【2025年最新版】ハリアーの排気量と税金を徹底解説|自動車税・重量税・維持費が丸わかり
人気の高級SUV、ハリアーの購入を検討中の方へ──「排気量による税金の違いって?」「ハイブリッドとPHEV、どちらが本当にお得?」と迷っていませんか?
この記事では、2025年の最新制度に基づいた自動車税・重量税・燃費・維持費まで、パワートレーン別に完全比較。購入後に後悔しないためのリアルな数字と節約術を、すぐに使える早見表つきでお届けします。
この記事でわかること
- 3種類のパワートレーン最新スペックと“実用”EV航続距離
- 2025年度税制に対応した自動車税・重量税・グリーン化特例の早見表
- 年間維持費をガソリン 31.4 万円 → PHEV 22.2 万円まで下げるリアル試算
- 保険・電気料金・メンテ費をさらに抑える実践テクニック
パワートレーン別スペック(2025年4月時点)
種別 | 排気量 | 最高出力* | WLTC燃費/EV航続 | 車両重量*2 | キー特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ガソリン | 1,986 cc | 126 kW/171 PS | 15.4 km/L(2WD) | 1,530 kg | 車両価格が手頃 |
ハイブリッド | 2,487 cc | 163 kW/222 PS | 22.3 km/L(2WD) | 1,690 kg | 静粛&高燃費 |
PHEV | 2,487 cc | 225 kW/306 PS | 20.5 km/L+EV 93 km*3 | 1,950 kg | 18.1 kWh電池搭載 |
*メーカー公表値(kW/PS 併記)。
*2代表グレードの数値。グレードにより±60 kg程度の差あり。
*3カタログ値(WLTCモード)ではEV航続距離は93 kmですが、日常利用でのオーナー報告や各種試乗レビューでは、実際のEV走行距離は70 km前後が一般的とされています。冷暖房の使用や速度域によって変動しますが、それでも通勤や買い物の範囲なら“電気だけ”で完結するケースが多いです。
自動車税(種別割):排気量で決まる年額
排気量区分 | 年額(2025年度) |
---|---|
1.5 L超〜2.0 L以下 | 36,000円 |
2.0 L超〜2.5 L以下 | 43,500円 |
- ガソリン車:36,000円
- ハイブリッド/PHEV:43,500円
グリーン化特例(翌年度のみ)
- ハイブリッド:25 %軽減 → 32,600円
- PHEV:75 %軽減 → 11,000円(端数処理で1,000円単位)
旧車(初度登録13年超)は上表税額の15%重課。
詳細な税率推移は国交省資料や都道府県税ページで必ず最新確認を。
重量税:車両重量とエコカー減税でこう変わる
モデル | 車両重量 | 区分 | 新車登録時(3年) | 継続車検(2年) | 減税率 |
---|---|---|---|---|---|
ガソリン | 1.53 t | 1.5〜2.0 t | 49,200円 | 32,800円 | なし |
ハイブリッド | 1.69 t | 1.5〜2.0 t | 12,300円 | 8,200円 | 75 %減 |
PHEV | 1.95 t | 1.5〜2.0 t | 0円 | 15,000円* | 100 %免税→50 % |
*PHEVは初回免税後、次回車検から50 %軽減が目安。
エコカー減税の対象車・減税率は毎年度更新されます。購入前に必ず最新の国交省・メーカーサイトで再確認を。
年間維持費シミュレーション(走行 10,000 km/年)
項目 | ガソリン | ハイブリッド | PHEV |
---|---|---|---|
自動車税 | 36,000円 | 43,500円 | 43,500円 |
重量税(年割) | 16,400円 | 4,100円 | 0円* |
燃料費*2 | 121,000円 | 101,000円 | 48,000円 |
任意保険 | 150,000円 | 150,000円 | 150,000円 |
合計 | 323,400円 | 298,600円 | 241,500円 |
*初回車検まで。
*2ガソリン 182 円/L(2025年4月時点、資源エネルギー庁「石油製品価格調査」全国平均)を使用。
維持コストをさらに下げる実践術

テーマ | 具体策 |
---|---|
自動車保険 | 「価格.com自動車保険」など一括見積もりサイトで毎年更新。限定特約で▲2〜5万円 |
燃料・電費 | – 急加速・急減速を避けるエコドライブ- PHEVは深夜電力プラン(@15円/kWh前後)活用 |
メンテナンス | オイル交換・ワイパーゴムなど軽整備は認証工場で▲30 %タイヤはネット購入+持込交換で▲1〜2万円 |
税制優遇 | 取得前にエコカー減税・グリーン化特例の適用可否を販売店で必ず確認 |
RAV4 とどう違う?(2025年モデル比較)
比較ポイント | ハリアー | RAV4 |
---|---|---|
キャラクター | ラグジュアリー&静粛 | アウトドア&機能性 |
WLTC燃費(HV 4WD) | 21.6 km/L | 22.3 km/L |
価格帯 | 300〜620 万円 | 270〜515 万円 |
3年後残価率 | 約70 %(※ガリバー相場) | 約65 % |
同じTNGA‑Kプラットフォームでも乗り味と装備が大きく異なります。購入前に必ず試乗し、価格・残価は中古車相場サイト(ガリバー/ナビクル等)で最新数値をチェックしましょう。
※TNGAとは:Toyota New Global Architecture(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の略で、トヨタが走り・燃費・安全性・デザイン性を高次元で両立するために設計した「共通車両構造」です。
※TNGA-Kの「K」とは:TNGAには複数の種類があり、「K」はミドル〜ラージサイズの乗用車/SUV用のプラットフォームです。
グレード選びで迷ったら?スペック比較資料も活用しよう
排気量や税金だけでなく、装備や価格の違いも含めてハリアーを検討したい方には、グレード別の比較資料が非常に役立ちます。
「各グレードの主要スペック一覧」「人気のオプション装備」「グレード別の燃費性能」などが、一目でわかる無料資料としてまとめられています。
詳細はこちら → ハリアー グレード別比較資料(トヨタ公式サイト)
※PDFファイル
どのモデルが自分のライフスタイルに合っているのか、迷ったときの判断材料としてぜひご活用ください。
車選びは大きな買い物。納得のいく選択には、正確で網羅的な情報収集が欠かせません。
まとめ:排気量・税制・燃費を味方に“賢く”ハリアーを選ぶ
- コスパ最優先:2.0 Lガソリン
- 静粛&トータル維持費:2.5 Lハイブリッド
- 日常EV+遠出もOK:2.5 L PHEV
排気量が大きくても、税制優遇と燃費性能を組み合わせればハイブリッド/PHEVの方が安くつくケースは珍しくありません。最新制度と実走データを踏まえ、あなたのライフスタイルにぴったりのハリアーを選んでください。
最新税制・減税情報リンク
- 国土交通省 自動車重量税:https://www.mlit.go.jp/jidosha/
- 環境省:https://www.env.go.jp/
これで“夢のSUVライフ”がぐっと現実的になります。安全で快適なハリアーライフを!
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