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がっかり?新型ランドローバー・ディフェンダー購入前の注意点|故障リスクから保証まで

がっかり?新型ランドローバー・ディフェンダー購入前の注意点|故障リスクから保証まで
ランドローバー公式

がっかり?新型ランドローバー・ディフェンダー購入前の注意点|故障リスクから保証まで

ランドローバー・ディフェンダーは「走破性と個性を兼ね備えたSUV」の代表格です。しかし高額な輸入車ゆえ、期待と現実のギャップにがっかりする声も少なくありません。

本記事では最新リコール情報、第三者の信頼性スコア、維持費の目安、保証条件の国別差を整理し、購入判断に役立つチェックポイントを提示します。

ディフェンダーで「がっかり」しやすい5大ポイント

オーナーの不満は以下の5点に集約されます。

  • Pivi Proのフリーズ:ナビ・CarPlayが停止し再起動が必要になる事例。
  • エアサスペンション関連:エア漏れやセンサー誤作動で車高警告が点灯。
  • 車体サイズと燃費ギャップ:全幅2005mm・車重2.4t→実燃費6〜9km/L(P400eはEV航続約50km)。
  • パーツ・工賃が高額:20インチタイヤ4本で約30万円、ウィンドシールド交換は約35万円。
    ディフェンダーオーナーズフォーラムおよびディーラー整備見積もり例より平均価格を算出。
  • リセールが国産SUVほど強くない:3年後残価は60〜70%が目安。

あらかじめ把握しておけば「想定外の出費」や「買い替え損」を防げます。

最新リコール・アップデート情報(2024〜2025年)

届出日届出番号対象部位主な症状
2025年1月16日NHTSA 25V016000タッチスクリーン起動時に空白→バックカメラ映らず
2024年9月24日外‑3880原動機(オイルフィルターケース)締付不足でオイル漏れ→火災リスク
2024年1月23日外‑3831発電機(SGM)エンジンが始動しない
参考:国土交通省

いずれもソフトウェア更新や部品交換で無償修理が受けられます。VIN検索で対象か確認し、該当なら早めにディーラーへ。

信頼性スコアと保証条件の国別比較

第三者調査では好評を得ています。

日本仕様の新車保証は3年間または100,000kmランドローバージャパン公式)。米国4年/5万マイルが標準です。並行輸入車は保証開始日や範囲が異なるため必ず確認しましょう。

混同しやすい?保証2本立て比較

ちなみにランドローバーの保証には大きく分けて2つあり、混同しないよう以下の表にまとめてみました。

プログラム期間・距離カバー範囲補足
新車保証(メーカー保証)3年/100,000km一般部品・電装系などほぼ全域2019MY以降の日本仕様。旧MYの一部(~2018MY)は60,000km上限だったケースあり
Premium Care(無料メンテナンス)3年/60,000km定期点検+オイル・フィルター類など主要消耗品あくまでメンテ費用サポート。保証とは別枠

新車保証=“壊れたら無償修理”の枠組み
Premium Care=“消耗品をタダで交換”するサービス

この2つを合算すると「3年間/10万kmは壊れても無料修理、かつ6万kmまでは定期整備も無料」というイメージになります。

維持費シミュレーションと残価の目安

モデル:110 D300/年間1.5万km走行、軽油180円/L、保険25等級を想定。

費用項目年額3年総額
燃料費約54万円162万円
税金・保険約37万円111万円
メンテナンス約15万円45万円
合計約106万円約318万円

※上記は目安です。燃料単価・オプション構成・住所地によって10〜20%変動します。
また3年後残価は60〜70%が一般的ですが、市場動向や外装色・装備で前後するため査定サイトと複数ディーラーで必ず比較しましょう。

ランドローバー・ディフェンダーの維持費と必要年収|最新モデルの価格と税金をもとに分析

競合SUVとの比較で見える価値

モデル車両価格年間維持費信頼性特徴
ディフェンダー855万〜1675万円約100万円平均以上最新4WD技術&個性的デザイン
ランドクルーザー300730万〜800万円約80万円非常に高い高耐久・高リセール
メルセデスGクラス1300万〜2000万円約120万円平均ブランド力&豪華内装

信頼性やリセールを重視するならランドクルーザー、ステータス性ならGクラス、「走破性とデザインの両立」で選ぶならディフェンダーが光ります。

購入前チェックリスト

  • 年間維持費100万円を無理なく負担できる。
  • Pivi Proの不具合で年1回ほど入庫しても許容できる。
  • 自宅駐車場に全幅2mのスペースがある。
  • 雪道・キャンプなど4WD性能を活かす用途がある。
  • 3年以上保有し、残価60〜70%を前提にしている。

まとめ:数字とライフスタイルで後悔を防ぐ

ディフェンダーは壊れやすいわけではないものの、電子制御が多いため小さなトラブルは起こりがちです。保証条件・維持費・リセールを把握し、自分のライフスタイルに合致するかを確かめれば、「買って失敗した」と感じるリスクは大きく減ります。

最後に、見積書・査定サイト・複数ディーラーで数字を比較し、最適なプランを選びましょう。

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