | 20円/枚 |
A4普通紙(カラー) | 60円/枚 | 60円/枚 |
A4光沢紙 | 対応なし | 白黒: 80円/枚<br>カラー: 120円/枚 |
写真用紙(L判) | 40円/枚 | 30円/枚 |
主な対応ファイル | PDF, JPG, PNG, Word, Excelなど | PDF, JPG, PNG, Word, Excelなど |
特徴 | 全国の店舗数が最も多い。 会員登録不要のサービスが手軽。 | 1つのサービスで2社に対応。 A4サイズの光沢紙が選べる。 |
料金に大きな差はありませんが、手軽さを重視するなら会員登録不要のセブン-イレブン「かんたんnetprint」がおすすめです。一方で、ファミマ・ローソンはA4サイズの光沢紙に対応しているため、少しでもクオリティを上げたい場合に選択肢となります。ご自身の状況に合わせて、使いやすいコンビニを選んでみましょう。
参考:セブン-イレブン マルチコピー、ネットワークプリントサービス
コンビニ別!ゼッケン印刷の詳しい手順
ここからは、実際にコンビニでゼッケンを印刷する手順を、セブン-イレブンとファミリーマート・ローソンに分けて解説します。スマホアプリを使う方法が一番簡単なので、ぜひ試してみてください。
(操作画面は、これから紹介する手順と微妙に異なる可能性もあります。その場合は、適切に読み替えて進めてください)
セブン-イレブンで印刷する手順(かんたんnetprint)
セブン-イレブンでは、会員登録が不要な「かんたんnetprint」アプリを使うのが最もスムーズです。
- アプリをダウンロード
App StoreやGoogle Playで「かんたんnetprint」のアプリをインストールします。 - ゼッケンデータを登録
アプリを起動し、「+」ボタンから「文書ファイルを選ぶ」または「写真を選ぶ」をタップ。スマホ内にあるゼッケンのデータ(PDFやJPG)を選択します。 - 用紙サイズやカラーを設定
用紙サイズ(A4など)、カラーモード(白黒/カラー)などを設定し、右上の「登録」をタップ。QRコードと予約番号が発行されます。 - お店のマルチコピー機で印刷
セブン-イレブンへ行き、マルチコピー機のメニューから「プリント」→「ネットプリント」を選択。 - QRコードをかざすか予約番号を入力
画面の案内に従い、先ほど発行されたQRコードをかざすか、8桁の予約番号を入力します。 - 支払いと印刷
内容を確認し、硬貨またはnanacoで料金を支払うと、ゼッケンが印刷されます。
たったこれだけで完了です。プリント予約日+7日間の有効期限があるので、事前に家で登録だけ済ませておくと、お店では印刷するだけで済みますよ。
ファミリーマート・ローソンで印刷する手順(ネットワークプリント)
ファミリーマートとローソンは、共通の「ネットワークプリントサービス」を利用します。こちらも会員登録不要で使えます。
- アプリをダウンロード
App StoreやGoogle Playで「ネットワークプリント」のアプリをインストールします。 - ゼッケンデータを登録
アプリを起動し、「会員登録せずに利用する」を選択。「文書を登録する」または「写真を登録する」から、スマホ内のゼッケンデータを選びます。 - 用紙サイズなどを設定
用紙タイプやカラーモードなどを設定し、データを登録します。ユーザー番号が発行されるので、必ず控えておきましょう。 - お店のマルチコピー機で印刷
ファミマかローソンへ行き、マルチコピー機のメニュー画面で「ネットワークプリント」を選択します。 - ユーザー番号を入力
画面に先ほど控えたユーザー番号を入力し、ファイル一覧から印刷したいゼッケンデータを選びます。 - 支払いと印刷
印刷内容や料金を確認し、コインベンダーにお金を入れて印刷を開始します。
こちらの有効期限はデータを登録してから8日間です。どちらのコンビニでも同じ番号が使えるので、職場近くのローソンで登録し、家の近くのファミマで印刷、といった使い方もできて便利です。
ゼッケン印刷に最適な用紙は?コンビニで選べる用紙の種類
コンビニのマルチコピー機では、いくつかの用紙から選んで印刷できます。用途や予算に合わせて最適なものを選びましょう。ここでは代表的な用紙の特徴を解説します。
とにかく安く!定番の「普通紙」
最も安価で手軽なのが、A4サイズの普通紙です。白黒印刷なら1枚20円と、コストを最大限に抑えたい場合に最適。一般的なゼッケンであれば、普通紙で十分なケースがほとんどでしょう。ただし、紙なので耐久性は高くありません。汗や雨で濡れるとインクが滲んだり、破れたりする可能性があります。短時間だけの使用や、屋内で開催されるイベントにおすすめです。もし屋外で使う場合は、クリアファイルに入れて安全ピンで留めるなど、少し工夫すると強度を補えます。
写真みたいにキレイ!「光沢紙」
よりキレイな仕上がりを求めるなら、光沢紙(写真用紙)という選択肢もあります。ツヤがあり、発色が良いのが特徴で、カラー印刷をすると文字やイラストがくっきりと見えます。チームのロゴやキャラクターを入れるなど、デザインにこだわりたいゼッケンにぴったりです。ファミマ・ローソンではA4サイズの光沢紙に印刷できますが、セブン-イレブンはA4光沢紙に対応していません。その代わり、L判の写真用紙(1枚40円)には印刷できるので、応援用のミニゼッケンなど、特別な用途で活用するのも良いかもしれません。
失敗しないためのQ&A|サイズ設定やデータ作成のコツ
いざ印刷しようとしたときに、「サイズがおかしい!」「うまく印刷できない!」とならないよう、よくある疑問と解決策をまとめました。
- Qゼッケンの最適なサイズは?
- A
まずは大会やイベントの規定を確認するのが鉄則です。指定がある場合は、必ずそのサイズに従いましょう。特に規定がない場合、小学生ならA5サイズ(A4の半分)、大人ならB5サイズやA4サイズが一般的です。WordやExcel、または無料デザインツールのCanvaなどを使えば、ミリ単位でサイズを指定したデータを作成できます。「A5サイズ ゼッケン テンプレート」のように検索すると、無料で使えるテンプレートも見つかるので活用するのも一つの手です。作成時は、名前を書く欄や余白を十分にとることを忘れないようにしましょう。
- Qどんなデータ形式で登録すればいい?
- A
PDF形式で保存するのが最もおすすめです。WordやExcelのまま登録すると、コンビニのプリンターに内蔵されているフォントの違いなどから、文字の位置がずれたり、レイアウトが崩れたりする可能性があります。その点、PDFは見た目をそのまま固定して保存できるため、レイアウト崩れのリスクがありません。スマホのアプリで作成した場合でも、共有メニューから「プリント」を選び、プレビュー画面をピンチアウト(2本指で広げる操作)するとPDFとして保存できる機能があります。一手間かかりますが、確実な印刷のためにPDF化を心がけましょう。
- Q印刷した後の取り付け方は?
- A
最も一般的なのは、四隅を安全ピンで留める方法です。ただ、何度も使ったり、激しく動いたりすると、ピンの穴から破れてしまうことも。そんなときは、穴を開ける部分に事務用のパンチ穴補強シールを貼っておくと、強度が格段にアップします。100円ショップなどで手軽に購入できるので、ぜひ試してみてください。また、最近では「ゼッケン留め」「ゼッケンホルダー」といった、服に穴を開けずに済む専用のクリップも販売されています。お気に入りのウェアを傷つけたくない方は、こうしたアイテムを探してみるのも良いでしょう。
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まとめ
急にゼッケンが必要になっても、コンビニのネットプリントサービスを使えば、もう慌てる必要はありません。
- スマホ一つでデータ登録が完了
- 24時間いつでも印刷OK
- セブン、ファミマ、ローソンなど身近な場所で対応可能
- 1枚20円からと非常にリーズナブル
このように、コンビニ印刷は時間や場所を選ばない、現代のライフスタイルに合った便利な方法です。
この記事で紹介した手順やコツを参考にすれば、誰でも簡単に、キレイなゼッケンを用意できます。まずはご自身のスマホに、各コンビニのプリントアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。準備万端で、イベント当日を迎えましょう!
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