室内飼育におすすめの小動物ペット5選!初心者でも飼いやすい種類は?
ペットを飼いたいけど、家が狭くて犬や猫は難しい…。でも小動物なら室内飼育でも十分飼うことができます。今回は、室内飼育に適している小動物ペットを5種類ピックアップしてご紹介します。それぞれの特徴や飼育のポイントを詳しく解説するので、自分に合ったペット選びの参考にしてみてください。
室内飼育向きの小動物ペット 1:ハムスター
ハムスターは、小型で可愛らしい見た目から、小動物ペットの代表格と言えるでしょう。ケージさえあれば飼育できるため、室内飼育に最適です。ハムスターは夜行性なので、昼間は寝ていることが多いですが、夜になると活発に動き回る姿を見ることができます。
ハムスターを飼育する際は、以下の点に気をつけましょう。
- ケージは広めのものを用意する(体長の6倍以上)
- 休息できる場所(巣箱など)を用意する
- 回し車などの運動器具を与える
- エサは主にミックスナッツや野菜を与える
- 水は毎日新しいものに交換する
ハムスターは臆病な性格なので、最初のうちは警戒心が強いかもしれません。ゆっくり慣れさせるようにしましょう。
室内飼育向きの小動物ペット 2:モルモット
モルモットは、「テンジクネズミ」とも呼ばれ、南米原産のネズミの仲間です。ずんぐりとした体型と人懐っこい性格が特徴で、ハムスターと並んで人気の小動物ペットの1つです。モルモットは昼行性なので、昼間に活発に動き回る姿を楽しむことができます。
モルモットの飼育ポイントは以下の通りです。
- 広めのケージを用意する(体長の4倍以上)
- 牧草は毎日十分に与える(エサの8割)
- ビタミンCを含むペレットを主食として与える
- 野菜や果物はおやつ程度に
- 運動のため、定期的に部屋に出してあげる
モルモットは人との触れ合いを好む性格なので、毎日撫でてコミュニケーションを取るのがおすすめです。
室内飼育向きの小動物ペット 3:うさぎ
うさぎといえば、イースターバニーを連想する人も多いのではないでしょうか。ふわふわの毛並みと愛らしい姿に癒される飼い主さんも多い、人気の小動物ペットです。うさぎはある程度のスペースさえ確保できれば、室内で十分飼育可能です。
うさぎを室内飼育する際は、以下の点に注意しましょう。
- 広いケージまたは専用ルームを用意する
- 床材(ウッドシェービングなど)を敷く
- 牧草とペレットを主食とし、野菜を補助的に与える
- トイレを覚えさせるトレーニングをする
- かじり木やおもちゃを用意する
うさぎは繊細な動物なので、ストレスを与えないよう、騒音や温度変化に注意しましょう。
室内飼育向きの小動物ペット 4:ハリネズミ
意外に思うかもしれませんが、ハリネズミも室内飼育に適したペットなんです。針のような毛に覆われた姿はインパクト大ですが、実は人に慣れるととても人懐っこい性格をしています。ハリネズミは夜行性で、昼間はほとんど寝ています。
ハリネズミの飼育で押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- 脱走不可能なケージ(隙間から逃げ出さないよう)を用意する
- 床材にはペーパーベッドなどを敷く
- 餌としてキャットフードを代用できる場合がある
- 生きた虫などを与えて狩りの機会を作る
- 水浴び用の浅めの皿を用意する
ハリネズミは寒さに弱いので、ケージ内の温度管理には気をつけましょう。
室内飼育向きの小動物ペット 5:フェレット
イタチ科の小動物で、細長い体としなやかな動きが特徴的なのがフェレットです。好奇心旺盛で人懐っこい性格をしており、飼い主さんと遊ぶことが大好きなペットです。フェレットは広いスペースを必要とするため、飼育には少し覚悟が必要ですが、十分なスペースを用意できれば室内飼育でも問題ありません。
フェレットの飼育のコツをまとめると、以下のようになります。
- 多段式のケージを用意する(高さのあるもの)
- ハンモックやトンネルなどを設置する
- フェレット用のキャットフードを主食とする
- おもちゃで一緒に遊んであげる
- 定期的に部屋に放して運動させる
フェレットのトイレトレーニングは難しいと言われていますが、根気強くしつけることである程度可能です。
まとめ
小型犬や猫よりも手軽に飼育ができる小動物ペットについて、室内飼育におすすめの5種類を紹介しました。ハムスター、モルモット、うさぎ、ハリネズミ、フェレットのそれぞれに個性があり、飼育時の注意点も少しずつ異なります。
ペット選びの際は、自分のライフスタイルや性格に合った動物を選ぶことが大切です。そして、ペットが健康で幸せに暮らせるよう、飼育環境を整え、エサや健康管理にも気をつけましょう。ペットとの楽しい生活を送れますように!
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