記事内に広告が含まれる場合があります。

ロール式ベビーゲートのメリット・デメリットや選び方のポイント

ロール式ベビーゲートのメリット・デメリットや選び方のポイント

ロール式ベビーゲートは、使わないときに布やメッシュ部分を巻き取ってコンパクトに収納できるのが特徴です。この記事では、ロール式ベビーゲートのメリットやデメリット、選び方のポイントをわかりやすくまとめました。お子さまの安全対策と、おうちの快適さを両立するための参考にぜひご覧ください。

ロール式ベビーゲートとは?

ロール式ベビーゲート(リトラクタブルゲートとも呼ばれます)は、布やメッシュ素材の部分が“巻き取り式”になっているベビーゲートのことです。通常のベビーゲートは、柵の形状が固定されているものが多いですが、ロール式は使用しない時に巻き取ることで柵がコンパクトに収納されるのが特徴です。扉のように開け閉めするタイプに比べ、室内がすっきり見えやすく、場所を取らない利点があります。

ロール式ベビーゲート(Amazon)

ロール式ベビーゲートのメリット

  1. 省スペースで見た目がすっきり
    従来の固定タイプのゲートだと、扉や柵が常にあるため圧迫感を感じることがあります。一方、ロール式なら使わないときは布部分を巻き取り、ほぼ目立たない状態にできるため、室内が広く見えます。狭い玄関や廊下などにも取り付けやすいのが魅力です。
  2. 通りやすくつまずきにくい
    扉型のベビーゲートは、設置方法によってはゲートの枠が床面に残り、足を引っかけやすい場合があります。ロール式は、ゲートを開けた状態では布の部分がなくなるため、段差や枠がほとんど気になりません。荷物を運ぶときや子どもを抱っこしているときにも通りやすいです。
  3. 設置が比較的簡単
    多くのロール式ベビーゲートは、専用の金具をネジや両面テープで固定して使います。固定式のゲートに比べ、部品点数が少なめで取り付け手順がシンプルなものが多いです。設置可能幅の範囲も広い商品があるので、さまざまな場所に対応できます。
  4. 応用範囲が広い
    廊下や階段前、キッチンの入り口など、子どもを行かせたくない場所に柔軟に取り付けられます。また、ペットの進入防止にも利用可能です。

ロール式ベビーゲートのデメリット・注意点

  1. 耐久性や安定感は要チェック
    メッシュ部分を巻き取り式にしている分、一般的な柵タイプよりもやわらかい素材を使っている場合が多く、子どもが体重をかけたり押したりすると、ゲートがたわむことがあります。強度が低い商品だと突き破ってしまう恐れもあるので、「子どもがよりかかる可能性がある場所」に設置する際は、十分に耐久性を確認してください。
  2. 取り付け面がフラットな場所が必要
    ロール式ベビーゲートを取り付ける金具は、柱や壁などある程度フラットな面に固定する必要があります。壁紙の種類や壁の強度によっては、ネジが効きにくかったり、接着式の金具がはがれやすかったりすることもあるため、設置場所の素材に注意しましょう。
  3. 開閉の手間と安全性
    ロール部分を引き出してフックなどにひっかけるタイプが多いため、通常の開き戸タイプよりも開閉に若干手間がかかる場合があります。また、きちんとロックがかかっていないと、子どもが布部分を押しやすくなるので、閉める際はロックを最後までしっかり確認することが大切です。

ロール式ベビーゲートを選ぶときのポイント

  1. 設置幅の対応範囲
    製品ごとに対応できる幅が異なります。階段や廊下、ドア枠など取り付けたい場所の幅を測り、商品説明に書かれている「取り付け可能幅」を必ず確認しましょう。
  2. 素材とメッシュの品質
    メッシュが硬くしっかりしているか、防炎・防汚加工が施されているかなど、素材の品質は重要です。また、破れにくい丈夫な生地を使用しているかどうかも確認しましょう。
  3. 固定方法(ネジ・粘着・突っ張りなど)
    ロール式の場合、基本的にネジ固定式が多いですが、中には強力な両面テープで固定できるものもあります。壁や柱にネジを打てるかどうか、借家の場合には穴あけが禁止されていないかなど、住環境を考慮して選ぶ必要があります。
  4. ロック機能の操作性
    片手で操作できるか、子どもが簡単に開けられない構造になっているかといったロック機能の操作性は重要です。複数のロック機能を備え、しっかり固定できるかチェックしてみてください。
  5. 設置時の段差や床の形状
    ロール式は、床の段差が少ない場所の方が設置・使用がスムーズです。もし床の高さが異なる場所や、幅木(床と壁の継ぎ目にある板)が大きい場合は、対応しているかどうか商品情報をよく確認しましょう。

ロール式ベビーゲート(Amazon)

実際の設置例・使い方のコツ

  • 廊下や階段下に設置する
    子どもの行動範囲を制限するために、廊下や階段の手前に取り付けるケースが多いです。特に階段は落下のリスクが高いため、ゲートの耐久性をしっかり確認した上で設置しましょう。
  • キッチン入口に設置する
    包丁やコンロなど危険な器具が多いキッチンには、ゲートを設置して子どもの侵入を防ぐのが効果的です。頻繁に開け閉めする可能性が高いため、操作性の良いロック機能を備えたゲートを選ぶと便利です。
  • ペットとの仕切りにも活用
    赤ちゃんだけでなく、ペットの侵入制限にも役立ちます。ペットによっては勢いよくゲートを押しやすいので、強度の高い製品を選択することをおすすめします。

メンテナンスや安全確保のポイント

  1. 定期的に締め付け具合を確認
    設置後しばらくはネジや粘着部分がゆるみやすいことがあります。とくに子どもが寄りかかったり、ゲートを触ったりすることで揺れが生じ、金具が少しずつ動くことも。定期的に固定具のぐらつきをチェックし、必要に応じて増し締めや再固定を行いましょう。
  2. メッシュ部分や本体の掃除
    食べ物のカスや埃などが付着したまま放置しておくと、カビの原因になることもあります。柔らかい布や掃除機でメッシュ部分をこまめにお手入れすることで、衛生的に保つことができます。
  3. ロール部分の動作チェック
    巻き取りがスムーズに行われない場合、部品にほこりやゴミが詰まっている可能性があります。無理に引っ張ると故障の原因になるため、気になるときは説明書に従ってお手入れしましょう。
  4. 子どもの成長に合わせて見直し
    赤ちゃんの頃は十分に効果的だったゲートでも、子どもが成長し身長や体重が増すと簡単に乗り越えたり、突破できてしまう場合があります。年齢や体格の変化によっても安全性を見直すのが大切です。

ロール式ベビーゲート(Amazon)

まとめ

ロール式ベビーゲートは、使わないときに巻き取っておけるため、部屋を広く使いたい方や、開口部をすっきりさせたい方にとって便利な選択肢です。一方で、素材がやわらかい分、子どもが力をかけるとたわみやすかったり、設置場所によっては固定が難しい場合もあります。取り付けたい場所の幅や壁の状況、子どもの成長や力の強さなどを考慮して、最適な製品を選びましょう。

大切なのは、「子どもが安全に過ごせる環境づくり」です。ロール式ベビーゲートも含め、さまざまなタイプのゲートを比較検討し、住まいに合った方法で安全対策を行ってください。

ベビーゲートはいつから必要?何歳まで使う?種類や特徴・選び方のポイントとは

コメント

タイトルとURLをコピーしました